トゥールーズからフランクフルト by ルフトハンザ航空

ロンドン・フランス・スペイン・バスクドライブ with 子連れ vol.28

2018.08.17

6:10 まずはみーこが起床。身支度とパッキングのチェックをしてみんなを起こす。

7:00 チェックアウト。空港に向かう。予定では空港まで30分程だったけど、朝の渋滞前だったのでスムーズに空港近くに。20分程で空港まで来てしまった。レンタカーはガソリン満タン返しが約束だけど、空港周辺にGS見つからず…目立つ空港近くにGSを設置すべし!

7:30 AVIS出返却手続き。が…タイヤとホイールにキズが!!!確かに覚えがある。ダーリンがスマホで歌を設定しながら運転していたら縁石にぶっつけていた。あの時だ…車の横幅があるからだって言うけど、いやいや歌に夢中になっている方がいけないんだよ~。上司と相談して請求がくるらしい。担当のお姉ちゃんはスマホで写真を撮っていた。レンタカー返却時のいつもの走行距離チェックやボディの傷チェックなどもすべてスマホで管理。年々進歩していくIT技術。

8:00 飛行機のチェックインも済ませてラストのフランスショッピング。昨日見つけたすみれグッズが置いてある。トゥールーズの街で見たよりも2割以上も高いかも。よかった、昨日あのお店に出会えて。

9:30 乗り継ぎのフランクフルトに向けて出発。朝早かったのでちょっとひと眠り。

11:40 フランクフルト着。最終にやり残しているのはタックスリターンの手続き。EU最終出国時に手続きをする。まずはレシートにスタンプをもらわなくてはならない。人気のないフロアの角にある部屋。呼び鈴を鳴らしてから重い扉を開けてスタンプをもらう。何だか不法入国(したことないけど)か何かで入室する感じ。もっとオープンでもいいのに。ただスタンプを押してもらうの簡単で、レシートを見せればあっと言う間に押してくれた。

次に出国審査後にこれらのスタンプを押したレシートをタックスリッタクスのカウンターに持って行き換金もしくはクレジットカードに返金してもらう手続き。出国検査ゲート後すぐ目の前にあるカウンターがそうだ。レシートの枚数が多い事とイギリスのレシートも混ざっているので時間が掛かるらしい。30分以上はかかるそうだ。でもタックス分は還付したいので30分でも待つ。今回はまだイギリスがEU加盟だったからフランスやスペインなど周遊の旅の分も手続き出来るけど、来年には脱退するからどうなるんだろう?旅行客には便利だったけど。

30分経って計算が終わったようだ。…が結果はレシートの半分しか戻ってこなかった。と言うのもEUのタックスリターンには2つ(今回の旅行では2つ)の機関があって、このカウンターではそのうちの1つだけを扱っていた。もう1つのタックスリターンを得るには日本から郵送するしかない。それとイギリスでは少額の購入レシートでさえタックスリターンの申請シートをくれたけど、実際還付を受けようとすると少額過ぎて対象外とはじかれてしまった。せっかくの空港の30分を費やしてこの結果では悲しい…日本に戻ってからの宿題だ。

何もともあれ、大きなトラブルもなく日本に戻れるのでよかった、よかった。帰ったらまたサウナような暑さが待っている。

【 完 】

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フランスドライブ Toulouse トゥールーズ

ロンドン・フランス・スペイン・バスクドライブ with 子連れ vol.27

2018.08.16

St. jean peid de port     Toulouse   300km  (3:10)

13:45 カリフ―ルでの買い物を終えてトゥールーズまで3時間ほどのドライブ。大西洋岸から地中海側に向かっての内陸ドライブ。穏やかな丘陵帯が続き、そこに点々とベージュの牛。羊はいない。子ども達も後部座席でいつの間にか寝入っていた。

17:00 トゥールーズ市内にやって来た。ホテルまではあとほんの少し。そのほんの手前の曲がり角、細いナビ通りに曲がったらトラックが路駐中。我らの前に2台いる。どんなにクラクションを鳴らしても運転手は出てこない。建物の中にいるようだ。しばらく様子を見てもトラックの運転手が現れる気配がない。幸い後ろから車が来ていないので、バックして大通りまで引き返した。あんな細い道で路駐、さらに留守されても…

ナビは近道を選択してきたけど、目的のホテルまで大回りしてもそう時間はかからなかった。あとは駐車場がどこかって言う事。みーこが1人車を降りてホテルのフロントへ。駐車場はホテル横の地下の公共駐車場にパーキング。とりあえずホテル前の道に荷物を降ろしてダーリンは駐車場へ、みーこはチェックイン。ロビーにセルフサービスのエスプレッソマシンがあるので、勝手に一息。

18:00 ダーリンが戻ってきたら部屋に荷物を置いたら街にくくり出よう。パリ以来の大きな町。最後のショッピング兼ねてトゥールーズの中心地へ。メリーゴーランドがある。ここは子どもたちに我慢してもらう。ショッピングのリミットは残り1時間を切っている。7時に閉店が多いその1つにラファイエット。ちょっと覗いてみよう。一番上まで行ったけど、やはりデパート。期待していた物は見つからずに外に出る。ラファイエットを出たらそろそろ7時に近い。ラファイエットを出てすぐに目に留まったのは靴屋。ゆっくり品定めをしたけど気に入った物がなくそろそろ閉店なのか店員さんが窓のスクリーンを降ろし始めた。結局気に入った物がなく外に出ると周りのお店も閉店の準備。シャッターが降りてくる店もある。閉店になってしまった店のショーウィンドを眺めながら、しっかり下調べしておけばよかったと後悔。

まだ営業中の店はお土産屋さん。ひと際目立って人が多いのは、南仏色が漂っているすみれのお店。紫色一色のお店。中に入るとすみれの花やすみれ色の雑貨でいっぱい。どれもかわいい。すみれ色のブリキ缶にすみれの造花が活けてある小さなマグネットがかわいい。みーこ、ナッツ、ベリーに1つずつ。そして男の子のドングリはすみれ色のうさぎのぬいぐるみがほしいって。ぬいぐるみってあってもすぐに飽きてしまい、その後の行方に困るので小さなぬいぐるみのキーホルダーに変更するように説得成功!

店を出るともう7:30をとっくに過ぎている。ホテルに戻ってシャワーを浴びてから夕飯と思っていたけど、そう時間もない。このまま街を歩きながらレストラン探し。レストラン探しの最中、遊園地にあるアトラクションが街のところどころにある。もちろん子ども達は乗りたがるけど、ここで乗らなくても~って感じでズルズルとスルーする。最後の晩餐は何にしよう。みーこはこの阿国地元料理がいいんだけど、そろそろフレンチにも飽きてきたダーリンとナッツ。イタリアンがいい!と言い出す。ベリーは肉さえあればいい。ドングリは何でもいい。と言う事でフレンチもイタリアンも肉もあるお店を探す。

20:00 テラス席の雰囲気のいいイタリアン&フレンチのお店を発見!テラスのテーブルもそう混んでいないので問題なくここに決定。鴨料理は昨夜と同じ。付け合わせはパスタ。カプレーゼにルッコラとパルメジャーノサラダ。これらは文句なく美味しい。子ども達も普段はそのまま食べないモッツァレラチーズも食べれた!

問題は野菜のカルパッチョ!ズッキーニ、パセリ、トマト。ただズッキーニはピーラーで薄くしただけ。その上に半切りしたミニトマトとちぎったパセリ。皿に盛り付けただけで€10。日本円にして¥1300!特に何の演出もないこの野菜のカルパッチョは高い!!夏に貰って冷蔵庫に入りきらないキュウリ達で作って同じようになりそうだ。

ナッツがチョイスしたパルメジャーノサラダ、トマト&モッツァレラチーズのペンネは大当たり。あっという間にたい平らげた。

ベリーのステーキの付け合わせのソースがカレー風味のスパイシーソース。ソースは付けずに塩コショウで食べたほうが美味しい。鴨のソテーのソースはゴルゴンゾーラソース。付け合わせのパスタは茹で過ぎていて…デザートに注文したパンナコッタはなんだか別の風味がする。昨夜のティラミスもレモン味だった。やっぱりイタリアン料理はイタリアで食べるべし。

最後の旅の夜。トゥールーズの明かりの中、ホテルに戻る。明日のこの時間は日本。部屋に戻ったらシャワーを浴びてから寝よう。明日は早いぞ。

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【  vol.28へつづく 】

St. jean-peid de port サン・ジャン・ピエ・ド・ポール とカリフ―ル

ロンドン・フランス・スペイン・バスクドライブ with 子連れ vol.26

2018.08.16

7:00 みーこ1人が一足先に起床。ダーリンも子ども達もまだ夢の中。このロンドン・フランス・スペイン・バスクドライブも残すも今日と明日。でも明日の朝イチで空港に向かわなくてはならない。なので実施今日だけ。今日まで買い込んだショッピングのパッキングが残っている。駐車場もホテル前の広々としたスペースなので今のうちに済ませておこう。

8:30 部屋に戻るとみんな起きていた。ナッツとベリーに昨夜のおばあちゃんにプレゼントする折り鶴や花を折らせる。身支度を整えて朝食に行こう。朝食は昨夜と同じダイニング。テーブルも昨夜と同じ位置。テーブルにはすでにパンが置かれていた。ドリンク類はセルフ。チョコ入りクロワッサンとミニバゲット。たっぷりバターを塗ってのバゲットが美味しい。それにホットチョコレート。普段は飲まないホットチョコレート=ココアだけど、濃厚でおいしいので今日はホットチョコレートをチョイス。VCにはキウイフルーツ。

昨夜のおばあちゃんも降りてきてテーブルに着いた。「ボンジュー!」って挨拶してナッツとベリーが折った折り紙を手渡す。おばあちゃん嬉しくてほほにキッスをしてくれた。おばあちゃん、元気でね。

10:00 チェックアウト。貸切があったので、残念ながらプールで遊べなかったけど、その分部屋でくつろげた。でもテラスでディナーは食べたかったなぁ~

St. martin d’arrossa    St. jean peid  de port    13km (0:15)

サン・ジャン・ピエ・ド・ポールまではホント、すぐ近く。15分程で到着。村近くまで来ると車が多い。まだ10時過ぎだけど、バケーション時期の観光は早くから始まっている。

村入り口にある広い無料の公共駐車場に止めて散策開始。駐車場入り口には背高い石の壁。これも昔の名残かな

土産物屋で賑やかな通りを通りながらメインの川の方へ行く。太いストライプ柄の生地を使ったランチョウマットやテーブルクロス、ラグなどがよく目立つ。ビビットカラーが多い。それと唐辛子をモチーフにした雑貨も多い。近くにエスペレットと言う唐辛子で有名な村がある。エスペレットにも行ってみたかったけど、時間の都合で今回の旅行のプランから削除された村。次回行ってみたい。

それにしても賑わっている。喉が渇いた~と言う子ども達。お土産屋さんは多いけどカフェはほとんどない。お店を覗きながら橋の方へ。

ここがメインのフォトスポットだ。アルザス地方のコルマールのような雰囲気。木組みの家に運河って感じ。花もきれいに咲き誇っている。それに橋の先にある塔のようなアーチで景色が引き締まる。

この橋のアーチをくぐるとひと際目立つスパイス屋さん。店の前までスパイスの香りが漂っている。種類もいっぱいあり過ぎて使いこなせない。塩の種類も多い。ひとまず、このメイン通りの先まで坂道を登ってみよう。

両脇にあるのは同じようなストライプ柄を暑かったリネンのお店や雑貨屋さんが多い。坂の中盤からはお店が減ってレストランた宿もちらほら。でもレストランは開店前。

坂を上り終える事に見えるのがシタデルの城壁。さらに急な坂。暑いし、足も疲れてきたのでみーことベリーは途中で辞退。ダーリンとナッツとドングリがひょこひょこと上まで登って行った。そう距離はないけど、坂の斜面とつるつるの石畳に躊躇う。

ダーリンと子ども達が頂上を制覇したところで、来た道を戻る。坂を下り終わってスパイス屋さんまで来た。スパイス屋さん脇の小さな広場でシャボン玉芸をしている。こども達がシャボンに惹きつけられている間にスパイス屋さんを覗いてみる。これだけのスパイスを使う料理はしないけど、スパイス入りの岩塩は使える!ヒマラヤの塩などあるけど、チョイスしたのはシーフード料理に向いているハーブ入りの岩塩と数種類の胡椒入りの岩塩。それぞれ1カップ購入。レジの前はドライフルーツがいろいろある。小腹がすいたので、パイナップルを買って行こう。

外に出るとまだシャボン玉に夢中。お金を払うと大きなシャボン玉に入れる。それを楽しんでいた子ども達。喉が渇いているので、通りにあったBarで一休み。Barと言ってもビルとビルの間の空き地にある青空席。勝手に休んでいてもわからなそうな雰囲気。隣の席で食べているホワイトアスパラが気になる。このホワイトアスパラとビール、水を注文。料理名がわからないので、店員さんに指さしてホワイトアスパラとビール、水を注文。作り置きなのですぐに出てきた。なんの飾り気もないシンプルな1品。一口食べてみるとやみつきになる酸味と塩気の味。以外にも子ども達にも好評!10本くらいは乗っていたかな。1本1本が大きく食べ答えあるホワイトアスパラを豪快に食べれるなんて幸せ。ホワイトアスパラだけではなんだか物足りないのではす向かいの商店でポテトチップスを買ってくる。正午を過ぎている。アスパラとポテトチップスが今日のランチ???

ここサン・ジャン・ピエ・ド・ポールからトゥールーズまでは約3時間。そろそろ出発しないと。そしてドライブの伴とお土産を買いにカリフ―ルへ。

13:00 以外と大きいカリフ―ル。ドライブの伴のサラダと再びポテトチップス、お土産用のクッキーやビール、チョコは溶けてしまいそうなので、自分用の板チョコだけ。他にも日用品が揃っているのでついつい見入ってしまった。ようようレジを終えて車に乗ろうとした時、水を買い忘れていることに気付く。再度店内へ。が…冷えた水がどこにあるのか…広いカリフ―ル内を歩き回る。パック入りのダース売りは見つかる物の冷たい冷蔵庫にある水が見つからない。入り口から一番遠い酒売り場まで足を運ぶも見つからない。冷蔵庫があるエリアはーーーーーと辿り着いたのは入り口近くにあったヨーグルトやミルクがある冷蔵庫エリアだった…随分探し回ったのに…2本買って€1ほど。この為に予想以上に時間を費やしてしまった…

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【 vol.27へつづく 】

スペイン・フランス国境超え フランスバスク地方の街St. martin d’arrossa

ロンドン・フランス・スペイン・バスクドライブwith 子連れ vol.25

2018.08.15

15:00 スペイン北部のリゾートビーチの街サンタンデールの小さなスーパーで買い出しを終えて、フランスに向けて出発。

Santander   ~   St.martin d’arrossa  300km ( 3:30 )

15:30 どうしてもパンが食べたくて高速を降りる。とっても何も見どころがなさそうな小さな小さな街。ポテトチップスも食べ尽くしてしまったので、ガソリンスタンドの併設ショップでポテトチップスを購入。そしてその横にあったBarに立ち寄る。ランチ時のタパスをテイクアウトしたくて、目の前にあるタパスを指さして「テイクアウトしたいんだけど」と英語で話してみるが、スペイン語でないので通じない。お財布を出してお金を払おうとすると、お金はいらないから持って行きなとおじさん。なんて粋なおじさん(^^♪ありがとーーー

もらったタパスは時間が経って乾燥したバゲットにツナとゆで卵が乗ったシンプルなオープンサンド。みーこにしてみたら、ポテトチップスを食べるより遥かに美味しいオープンサンドのタパス。

再びハイウェイに乗るが、再度ハイウェイを下りてみる。今度は海岸沿いの町のLaredo。そう小さくはない。でも静かに静まり返っている。数階建ての建物も幾つも並んでいるけど、お店はクローズ。歩く人もほとんどいない。開いているのは飲食店くらい。本当にバカンスシーズは店が閉まっている。何にもないと判断したところで、ハイウェイの方向へ。

すると人通りが多くなっていきた。どうやらこの町のメインエリアだろうか。大勢歩いている。それでも開店しているのは飲食店くらいで、ほかのショップは閉まっている。

再度ハイウェイに。大西洋の海は透き通ったブルー。やはり日本の海の色とは違う。

2日ぶりにフランスに戻ってきた。スペインの高速道路は時速100㎞がマックスのようで場所によっては時速80㎞だから日本とそんなに変わらない。一方フランスの高速道路の最高時速は130kmだから、海外でドライブしている気になれる。ドイツなら増しての事。フランスに入ったので時速130㎞にスピードアップ。

18:15 一般道に入ってから結構走っていた。バスク地方の町でどうしても行きたかった町St. jean-peid de portに近い町。予約時にあれこれ迷っていたら一足先に予約が廃位ってしまい、St.jean-peid de portに近いから。スペイン国境には気になる小さな村が多い。その中でもフランスで最も美しい村になっているので、これは気になる!

そのSt.jean-peid de portに宿がとれなかったので、車で15分の距離にあるSt. martin d’arrossaにあるホテル。決め手は料理が美味しそうなので。ただ生憎、今日に限ってガーデンテラスを貸切客がいるので庭のプールもガーデンテラスでの食事もできな事に…ディナーはレストラン内になってしまった。

2部屋を予約したけど、ツインの部屋のベッドが広いので結局1部屋で寝る事に。ディナーは8時に予約。それまで部屋でゆっくり。シャワーを浴びる。

20:00 レストランは大きなダイニング。でもゆったりテーブルが置かれているので、そう周りは気にならない。始めに野菜スープ。5人で取り分けるように大きなボウルのまま出てきた。子ども達の口に合って、大盛ボウルのスープはあっと言う間に空っぽ。続いてメインのサラダ、ほろほろ鳥のグリルにコンフィ、ビーフステーキ。コンフィとグリル、どちらかが美味しくて、どちらかは臭みが強かった。

肉好きのベリーにはビーフ。ちっこい体でかなり食べていた。それにしてもいつも付け合わせはポテト。ポテトだけでお腹いっぱいになる。栄養面では余りよくないかも。この旅行中子ども達は満足も満足なほどにフライドポテトを食べている。

デザートにティラミスをチョイス。が、思っていたティラミスではなく、ティラミスのように層にしたレモンのババロア。予想が外れたナッツはがっかり…クリームブリュレは期待通りに濃厚でおいしい。

隣のテーブルに1人でいたおばあちゃん。1人でワイン飲んでコース料理を楽しんでいた。時折、我らを見ながら微笑んでいたので、話かけてみた。フランス語分からないけど、会話になっていたような(^^♪

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【 vol.26へつづく 】

スペイン北部  Santanderで海水浴

ロンドン・フランス・スペイン・バスクドライブ with 子連れ vol.24

2018.08.15

8:00  夕べの遅いディナーから目が覚める。木製の分厚い雨戸を閉めていると部屋の中は日が昇った後でも暗い。暗いので良く寝た!

8:30 昨夜もいっぱい食べたけど、楽しみにしていたパラドールの朝食に舌も胃袋も朝から弾んでいる。チーズにハム、チョリソー、ベーコンに玉子料理、フルーツ、シリアルも種類が豊富。

フレッシュオレンジジュースは言うまでもなし!パンも種類が多くて、どれを選ぶか迷ってしまう。ジャムもいろいろ。カプチーノを注文したら、シナモンが超ストロング!チョリソーもチーズも日本で食べる物よりも濃い味。味も濃いけど脂質も多い。それにオムレツだって負けてはいない。ほうれん草入りやポテト入り、どちらもお腹に溜まる。それに迷ってしまうパン達にジャム。朝からカロリーオーバーでスタートだ!

天気のいいテラス席で頂く。誰がパラソルの陰に座るかでもめ合う(*_*;

10:15 胃袋もフォアグラになってしまった朝食。底なし胃袋ならもっと食べておきたい。今日はこれから海水浴だ。Santillana del marから30分程のところにあるリゾート地に移動して海水浴。そしてその後は3時間半ほどかけてフランスに戻る。名残惜しくもパラドールにさよなら。スペインの宿の楽しみはパラドールだけど、パラドールある町も多くはない。Santallina del marやトレド、ロンダの様な古都にある。またいつか来れるといいなパラドール。

11:00 Santander の街はSantallina del marとは打って変わって現代の街。リゾートマンションと思われるコンドミニアムが多く立ち並ぶ。丘陵がやや激しい。坂道に豪邸がずらりと立ち並んでいる。お家拝見しているだけも楽しい。

が、公共駐車場は満車で止めれない。海岸沿いもぎっしりと車が止まっている。隙間なんてない!メイン通りから住宅街の道に入って探す。坂道の住宅街の路肩にもぎっしり路駐の車で埋まっている。もちろん家の入り口前には止められないので、駐車できるスペースも決まって来る。ビーチから余り離れていない方がいい。同じような道をグルグルしてようやく駐車スペースを確保!パラドールから水着に着替えてきているのでこのままビーチに直行だ!

ビーチまで800m離れていたので10分程でビーチの上に到着。ビーチ前の駐車場は本当に満車。階段を下りてビーチへ。日を遮らないと日焼けして肌を痛めてしまいそうだ。パラソル1つとビーチチェアを借りて海水浴の準備完了。まずは海で泳ぎたくてうずうずしていたナッツとベリー、ダーリンが海へ。みーことドングリはお留守番。

しばらくしても帰ってこない。みーこはビーチパラソルの下でゲーム。そしてだ3人が戻って来ると次はドングリとナッツ、ダーリンで再度GO!しかし、海水浴になれていないドングリはすぐに戻って来てしまった。「もう着替える!」と早々にドングリとベリー。真水のシャワーで体に着いた砂を流すも水が冷たくて、修行。そう言えばさっきよりも寒くなってきたかも。海に入ったらこのシャワーを浴びると思うと海に入る事が億劫になってきた。

小腹が空いたのでスナックタイムにしよう。ダーリンのビールとポテトチップス、それとドングリとベリーは昨夜食べ損ねたアイスクリーム。でもバニラアイスに何かのフレーバーが含まれていたので残念ながら食べれなかった。

みーこは足だけ入って海水チェック。足元まできれいな小魚がやって来ていた。透明度もある。水温と気温がもう少し高ければシュノーケリングをしたいところだけど、シュノーケルも持ってきていないし、なんせ寒いから足だけ海水浴で満足。寒くなって来たにも関わらず、まだ泳ぎたいと言うナッツにダーリンが付き合う事に。みーことベリーとドングリは貝殻探しに夢中。

14:00 それでも3時間はこのビーチに居た。貝殻を土産に坂道を登って車に戻る。

フランスまでのドライブの前にスーパーに寄って買い出しをしよう。小さなスーパーがあったので、この小さなスーパーで買い物。ドライブの伴のサラダやポテトチップス、お土産用のオリーブは安い!小さいスーパーだけど、20種類はあったかな~とにかくスペインの物価は安いので旅行するには嬉しい。

スイカも大振り。

この先はスペインからフランス。今回の旅行でスペインのスーパーに寄る機会はないだろう。スペインスーパーの機会が少なくて残念。

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【 vol.25へ続く 】

スペイン北部ドライブ Santillana del mar

ロンドン・フランス・スペイン・バスクドライブ with 子連れ vol.23

2018.08.14

14:00  サン・セバスティアンの八百屋さんでフルーツとサラダを買い込んだ後はそのままSantillina del marに直行!海岸沿いに走るハイウェイを走り続ける。コバルトブルーの大西洋。どの景色も感動!疲れが溜まって来ていたのでみーこと子ども達は昼寝。ダーリンが頑張って運転。

16:00 ちょうど2時間半のドライブでSantallina del marに到着。Santallina del marの目的はパラドールに泊まる事!そのパラドールは旧市街地の中心にある。石畳の道を奥に入って行くとパラドール。石畳の両脇には民芸品のお店が並んでいる。スペインの鮮やかな光景。北スペインでは観光メインの都市とあって観光客が多い。

車から降りると日差しが強い‼暑い!夕方の4時でもスペインではまだまだ昼間。荷物をまとめてパラドールに入るとひんやり。石造りは違う。パラドールだけあって英語も通じる。昨夜のような田舎のホテルでは英語が通じない事も。

チェックインを済ませて部屋へ。木製の年期物の家具が使われている。落ち着いた部屋で、ちょっと休憩してから町散策に出掛けよう。

16:30 予想していたよりも中世の風情が残っている町Santallina del  mar。革工芸が盛んなようで、店前には革製バッグが多く並んでいる。リネンの洋服屋さんもかわいい。ちょっと拝見。

 

食品では大きなカステラが特産品だ。それとハムとシードル。あれ、シードルってフランスのブルターニュじゃなかったけ???リンゴが特産なのかリンゴジャムも多く目にした。どの食品店を覗いても、大きなカステラとシードルは外せない。それにしても、どの店を取っても陳列が憎いくらいにオシャレ。

どうやら有名なのか、タイルのモチーフになっていた井戸と広場。

夕食は8:30に予約。まだまだ時間があるのでひとまずバルで1杯。タパスを頼んでみんなで突く。ムール貝のマリネとポテトサラダ。さっぱり酢の味のつまみが食べれるのが嬉しいタパス。が、この後ポテトチップスを2袋食べていたダーリンと子ども達。

ダーリンと子ども達がポテトチップスを食べている間に、タイル探し。スペインに来たかった大きな理由の一つのタイルのお店はアンダルシアに比べて少ない感じ。お土産屋さんに他のお土産と一緒に並んでいたりするけど、陶器やタイルが少ないように感じた。途中みーこ一人で見せ巡り。みーこのお店散策が止まらないので、ダーリンと子どもたちは路上芸に聞き惚れていた。路上に電子キーボードを弾くお姉さん。

20:00 一度部屋に戻ってシャワーを浴びてディナーへ。スペインの夕食タイムは遅い。早くて8時頃から。だいたい8時半~9時スタートでも全然遅くない。日本なら子ども達は寝る準備に入る頃。スペインではまだまだ子どもも元気に遊んでいる。昼寝さえしっかりさせれば、子連れの遅いディナーも楽しめる。

20:45 宿泊している隣の建物のパラドールで食事。中庭のテラス席。席に着いた時はまだ明るい。英語で書かれているけど、スペインのメニューでメニュー選びに時間が掛かる。子どもたちは個々に配られたプレイペーパーで塗り絵をしたり、迷路そするがそんなに時間がもたない。料理が運ばれて来るまでにも時間がかかる。ようやく来たサラダとチーズ。チーズの味が強いので子ども達の口に合いにくい…サラダは普通に美味しかった。

メインが来るにも時間がかかり、ブイヤベースもしっかり魚介の味が出ていている。強すぎて子ども達の口に合わない…魚のグリルやステーキは普通に食べれたけど、最後の〆のデザートがこれまた全然出てこない。

子ども達もすっかり寝てしまって…ナッツだけが起きて濃厚過ぎるバニラアイスを食べていた。ベリーとドングリの分の濃厚すぎるバニラアイスをダーリンとみーこで食べて、寝入ってしまったベリーとドングリを抱っこして隣の建物のホテルまで帰ろう。すっかりひと気もなくなり静かな古都の夜。神秘的な明かりに包まれた古都Santallina del mar.

 

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【 vol.24へつづく 】

スペイン サン・セバスティアン(ドノスティア)

ロンドン・フランス・スペイン・バスクドライブ with 子連れ vol.22

2018.08.14

8:00  2部屋に分かれたので、男対女で別れてゆっくり就寝し出来た。昨夜も雨が降ったようで、窓超しに干した洗濯物は濡れていた…残念…朝食が付いていないので部屋干しした洗濯物を畳んで荷造り。お腹が空いたと言うので、車に置いてあるお菓子を取りに行く。が!玄関のドアがオートロックになっていて中に入れなくなってしまった。外から部屋の窓に向かってナッツとベリーの名前を叫ぶ。日本語だから聞き取り易いはず。でも恥ずかしい…何とか気づいてくれて、ホテルの入り口を開けてくれた。

子ども達にはお菓子でひとまず腹ごしらえをしてもらって、サン・セバスティアンに行く準備。

9:30 洗濯物もしまい込んで、乾いていない物は車の中で乾かすしかない。

BERA  ~ San Sabastian(Donostia) 35km(0:35)

10:15 ホテルを出て30分程でサン・セバスティアン。スペイン語糞ン・セバスティアン、バスク語でドノスティアと呼ぶ。サン・セバスティアンに近づくとビルが多くなり街になってきた。スペイン北部のフランス側では1番に大きな町。高いビルが立ち並びお店が増えてきた。ただまだ10時前なので開店前。どこかで朝食を取りたい。カフェを探しながら車を走らせて、赤信号。横を見ると、とっても気になるブティックが!ショーウィンドに飾ってある服にすぐにインスピレーションを感じた。即車を降りて、みーこ1人店内へ。まだ早いので誰もいない。インスピレーション通り気に入った服が見つかる!見つかる!しかもスペインは物価が安いので一点物のデザインがお手頃価格で手に入る。ビンテージ物のイタリア製が手に入った。思いがけない買い物ができてラッキー。ダーリンと子ども達は偶然道を挟んで隣にあった公園で遊んでいた。思いがけなくショッピングもできて、子ども達も公園で遊べてツイている。

11:00 みんなが満足したところで、朝食を食べに行こう。ナビはサン・セバスティアンの中心に合わせてある。ナビ通りに行けば観光のメインエリアに着くはず。遊んでいた公園から10分程。信号に引っかかりながらだったのでそう距離はなかったはず。人はこのメインエリアに集まっていた。すでにショッピングバッグを提げて歩いている人もいる。賑やかだ。空いているパーキングエリアに駐車して街散策。

目の前にはZARA。帰りに寄ってみよう。そして次に目に入って来たのはClaire’s。入ってみよう。日本にあるアクセサリーにテイストは似ている。この店独自のプロモーション販売も日本と同じだ。「2つ買えば1つタダ!」っていうようなプロモーション。店舗面積が広いのでアイテム数も多い。日本にはないデザインもあるのが面白い。ナッツとベリーに1つずつほしい物を買ってあげて、まだ済ませていない朝食だーーーー!

朝食と言うよりもブランチ。アーケード内にあるバルで朝食。

スペインに来たらオレンジジュース。スペインのフレッシュのオレンジジュースは絶品!甘みと酸味が絶妙にマッチしていてどこで飲んでも失敗がない。朝バルではカウンターに置いてあるタパスを選べる。パンが中心。カニカマたっぷりのサラダを挟んだり、スモークサーモンを乗せたり、もちろんイベリコハムサンドも野菜サンドある。

ダーリンが目に付けたのは青唐辛子。大きな皿に生の青唐辛子がどーーんと乗っている。どうするかと言うと、これをフライにするらしい。試しに注文。出てきたのは青唐辛子の素揚げ。全然辛くないのでナッツも気に入って食べる。青唐辛子でなくて細いしし唐みたい。早速朝からビールと素揚げで始める。

オイル付けのアンチョビ2種類もさっとトーストしたバゲットに乗せて作り立て。豪快に乗ったアンチョビ。しょっぱいけど美味しい。これもビールの肴。

軽くと思いながらもかなりのタパスを食べ、ビールにコーヒーにオレンジジュースで€40.全て完食!食べ過ぎた!

次は街をぶらぶら歩き。歩行者天国では数店舗ながらマーケットも出ている。

オーガニックフードのお店がほとんどで、パンやチーズ、ジャム。それにスペインのドーナツのお店。とても食べたいけど1個では売ってくれない。10個くらいからの大量売り。なので諦めよう。

歩行者天国の終わりに来ると大きな教会。太陽が眩しい。流れる人の切れ目を狙って写真タイム。が…デジカメの残量がなくなった…デジカメ派のみーこはデジカメに収めたい。

余りゆっくりもしていられなくなってきた。パーキングの時間も90分。すでに20分もオーバーしている。急いで車のところに戻る。車を別のスペースに移動すればいいんだけれど、空いているスペースがない。仕方がないので、ダーリンが車の前で車の番人役。その間にZARAkidsでベリーのレギンスを買う。夏なのでほとんど防寒対策をしてこなかったけど、朝晩が冷えるので足元防寒対策。日本のようにジトジトとしていないので朝晩が冷え込みやすい。

13:15 予定よりも40分遅れで出発。ここからSantillana del marまで2時間半ほどのドライブ。さっき朝食と言うかランチを取ったばかりだけど、車の伴を八百屋さんで買っていこう。サラダと果物。チェリーとリンゴと桃とぶどう。後は水を買ってドライブ開始。

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【 vol.23 へつづく 】

フランス・スペイン大西洋岸国境超え BERA

ロンドン・フランス・スペイン・バスクドライブ with 子連れ vol.21

2018.08.13

St. Emilion   ~ Bera (spain)    270km (3:00)

15:30 ボルドー郊外のワインの産地サンテミリオンを出発。ここからフランスとスペインの国境超えだ。バイヨンヌまでひたすら何もない森林地帯を走り続ける。植林されているのか綺麗に整列している森林。すっぅと高くそびえ立っている。途中で雨に合ったけど、昨日の豪雨とは違って普通の激しい雨で済んだ。

バイヨンヌ周辺まで来ると車での台数も増えてきて、今まで時速130kmの走行からスピードダウン。スペインとの国境まで数十キロ。国境超えの楽しみはユーロのマークと国名の看板。でも一瞬なので見落としてしまう事もある。カメラの準備をして国境超えに臨む。

「メルシー」の文字。どこかにユーロマークがあるはずだけど。「メルシー」ってあるって事はフランス終わり???そう!あっと言う間に過ぎてしまい、気付いた時にはスペイン!標識はすっかりスペイン語!秒単位の出来事。

そして写真を撮る事に気が向いていたら、この「出口0」の標識をすっかり見落としていた!ここで降りる予定だったのに…行き過ぎてしまった!しまった、あと少しで宿なのに…次の出口まで10km以上もある。でもそこまで走って、Uターンしなければならない。左の反対車線を見ると渋滞の列。かなりの渋滞だ。

「出口1」で一度降りる。料金所はすっかりスペイン語。さっきまでフランス語だったのが、一気にスペイン語。ヨーロッパドライブの面白いところ。それにしてもスペインはフランスよりも物価が安いので、高速料金も安い。1区間だけだったけど、90セント。€1出しておつりが来た。

出口を間違えてから10分程走っていた道を引き返す。Uターンしてしばらくの間は順調に進んでいたけど…残念…渋滞にハマってしまった。ずっとドライブだったのでナッツとベリーは車酔い気味。ほんとうなら到着していてもいいはずだけど…ごめんよ子ども達…

なかなか進まない渋滞。これは国境の料金所で混んでいるようだ。30分程時間をロスってようやく出口に出た。ここでも90セント支払って山道を走る。こんな山奥のホテルにしたのは、洗濯機があるから。長旅では洗濯機は重要。子どももいると洗濯も一仕事。

洗濯機のために何にもなさそうな山道を走る。山道と言ってもしっかりした道。ちょっと期待して車を走らせる。我らの地元に似た雰囲気の田舎の山道。木々の茂り方も日本の木の高さや広がり方や色が似ている。

18:30 そして辿り着いた宿は、村にあるレストラン兼ホテル。周辺に食事ができるところはなさそう。かわいい建物だけど、部屋は大丈夫かな?昨日に続いて辺鄙な所に日本人が訪れるのも我らくらいだろう。

完全スペイン語のバーカウンターで部屋の鍵を受けとって部屋に行く。ツインルームを2つ予約。窓を開けると庭のレストランのテラスがあり、目の前には山。澄んだ空気。山の霧が煙っている光景も吸う空気も田舎のおじいちゃん家に似ている。夏の夕立ち後の風景だ。

それにしても目的の洗濯機が見当たらない。部屋の隅々まで探すがない。下に行ってスタッフに聞いてみると、洗濯機はないと言う。コインランドリーもない!じゃなんで、Booking.comのサイトに「この部屋に洗濯機あり」なんて載っているだよ~(怒)それならわざわざ来なかったのに!!!仕方がないからシャワーを浴びながら洗濯…

大きな仕事がやって来た。数日分の下着やシャツを洗濯。足で踏んで洗濯じゃ。脱水はバスタオルに挟んで踏む踏む!そして持参の紐ロープと洗濯はさみで干す。窓辺にもぎっしり干す。明日までには渇くかな~?洗濯機があればこの手間も省けるのに。

20:30 洗濯も終わったら下のレストランバーで食事だ。まだ外は明るい。子ども達も遊んでいる。これがスペイン。外のテラスに場所を取りながら食事にしよう。真夏の夕方、ちょうどいい気候ながら、雨上がりの後と言う事もあり、ベリーが寒いと言い、ナッツも気持ち悪いと言い、元気なのはドングリだけ。ドングリ1人が外のおもちゃで遊ぶ。ドングリが遊んでいる間に注文しようとするが、メニューのスペイン語が読めなくて苦労。ガイドブックに載っている単語だけでは読解ができない。スマホで翻訳しながらなので時間が掛かる。注文までに時間が掛かり過ぎて、ナッツの具合も段々悪くなっていく。暗くなってきて、肌寒くなってきたので、具合のすぐれないナッツとベリーの為に室内のテーブル席に移動。外が見える雰囲気のいいテーブル席は全部埋まっているので、バーカウンター側のテーブル席に。タバコの煙が気になる。寒いと言うベリーはバスタオル2枚に包まってねてしまった。車酔いを引きずっているナッツは嘔吐をしてそのまま膝枕で寝てしまった。

2人がノックアウトした状態で3人でディナー。せっかくのスペイン料理なのに。サラダは大振り。イベリコハムもこれでもかって程に乗ってきた。タコのオリーブオイル焼きは文句なく美味しい。

子ども達の為に注文したポテトもドングリだけが食べるがたべきれない。基本、量が多い!嬉しいけど、今夜は2人がノックアウトしてしまったので残してしまった…ノックアウトした2人とは対照的にスペインの子ども達は10時過ぎになっても元気にレストランバー内を走り回っていた。

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【 vol.22 へつづく 】

ボルドー近郊 St.Emilion サンテミリオン

ロンドン・フランス・スペイン・バスクドライブ with 子連れ vol.20

2018.08.13

14:00 Thire’から3時間近く掛けてやってきたサンテミリオン。思っていたよりも観光地のようだ。葡萄畑の丘の上にベージュ色の古い建物の集落。ここがサンテミリオン。丘に近づくにつれて、路駐の車が目立つ。なんだか嫌な予感。村の入り口まで来ると小さな村の公共駐車場は満車。一方通行の道を行くが、道沿いのパーキングもいっぱい。先に進んでしまうと後戻りもできない。道の左側にはピッタト車がくっついて縦列駐車している。隙間もない。進めば進むほどサンテミリオンの中心から離れてしまう。かれこれ1km以上進んでも空きはみつからない。さらに500m程進むと移動する車が!でもここからサンテミリオンの中心まで歩くと子どもと一緒だと30分はかかる。さらに今朝の曇り空はどこかへ消えて晴天。暑い!もう一度リベンジしよう。

そしてサンテミリオン郊外をグルリと回って再度村の入り口へ。村の入り口の公共駐車場はやっぱり満車なので、路上駐車を狙ってゆっくり進む。ちょうど教会脇に来た時車に乗り込んでいる人が‼チャンスかもしれない。透かさず車から降りて、駐車場から出るが確認する。ジェスチャーで尋ねると移動するって。ラッキー!村の中心までもほど近い場所に駐車スペースを確保出来た。横はぶどう畑。

教会の脇を通り抜けるとメインの通りだろうか、ワイナリーショップがあっちにもこっちにも。そして高級そう。まだ5泊以上もある、この暑い夏のドライブに高級ワインを購入しても味が落ちてしまうので今回はスルー。脇道が急な下り坂道、この坂道からの眺めがいい。坂の途中にあるお菓子屋さんが気になるなぁ~

ワイナリー店内に入らずにランチのレストランを探す。眺めのいい広場にあるレストランがよさそうだ。ここのテラス席にしよう。混雑しているけど、客が去ったテーブルをササっと片づけてくれた。肉が食べたいダーリンと子ども達はハンバーガーとステーキをチョイス。みーこはさっぱりツナタルタル。ワインは赤と白をグラスで1杯ずつ。料理が運ばれるまでに時間が掛かりそうなので、周辺を散策。

さっきの坂道を行ってみよう。お菓子屋さんはカヌレとマカロン専門店だった。未だカヌレを食べたことがない。どうしても見た目で麩菓子のように思えて仕方がない。麩菓子が苦手なのでなかなか食べる機会を失っている。マカロンもどうも苦手で…このお店はスルーだ。そしてこの急な坂道に踏み出す一歩が大変。靴の裏が平だと、つるつる石畳みと滑って転んでしまう。だから坂の真ん中に手すりが設置されている。それでも坂の下にあるブティックが気になるので下だる。中に入ると超個性的なコートやワンピース。購買意欲がそそられる。でも日本に帰って着るとかなり浮くんだろうな…と判断して購入を断念。

そして下ってきてしまったこの坂道を上る。本当に石がツルツルで滑ってしまう。よくこんな坂道を作ったものだ!

 

レストランに戻るとすでに料理は運ばれてきていた。みんな食べている。肉食女子のベリーがステーキをがっついている!付け合わせのポテトはあっと言う間になくなりそう。

みーこは白ワインと一緒にツナタルタルを食す。豪快にツナがアボガドと合わさって、どーーーんとお皿の上に乗っている。これとパンで食べるのがまた美味。でも肉食な4人にはこのツナタルタルを理解してもらえない。

 

食事も終わりそうな頃、急に風が強くなってきた。雨が降りそうだ。早く車に戻った方がよさそう。その前にトイレを借りてから行こう。収容人数が多いレストランの割にトイレは男女で1つだけ。トイレも並んでいた。トイレの少ないヨーロッパ。食事をしたら、その場でトイレを済まそう。トイレ町の間、レストラン内の窓からの景色を楽しんでいた。外からはまた別の風景。

トイレが済んだら、車に戻ってドライブ開始。でも、ひとつやり残している事がある。ワインの産地に来たらする事、それは葡萄を味見させてください。

と言う事で、サンテミリオンの中心を出てすぐの葡萄畑に立ち寄り、一粒頂戴。するとナッツが大激怒してお叱り!味見だけさせて頂きました。甲州ブドウを赤くした感じお味でした。ご馳走様でした。

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【 vol.21へ続く 】

Thire’ のおもてなしお宿 サンテミリオンへガス欠寸前のドライブ

ロンドン・フランス・スペイン・バスクドライブ with 子連れ vol.19

2018.08.13

8:00 夕べ隣部屋のバスルームの窓を開けっぱなしで寝たら、朝方かなり冷え込んでしまい、ベリーが腹痛に…疲れが溜まっているのかドングリは起きない。朝食を8:30に約束していたので、着替え・身支度が済んだら下のダイニングルームへ。ドングリはこのまま寝かせて置こう。起きない奴が悪い!

8:45 朝食はバゲットにブリオッシュにクロワッサン、手作りジャム。それとすももとメロンが一口サイズになってグラスに入って用意されていた。子ども達が残したフルーツも全部みーこの胃袋に。手作りジャムがとっても美味しくてパンがやめられない。お腹がいっぱいになるまで食べてしまった!ゆっくり朝食を堪能して部屋に。

まだ起きていないドングリ…もう起きていいでしょ!起こして支度をさせる。食べ残したパンがドングリの朝食。

10:00 そろそろチェックアウト。なんにもない町だけど、このお宿で200%満足。外のプールで泳ぎたかった子ども達。でもスイミングするには寒い。目の前にプールがあるのに泳げないで残念がる子ども達。そのプールの前で記念撮影。

10:30 名残惜しくお別れ。急なディナーにも対応してくれて、帰り際には朝食をたべていないドングリの為にクロワッサンを持たせてくれた。これぞおもてなし!ホテルでは体験できない家族経営のおもてなしを感じる事ができました。ありがとう!

Thire’の宿を出発。空は曇り空。Thire’を出て間もなく広いひまわり畑が広がっている。ちょっと立ち寄って写真タイム。

Thire’  ~ St.Emilion  260km (2:40)

本日の最終目的地はフランスとスペインの国境を越えてドノスティア近くの町BERA.ざっくり6時間近いロングドライブ。パリを出発してかなり走ってきた。そろそろガソリンも補給しないとならない。ガソリンの走行距離も残り80kmを切っている。こちらの高速道路ではそう簡単にサービスエリアはない。サービスエリアがあってもGSがある保証はない。大体20km間隔でSAかな。あった~と言うSAを通り過ぎるダーリン。ガス欠直前まで走る気だ!残り40kmを切ってもSAに寄る気がない。もういい加減堪忍袋の緒が切れた!ガス欠して旅行が台無しになったら恨んでやる!ダーリンは余裕噛まして20㎞を切っても立ち寄る気がない。ふざけるな~!!!(`´)

本当にガス欠直前の燃料残り10km辺りで立ち寄る気になって、SAに入る。「ほ~ら、大丈夫だった~」と笑っているダーリン。本当にハイウェイでガス欠になったらただ事では済みません!「ふざけるな~」とナッツも怒り頂点だった。

ディーゼルが主流のヨーロッパではディーゼルも2種類ある。とりあえず、ノーマルのディーゼルでいいでしょう。

65L程入れて€93。1L=€1.4=¥180(€1=¥130の場合)と換算しても、日本のハイオクよりも高い!4種類の中で一番安い燃料なのに、日本のハイオクを越している。無論、ガソリンやハイオクは日本と同様ディーゼルよりも約€0.10ずつ高くなる。SAと言う事を考慮しても日本の値段よりも遥かに高い。(この日記を書いているのが2019年1月。1カ月以上前から騒がれているフランスのデモも、この時の価格からしても高かったので、これ以上の値上げは生活に致命だと思った。)

もう2度とこんな冷や汗握るバカな真似はさせないぞ!6時間ドライブの中間に選んだ町はサンテミリオン。ランチ兼ねて立ち寄る事にしたのはボルドー近郊にあるワインで有名な町サンテミリオン。ボルドーのような大きな町ではなく田舎町が面白い。途中激しい雨に合ったけど、ボルドー近くになると雨も止んでいい天気に。

ボルドーまではハイウェイ、ボルドーからは下道一般道を走っていく。ぶどう畑が広がるボルドー近郊。ぶどう畑が広がる道沿いにポツンと現れるワイナリー。時間に余裕があればこういう1軒やワインも寄ってみたい。

民家も増えてきた辺りで変てこなトラクター。まるで「天空の城ラピュタ」に出てきそうなロボットみたい。

その怪しげなロボットトラクターの先にはぶどう畑の丘の上に趣ある集落が見えてきた。

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【 vol.20へ続く 】