子連れ・7か月妊婦の沖縄ドライブ vol.05
2014.02.11
12:30 ホテルを出発。ダーリンの提案で美ら海水族館の前に、最近ニュースになっている辺野古に寄ってみようとなった。
リッツ・カールトンのある許田から辺野古までは30分程。ほとんど何ない山道と言うか、島道を走る。軽くランチを食べたいところだけど、お店がない。辺野古の町内までやって来ても閑散としていて、食事って感じはない。ひとまず、埋め立て予定地のビーチに行ってみよう。
13:10 ナビで案内された位置は予定地のすぐ隣の小さな漁港。数隻の漁船が泊まっている。そして予定地の周りには反対する旗やカードが掲げられている。駐車した位置には、ビーチと漁港を隔てる1m以上の堤防のような石壁がある。ダーリンは軽々壁を越えてビーチサイドへ。ナッツも抱っこをされてビーチサイドへ。そして・・・・8か月目前のお腹の大きいみーこはどうしても乗り越えられない・・・・ここは諦めるしかない・・・ベリーはプールで疲れてお昼寝中。みーこはビーチで貝殻集めをする2人を羨ましく見守る・・・・お腹が大きくなければ飛び越えられるのに・・・・・
日差しが顔を覗かせて、暖かくなってきた。でも潮風が吹くと肌寒い。強い風が吹くとスカートが捲れる!早く戻ってこい、ダーリンとナッツ!「もう少し待って~、ママの貝殻見つけているからぁ~。」とナッツ。ここはもう少し待っていてあげよう。
集めて来た貝殻は海藻の髭のような草が付いている貝殻や死んだサンゴなどおもしろい。可愛いお土産をありがとう。
それにしても、我ら以外にも興味を持って訪れる人が何組かいる。難しい問題です。
13:30 ここから美ら海水族館までは一般道を通って1時間はかかる。沖縄って思ったより広い島だ。辺野古ビーチを出発して、お店を探しながら走るけど、やっぱり何もない辺野古。自然いっぱいの一般道を走って名護市に出る。名護市内の主要道沿いにはマックやチェーン店などいろいろなお店が連なっている。この賑やかな通りを過ぎて海岸沿いに半島に入る。
初めての南シナが広がっている。今まで見て来た海の色とは一味違って目に映る南シナ。トロピカルのようで、色が濃い海の色。海がない地に住んでいるので、海を見るととってもはしゃいでしまう。それに、太平洋や日本海は馴染みがあっても、南シナは生まれて初めて。飛び込んで泳ぎたい、そんな気分。
14:30 お腹の虫ももうそろそろ限界!どこかお店はないかな~ぁ?ポツポツとカフェや食堂が現れて来た。でも、美ら海水族館で軽食をとろうと言う事で、ここはスル―して、水族館までもう少し。それにしても海がきれいだ。
15:00 美ら海水族館周辺は車の数が多く進みが鈍い。美ら海水族館だけだと思っていたら、海洋博公園という広い敷地内に水族館を始め、熱帯ドリームセンター、おきなわ郷土村、植物園など様々な施設が散らばっている。だから歩いて全てを回ると大変そう。敷地内は、バスがちゃんと運行している。水族館以外も回るなら、朝早くから来ないと!ビーチまであるから海水浴シーズンなら最高だ!もちろん駐車場も目的地を定めて止めないと、大変な事になる。幸い、水族館に一番近い駐車場にたどり着けた。
車から降りると、風が強い。太陽が顔を出しているけど、風が強いので肌寒い。でも雨でなくて良かった。平日にもかかわらず、大勢の観光客で賑わっているこの海洋博公園。中でも美ら海水族館の入り口付近は混雑している。午後3時と言うのにこの混雑。人気の観光地だ。
それにしてもお昼ご飯を食べていないのでお腹が空いてる。妊婦のみーこはなおさら。水族館前に何か口にしたい。ちょうど海を見渡せるレストランがある。入ろうとすると、3時でランチは終了!残念!どうやらジンベイザメを見ながら軽食がとれるカフェが併設されているので入館してみよう。ベビーカーがあるとちょっと厄介。エスカレーターが使えないので、エレベーターを探さなくてはならない。
ホテルで事前にチケットを購入してあったので、入館はスムーズ。「今だけスタッフが記念写真を撮ります!」と入館前に記念撮影を行っているので、ついつい並んでしまう。個人のカメラとスタッフ専用カメラ。やっぱり!と思ったけど、子どもたちの記念にもなるので¥1000で購入。
そして入館。入ってすぐにヒトデとなまこのふれあいプールがある。初めはドキドキしていたナッツも一度触ればもう虜になって触りたがる。空気中に出してしまってはNGなので、これだけ気を付けて、ナッツとベリーに触れさせる。ベリーもなんだか分からずに触って楽しんでいる。楽しいのか、なかなか離れてくれない。周りからも人気のスポット。
なんとかふれあい広場から次の熱帯魚が泳ぐ水槽へ。目の前に広がる海中の風景。本当はシュノーケルして直に見たい光景。今回は洋服を着たままこの光景を楽しもう。グアムに行った時もたくさんの熱帯魚に出逢えたけど、水面に顔を浸けれないナッツはこの熱帯魚が泳ぐ光景を目の前でみるのは初めて。だから興奮している。顔を浸ける事ができれば、いつでも海で見れるのに・・・
それにしてもお腹の虫には敵わない。小さな熱帯魚が個々の小さな水槽で展示されているエリアはスルーして、ジンベイザメのエリアへ。さすが!美ら海水族館のメインエリアだけあって、通路は混雑。なかなか前に進まない。ベビーカーがあるとなおさら。目の前の大きな水槽で10mはあるジンベイザメやエイが悠々と泳いでいる。
下のカフェテリアは思っているより空いている。でも、水槽脇の約10テーブルは満席。通路で離れたテーブルを確保して、カウンターに行く。もうおやつの時間。食べたいのはソフトクリーム。プレーンとマンゴーとキャラメルの三種類。それにホットドックにアセロラジュースとオレンジジュースを買ってテーブルに戻る。
目の前にやってくるジンベイザメやエイ、鯵の集団。間近で見ると本当に迫力がある。さすがに、このサイズの魚は水族館で見るしかない。ソフトクリームを食べながら、サメやエイを見れるなんて最高!でも、ここまで来たらもっと近くで見たい。水槽脇のテーブルが空くのを見計らって、即移動!
やっぱり水槽脇で見るのは別格。ナッツもベリーも大喜びで離れない。食べる物がなくなっても、ずっとテーブルから動こうとはしない。飽きるまでジンベイザメを見届けた。
そろそろテーブルを離れて次に行こうって誘って、ようやくジンベイザメから深海にすむ生物の部屋に。薄暗い部屋に個々に分けられて水槽に展示されている。床に近い水槽なら、ベリーの身長(80cm未満)でも観察できる。ガラスにベトベト触れながら見るので、ヒヤヒヤ・・・片やナッツは「これ~、何~??」なんて話しかけてくるから、ナッツを看たり、ベリーに気を遣ったり・・・ゆっくり見れるのは子どもが小学生以上になってからだなぁ~。
深海の魚達が終わるともうそこは出口&ショップ。ナッツに約束してあるので、ナッツにスタンプセットをプレゼント。ついでにメンメの子どもたちにもプレゼントを買って外に出る。
ダーリンがウミガメとマナティを見たいと言うので、博物館を通ってマナティの館へ。始めは、興味がなかったけど、よくよく調べてみるととってもおもしろい動物。しかも哺乳類だったとは知らなかった。興味がなかったから、姿も生態もほとんど知らなかったけど、壁に張られた生態の説明を読むと、マナティが有名なのも納得。それによくよく観察するとトドが海水に入って生活している感じ。寝ながらも酸素を求めに水面に上がって行くなんて、大変ねぇ~と思ってしまう。
マナティの館の隣にあるウミガメの館も拝見。ここから見る海がきれいだ。夏ならこの海で泳ぎたい。そろそろ5時なるので、駐車場に戻ろう。しかし駐車場に戻るにも一苦労。広い敷地内。一歩間違えば遠回り。ひとまず、さっき通って来た博物館をスル―。それからエレベーターを探して上に上がり・・・はじめにやって来た場所に戻ってくる。
でも駐車場脇にはキッズエリアがある。ロープで作られた大きなアスレチックがある。ナッツが行ってしまうと、ベリーも行きたがる。でも2歳のベリーにはちょっと大変そう。脇に滑り台を発見。ここで気が済むまで遊ばせよう。それにしても雨が上がっていて良かった。
17:40 係り員のおじさんがやって来て「ここは5時半で終了です。終わってください。」と声を掛けている。それでも遊びたい子どもたち。ナッツやベリーだけでなく多くの子どもたちがなかなか帰ろうとしない。「もう終わりだってぇ~」となんとか説得して駐車場へ。
みんな帰路に向かう為、今度は帰り道が混雑。沖縄目玉の観光スポットです。
【 名護市イタリアン 雲茶 vol.06 へつづく 】
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