溺水事故 救急車でグアムメモリアムホスピタルへ 

2ファミリー合同 グアム子連れ コンドミニアム生活 vol.09

2013.04.28

2:30 イパオビーチで溺れたカンが救急車で運ばれて、みーことメンメとキッズ達はタクシーで部屋に戻る。

部屋に戻ってすぐにシャワー。いつ連絡が来るかわからないので、テキパキと事を片づけなければならない。まずはメンメ達がシャワーを浴びている間にみーこが電話番。そしてビーチの片付けをしていると、ダーリンから電話。でも充電切れですぐに切れしまい・・・なんでこんな大事な時に!

充電器を探して、充電しながら電話。内容は保険の内容が知りたいとの事。そして、その保険で通訳の手数料が支払ってもらえるかどうか。病院に駆けつけてくれた通訳のおばちゃんも保険で賄ってもらえるかどうかで身動きがとれないらしい。

至急と言う事で、保険証書を探し出して、即海外保険のOFFに電話。

通訳手数料は傷病の保険内で賄えるけれども、日本に戻って来てから保険会社に請求しなければならないという事なので、現地で手数料を通訳のおばちゃんに直接現金払いしないとならない。ただ、病院への支払いは、保険会社が病院に連絡を取ってペイレス(支払不要)の手続きを進めてくれるということなので、病院への支払いの心配はなくなった。

尚、救援者費用に入っていれば、付き添い人の入院の為に掛かった渡航費や交通費、国際電話料金などが保険でカバーできます。(海外保険のOFFの場合、かつ入院が3日以上の場合)

ダーリンにこの事を伝えると、次にとりあえずカンとメンメの帰りのチケットの変更ができるか、空席はあるかの確認を頼まれる。確かマイレージカードの後ろに番号があるはず。トールフリーの番号を見つけて電話。どうやら30日、1日、2日は帰りの空席がある。変更も手数料を払ってできると言うので一安心。

再びダーリンにこのやり取りを話し終えると、次には即病院に保険証書を持って来るように言われる。まだ海水が体に着いている・・・シャワーを浴びたいけど・・・

即と言われたのでタクシーのおじさんに電話すると15分から20分はかかると言うので、この時間を使ってシャワーを浴びる。そして濡れた髪のまま病院へ。

シェラトン近くにあるグアムメモリアムホスピタル。何も言わなくても、救急専用の入り口にタクシーを止めてくれた。慣れたタクシーのおじさん。病院内に入るとクーラーが効いていて涼しい。入口そばにいる案内人の様なスタッフにカンの居場所を聞くもわからないらしく、隣の待合兼受付の部屋に行くように言われた。中には患者さんがいっぱい。ちょっと抵抗があったけど、今はカン優先。すぐに呼んでくれると言ったけど、なかなか来ない。しばらく経ってダーリンだけがやって来た。

カンに会えるのは保護者だけ。でもなぜかダーリンもカンのそばに行ってしまい、みーこ1人で4人を看ることに・・・アーチもナッツもカンに会いたがっているけれど、中に入れない。本来患者以外は中に居てはいけないようだけど、小さな子どもがいるからか、気を利かせてくれたスタッフが入口付近で待っていてもいいって言ってくれた。

通訳のおばちゃんも来て、かなりきつい口調!「入院を拒んで勝手に帰るのはいいけれど、保険が下りないわよ!」って!そんな言い方はないよぉ~!

しばらくしてカッキがやって来て、「やっぱり入院、最低でも2,3日は・・・」と言う。次の問題は帰りのフライトをどうするか?誰が残るか?と言う事。ダーリンとカッキは仕事があるので帰らなくてはならない。メンメが付き添いで残ってもアーチやハッチがパパと一緒に帰るか?それに英語が話せないメンメも心細いのでみーこが残るか?みーこが残ればナッツ&ベリーも一緒に残る。そして宿はどうする???

血液検査の結果が出てから、主治医が話をしてくれるらしい。それまであと1時間程。メンメとダーリンはなかなか戻って来ない。病院の入り口も広くはなく、キッズ達が自動ドアの近くに行くとすぐに扉が開いて迷惑にもなるので、外のベンチで待つ事に・・・でもあまりきれいではない外のベンチ。

お腹が空いてきたキッズ達。お昼の残りをぺロリと平らげまだ足りない様子・・・持って来て良かった、お昼の残り。飽きてくると走りだしたり、地面に座ったり・・・あげくの果てに歩道内から飛び出て遊んでいたので、注意されてしまった。

待ってから1時間程経ってダーリンが来て、みーことキッズは先に帰る事に・・・メンメとカッキとダーリン?が病院のカンに付き添って残る事になった。みーこ1人でこの4人!そりゃ~大変だ!

タクシーを呼んで来るまでは、カッキが居てくれたけど、タクシーに乗り込むと「なぜパパは来ないの?ママは?」と言うようにアーチとハッチは泣きっ面・・・泣く泣く2人とおせっかいナッツ、ハッチを抱っこするとやきもちを焼いて泣くベリー。ギャーギャー状態で部屋に戻る。

部屋に入って気を紛らす為にTVを付けたり、遊んだりしようとしても、アーチはソファで涙をこらえて座っている。誘っても頑なに拒むだけ。ひとまず、ハッチはナッツとベリーと遊ぶ。お腹が空いたってナッツが言うからキッチンに行くと、抱っこしてぇ~ってハッチが来るので抱っこをすると、やきもちを焼いたベリーも抱っこ~。これじゃご飯が作れない。仕方がないので、料理は後にしてスポンジボブを見る事に。寂しさを我慢してるアーチも少しはTVに視線を向けながら見ている。ハッチもお気に入りのタオルを口にくわえながら眠りに入りそう。なんでもないナッツが一番先に寝入った!まだ空気が読めない4歳児。ベリーもみーこの抱っこで寝入ってしまい。みんなお昼寝モードに入った。みーこも疲れていたけれど、頭痛薬を飲んで一緒に横になっていたら回復!

キッズ達が寝静まっている間に夕飯の支度。今夜は飲んで楽しむ予定だったけど、残念ながらこの宴会は当分先にお預けだ。昨日の残りの食材を使って、いや明日の朝までに使い切らなければならないので、サラダとトマトパスタ。するとダーリンから電話があり、「今晩と明日の晩は入院になるから、今晩はカッキが付き添いで明日はメンメが付き添い。今からカッキがシャワーを浴びて荷物を取りに行くから。」と電話。

カッキが戻ってくるとアーチとハッチもホッとした様子。でも慌ただしくシャワーを浴びて、今晩の支度。その間にカンが食べたがっていると言うTボーンステーキをダーリンが焼いて、みーこが素早く包む。どうやら食欲が出てきたらしいけど、病院食が美味しくないらしい・・・

嵐が去るように再びダーリンとカッキが病院に行ってしまった。でもこの後メンメが戻ってくる。アーチもハッチもまだかまだかと首を長くしながら待っている。お腹も空いているはずなのに何も食べないアーチ。いつもなら真っ先に食事に着くのに・・・

30分以上経ってメンメとダーリンが戻ってきた。待ちに待ったママとの御対面。幼稚園に行っている時よりママと離れていた時間は短いのに、兄貴と会えなくて、寂しくて、だからとってもとっても長かった。メンメもお疲れ。でも明日の帰国の準備をしなくてはならない。ビーチから戻って来てごちゃごちゃの部屋。荷物を整えるだけでも時間がかかる。

メンメが一息ついたら一緒にご飯を食べよう。みーこも部屋を片付け。ハッチは安心して寝てしまったけれど、頑なに涙をこらえていたアーチはなかなか寝付けないらしい。ご飯も食べないままベッドに入った。

【 vol.10 グアム出国 帰国延期、チケット取り直し へつづく 】

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