子連れヴェネツィア散策 ゴンドラ&水上バス&水上タクシー

子連れイタリアレンタカードライブ vol.21

2015.08.10

16:00  ウエルカムドリンクのドリンクのスパークリングワインでエナジーチャージをしていざ、ヴェネツィア散策へ。

⒗:30 先程駐車したローマ広場にある水上バスターミナルから目指すはサンマルコ広場。チケットは片道1人€7.5。6歳未満は無料なので、ベリーとどんぐりはタダ。

水上バスから

サンマルコ広場行の水上バスは何路線かあり、サンマルコ広場に行く水上バスの路線は多いので、1つ乗り遅れても別の路線を探せばすぐに乗れる。水上バスの中も混み込み。座り席は空いていないく、たまたま立ち止まった場所で立ち乗り。動き始めると、思ったよりも揺れる。大人はよくても、立ち乗りの子どもにはちょっと辛いかも…それでも水上バスからの眺めを写真に収める。サン・ジョルジョ・マッジョーレ教会、サンマルコ広場の鐘楼もよく見える。波に揺られながら、シャッターを押す。

水上バスからの教会

サンマルコ広場近くのバス停に到着。歩いて1,2分でサンマルコ広場。ダーリンが鐘楼に上ってヴェネツィアの景色を堪能しようと言うので、上ることに。上ると言ってもやっぱり、列をなしている。すでに時間は5時近く。太陽がまだまだ2時のような照り返しなので、時間の感覚が鈍ってしまう。

水上バスから鐘楼

それにしてもなかなか進まない鐘楼エレベーター待ちの列。それでも、長いのか、短いのか20分待ちでチケット売り場にたどり着いた。一人€8.そこからまたエレベーターを待つ。なかなか目の前がエレベーターなのに乗れない。理由は12人乗りの小さなエレベーター。しかも1台の為、上から降りてくる人と入れ混ざって、乗り降りに時間がかかるわけだ。ようやく順番になって12人乗りの小さなエレベーターで鐘楼の上まで。エレベーターを降りると、なんだか涼しげな気分になってきた。本当は涼しくないんだけど。

ヴェネチアのドゥオモ

目の前に広がるパノラマに感激。ベネチアの屋根もオレンジ色だった!きれいにぎっしりと立ち並んだベネチアの町。本当に海に浮かんでいるような町。モザイク模様のような屋根。ぎっしりとよくもここまで家を建てたものだと感心。

鐘楼の上から

サンマルコ広場にいる人は豆粒のように見える。何度も何度も、ナッツとベリーは鐘楼からの眺めを楽しんでいる。1回€1の望遠鏡が子どもにとってはとっておきのおもちゃ。望遠鏡で見るよりは、ぼーっと小さく見える景色を楽しむほうがいいんだけど。

鐘楼の上からサンマルコ広場

それにしても喉も乾いたね、と言うことでようやく下ることに。下りのエレベーターも1回待ち。

ヴェネチアの町

鐘楼を出て、サンマルコ広場でお茶をしようと言うことに。カフェの値段設定が高いサンマルコ広場のレストラン。流石、世界のサンマルコ広場だけあって、グラスに入ったアイスが2スプーンで€10!ダーリンのビールも€10近い!それにミネラルウォーターを注文してざっと4000円程。でも、おつまみのポテトチップスやナッツがもついてきて、ちょうどいい子どものおやつに。ウエーターのおじさんは片言の日本語が話せる。なぜ話せるのかと尋ねると、奥さんが日本人らしい。なるほど!

ジェラート

アイスにはチョコチップとベリーヨーグルトをチョイス。ワッフルと生クリームがトッピングされていて、食べごたえあり!1人で食べきると夕飯に響きそう…みーこと子ども3人でシェアしてちょうどいい感じ。

ジェラートと鐘楼

食事に飽きると、目の前の鳩に興味津々のナッツ&ベリー&どんぐり。お皿に残ったポテトチップスのかけらを集めて鳩に餌付け。でもそれほどチップスもないのであとは鳩を追いかけまわして遊ぶ。

鐘楼

次の目的はゴンドラゴンドラが乗れる場所を探さなければならない。しかも、7時を過ぎると料金UP。急いでスポットを探してみる。でもこの時間がない中で探しても思うようには見つからない。見つかっても7時までのゴンドラはFullBooking!結局7:20発のゴンドラを予約して、それまでしばし町の散策。

ヴェネチアの通りは人が通るだけの細い道。建物が密集しているので、日差しもあまり当たらず、運河もあるのでなんだか涼し気。ショップもベネチア特産のお土産屋さんから、イタリアブランドのショップまでさまざま。古今東西が入り組んだヴェネチア。

ヴェネツィアンガラス7:15 ゴンドラ乗り場に戻る。ゴンドラ乗り場の前に気になるヴェネチアンガラスのお土産屋さん。ゴンドラの時間になってしまったので、ゴンドラの後に覗いてみよう。

ゴンドラ

7:20 30分で€100+チップ(約€10~€20)家族5人で楽しむならまだお得なのかな???普段は味わえない運河の旅。水路だってそんなに広くはない。ゴンドラがすれ違うとギリギリのところもある。それにあちらこちらに掛けられた橋の下をくぐる。もちろん、みんな橋に頭をぶっつけないように低くして。ゴンドラからの眺めはなんだかしんみりした雰囲気。

橋の下

哀愁漂う雰囲気。洗濯物が干されていたり、裏のキッチンの明かりが漏れていたり、時にはホテルの部屋の窓も。建物には、建物から出るための水門も備わっている。表を歩いているだけでは目にできない光景に出会えるゴンドラの時間。

裏

リアルト橋は残念ながら修復中…橋全体は工事のデザインシートで覆われていた。残念…

リアルト橋

30分のゴンドラの旅もそろそろ終盤。水路にはしっかりと交通表札がある。車で走るような一方通行などを示す表札。ヴェネチアの水路はしっかりとした交通路と言うことを示してくれた。

細い運河

7:50 しっかりと30分で元の乗り場に到着。記念撮影をしてもらって、夢のようなゴンドラの時間ともおさらば。

好きな景色

あれれ、、、さっき気にかけていたヴェネチアンガラスのお店は閉店…周りを見ると閉店しているお店が多い。どうやらこの辺の裏通りのお店は8時が閉店時間らしい。仕方がないのでd、ディナーが食べられるレストランを見つけながら歩く。

が、なかなか思うようなお店が見つからない。仕方がないので、リアルト橋の方に向かって歩く。するとだんだんにぎやかになって来て、開店しているお店も多い。その中にある激安のお土産屋さん発見!ここでヴェネツィア土産をゲットだ!どうやらB級品のガラスなのか、ビーズガラスが5個で€1!これは買いだ!ナッツとベリーと一緒にかわいい気に入ったガラスを探し出す。これでアクセサリーを作ろう!

それにしてもレストランが見当たらない。仕方がないので、ホテルの方向に向かって歩く。ナッツもベリーも疲れたと言って、ベリーはダーリンが抱っこ。頑張れナッツ!

リストランテ

10分、15分歩いたかな。明かりが眩しく人集りのある場所にやって来た。ここは飲食店が密集しているエリアだ。どこがいいかなんてわからないから、ひとまずテーブルが開いているお店に決定。ヴェネツィアだけあって、レストランの入り口には魚がディスプレイされている。

魚

ヴェネツィア来たからには、魚介の冷菜の盛り合わせとボンゴレビアンコとペスカトーレを食べよう。他にはグリーンサラダに、グリースサラダ。ナッツとベリーにはここに来てまでボロネーゼ…

冷菜

冷えた白ワインで乾杯して魚介の盛り合わせをつまむ。オリーブオイルたっぷりの味付けにハーブやトマトでアクセントをつけている。それにしてもエビのような、シャコのような・・・シャコならいやだなぁ~。すぐにサラダやパスタもテーブルに並んだ。結構ボリュームがある。

ギリシャサラダサラダ

さっきのジェラートやチップスが効いている。でも、せっかくのシーフード、ここで堪能しておかないと。冷えたワインを飲みながらキラキラ運河の水がライトに反射して優雅な時間。

ボンゴレ

お腹がいっぱいになると歩く気力もなくなるのがダーリン…なんと、目の前に水上タクシーが!これに乗って帰るが一番。これでヴェネチアの乗り物大体を制覇できる。と言うことで水上タクシーに。中は豪華。皮製シートでゴージャス。光が水にこぼれて宝石のよう。なんて夢の時間。夢の時間を与えてくれるヴェネツィア、ありがとう。また来るね。

水上タクシー

≪ つづく ≫

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ベネチアの駐車場Garage San Marco VeneziaとHotel Olimpia

子連れイタリアレンタカードライブ vol.21

2015.08.10

15:30 メストレから順調にベネチアに通じる橋を進んでいく。水の都ヴェニスまではもう一歩ダーリンと2人でゆっくり再開したかったヴェニスは早くも子連れと言う形で再開できて感謝

ローマ広場に到着して、橋からローマ広場に入ると斜め右手に見える建物が立体駐車場。Garage San Marco Venezia.車の乗り入れができないヴェニス。ローマ広場周辺の駐車場に停めなければならない。どの車も駐車場の空き待ち。我らも駐車場待ちの列に並んでみるけど、なかなか進まない。車が出てくるのを待つしかないようだ。

ローマ広場付近

でも今回は予約済み。あまりに進まない駐車場待ちの列。車から降りて、係のスタッフに予約番号を見せたら、優先的に中に進ませてくれた。観光シーズンのヴェニス。観光地としも大人気のヴェニスの駐車場は予約したほうがいい。ローマ広場近くのベストウエスタン運営のホテルオリンピアを予約した際に、駐車場希望の旨を伝えたら、契約駐車場を紹介してくれて、且つインターネット予約を勧められたので、事前に予約。サイトも英語表記もしっかりしていて、時々不思議さを感じる日本語にも対応していた。素晴らしい!!

garege san marco venezia

立体の6階、7階、8階まで上ったかな?かなり上階に案内されて、鍵を預けるシステム。あるネットサイトには、鍵を預けるので車内荒らしに注意と言うことも書かれていた。もちろん、大切な物を置き去りにはしないけど、スタッフもしっかりしているように見えて、怪しさは感じられない。(人が良すぎかな?)ネットサイト予約がグローバル言語対応の会社なので、変なトラブルはないように感じられた。

車内に何も残さないってことはできない。座席には物は置かずに、お土産などの不要な荷物をトランクに閉まって、必要なスーツケースとキャリーケース、ナッツとベリーのおもちゃバックを持って、エレベターへ。それにしても蒸し暑いヴェネツィア。

ホテルオリンピアまであと少し

アスファルトの上をガタゴトガタゴトとスーツケースを転がして、Garege San Marco Venezia から指折りに近いホテルの内の1つ、ホテルオリンピアへ。ベストウエスタンが経営する運河沿いのHotel Olimpia 橋を渡ってすぐにあったホテルオリンピア。運河沿いにテラス席があり、中に入ると-ーーーーなんて涼しい~。チェックインをして、部屋へ。

Hotel Olimpia

部屋は中庭を通って別館の2階。中庭にいると運河の町ヴェネツィアにいる事を忘れてしまいそうな佇まい。あじさいやペチュニアなど日本でもお馴染みの夏の花が中庭を彩っている。

中庭

部屋へ

部屋はトリプルルームで、ヴェネツィア色の青とエレガントな黄色で統一。なんだかワクワクしながらも落ち着く色の組み合わせ。今夜もどんぐりと2人、一緒にねるんだろうな、ソファベッド。この旅行中、いつもどんぐりとみーこが追い出され組、サブベッド行…ふかふかのメインベッドに寝るのはいつもダーリンとナッツ&ベリー。

部屋のソファベッド

まだまだ、日の照りが暑い外にくくり出す。その前にウエルカムドリンクを運河沿いのテーブルで頂こう。もう、運転の心配がないので、みーこもダーリンもスパークリングで乾杯

運河沿いのテラス

≪ vol.22 へつづく ≫

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世界で5番目に小さな国 サンマリノ~ アドリア海ベネチアへドライブ

子連れイタリアレンタカードライブ vol.20

2015.08.10

8:00 目が覚める。でも、鎧窓で閉ざされた窓のおかけで、部屋の中には光が差し込んでこない。

8:45 朝食。タルト系スイーツも豊富。子どもやダーリンの好きなゆで卵、ハムも用意されている。今朝も朝から食欲全開!

ホテルティターノの朝食 タルト

でもやっぱりお気に入りは、カプチーノとクロワッサン!

ホテルティターノの朝食

10:00 チェックアウトを済ませて、荷物は預かってもらおう。そして、町散策。まだ開店前のお店もあるけど、町はすでに賑やか。

san marino

サンマリノはタックスフリーだから、すぐお隣のイタリアで買うよりもお得!革製品のバッグのお店で掘り出し商品を見つけ出してGET。

サンマリノ

バッグ選びに時間を取られていると、太陽もだんだん真上にやって来た。太陽の日差しが強く、日向は暑い。あまりゆっくりしていられない買い物天国サンマリノ。と言っても、世界で5番目に小さな国サンマリノ。お店があってもそこまで、豊富ではないので、切りがいいところで、次のドライブに向かおう。

丘陵の国サンマリノから

ホテルに荷物を取りに行って、駐車場まで。でも、ジェラートに目が暮れて思わずお店へ。ダーリンもホットドッグが食べたいというので、テイクアウトで注文。

ホテルティターノ

すると出て来たホットドッグは・・・・ホットドッグと言うよりも・・・・ホットサンド・・・・まるで、ビーバーのしっぽのようなホットドッグにビックリ!!

ホットドッグ?

味もやっぱり、普通のホットドッグの方に軍配が上がるな。

12:00 サンマリノを下りながら、小さな食料品店でドライブのサラダを購入。ついでにお土産のビン詰めケイパーを買ったけど、なんと€0.89!タックスもかからないのでなんて安いんだろう。コーラも€1と他よりは安かった。さすが、サンマリノ!

サンマリノ坂

ここサンマリノからヴェニスまでは約350km、3時間強。午前中に歩き疲れたキッズたちはお昼寝タイム。

しかし、途中のトイレ休憩でどんぐりが起きてしまう…

near mestre

15:30 ベネチア郊外の町、メストレから一般道に降りて、ベネチアへ向かう。胸が弾む、ベネチア。新婚旅行でやって来た7年前は、ベネチアに宿泊せずにメストレに宿泊して、ダーリンのブーイングを食らった。それに歩き疲れてへとへとになってバス停に行ったけど混んでいて、バス乗れずにタクシーで部屋に帰った覚えが…だから、今回はベネチア内にホテルを予約。車があるので公共駐車場付近にホテルを探し、見事に見つけ出して、予約した。

ベネチアへ

そんな苦いメストレからベネチアへの橋はスムーズ。道路の横には電車が通っている。橋からはサンマルコ広場の鐘楼かな?それに何かの寺院が見えている。もうすぐベネチア!

電車もいるよ

≪ vol.21ヘ続く ≫

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イタリアドライブ アルベロベッロからサンマリノへ ホテルティターノ

子連れイタリアレンタカードライブ vol.18

2015.08.09

alberobello   —–    san marino  630km (6h)

12:30 旅も大詰めにやって来た。これからアルベロベッロを出て、アドリア海沿いをサンマリノまで一気にドライブ!どこにも立ち寄らず、順調に行けば6時間だけど、8時間は見たほうがいい。

アルベロベッロの旧市街地からしばらくはのどかなトゥルリが点在するオリーブ畑の農村地帯を走る。倉庫らしき建物までトゥルリ!作りかけのようなトゥルリ。アルベロベッロは本当にトゥルリだらけ。Highway

高速道路が出てくると、ここから本腰ドライブ。ダーリンに長距離運転を頑張ってもらいましょう。すぐにアドリア海が見えてくる。アドリア海を車窓の風景にドライブ。

アドリア海

途中、ランチ休憩。みーこの大好きなドーナツと大きなピザを買って頬張る。

Sarni

Pizza

トイレ休憩を取りながらひたすら走ること6時間半。サンマリノに通じるインターが見えて来た。ここで一般道に入ってサンマリノまで坂道を上る。城壁に囲まれた、丘に立つ小さなサンマリノ共和国。世界で5番目に小さくて、世界最古の共和国。5本の指に入る小さな国まであともう一息。

サンマリノまであと一息

高速を降りて、少々渋滞気味のまっすぐな道。比較的平坦な道が終わると坂道。それにしてもカーブが多い。子ども達は寝ているからいいけど、酔っちゃうよぉ。

古い建物と並木道になって来た。シタデルももう少し。観光客も多くなり、車で来ない場合はロープウェイを使って下の町からサンマリノ手前まで来れるようだ。サンマリノ共和国

20:00 賑やかになると石畳の道に出て来た。ホテルまではすぐそこ。ホテル手前までは広めの石畳だけど、ホテルまで来るとなかなかの狭い道。なので、みーこだけ車から降りていつものようにフロントへ。どうやら車はシタデルの門入り口にあたる広場に駐車。荷物だけ降ろさせてもらって、一度広場まで。ホテル手前の広場から

車から降りて、シタデルの壁から周辺を見渡す。さすがに丘の上に立っているだけあって眺めは抜群!

サンマリノからの展望

ホテルでチェックインを済ませて、部屋に入る。小さめの部屋だけど、中世を思わせる木枠と木製の雨戸があって、そこから下を覗く風景は裏道。なんだか、中世にタイムスリップした気分。

ホテルティターノ

今夜のディナーはこのホテルの上階にあるリストランテに決定。21:30と遅めの予約をして、少々町を歩いてみよう。日が落ち始めてだんだん夜になっていく。それでもホテル向かいのお店はまだ開いていたりして、賑わっている。フェラーリが壁一面に飾ってあるお店や、カバン専門店、巨大ヌーテラがディスプレイされているお店などなど。気になったお店にちょっと足を踏み入れてみる。サンマリノは消費税0だから買い物天国。ともなれば、買い物せずにはいられない。イタリアで買うなら、ここで買おう。

ホテルのリストランテ

明日ベネチアに行くにもかかわらず、気になってしまったものは、ベネチアガラス。ベネチアガラスの置物。€7~と、とってもお得。(同じ物をベネチアで買うよりもはるかに安かった!)手作りなので、同じ花でも一つ一つの色合いや大きさ、風合いが違うので、よーく比べてお気に入りを探す。グラスも素敵なので、一緒に買ってしまおう。サンマリノでベネチアガラスの買い物をするとは思っていなかったけど、ベネチアの方が広くいっぱい歩かなければならないので、このコンパクトに収まっているサンマリノで買うのは得策かも。そこらのお土産と同じレベルなら、安く手に入ります。

夜の町だんだん周りも暗くなり、すっかり夜。シタデルの中心までやって来たと思ったら、「虫がいるぅ~。この虫なぁに??」とベリー。この暗い中、ジィーっと石畳の上を見ている。「どれ~???いいよ、虫なんてぇ~」と返事を返すも気になって見てみると・・・・・・・オレンジ色の薄暗い光の中、ベリーが見つけた虫とはーーーーーーーーーーーーーーーサソリだぁーーーーーーーーーーーーー

初めて見るサソリ!日本ではお目にかからないだけに、みーこもダーリンもびっくり!後ろから来た観光客も「Oh———-scorpion!!!!!!」

みんなびっくりだ。刺されたら大変!ベリーが手を出さなくてよかった。どうやらこの辺では当たり前のようで、『靴を履く前にサソリがいないか確かめなさい。』と言う言い伝えがあるくらいのようだが、まそれにしもびっくりだ。

夜の風景

すっかり暗くなってしまったサンマリノ。ディナーの時間も近づいて来たのでホテルへ戻る。街頭で灯されたサンマリノの町は静まり返って幻想的。ショップや飲食店が集まる通りはまだまだ賑わっているけど、路地は人気がなく静か。

サンマリノ街並み

今夜のディナーは昨夜に続いて期待ができる。いやいや、昨夜は庶民的だったけど、今夜はちょっと気取った気分。料理もコース。キッズコースもある。ミートスパゲティにミラノ風かつ。これなら子供たちも喜んで食べれるぞ。

ミラノ風かつレツ

まず初めにアンティパスト。クスクスとなす、オリーブのミックス。これは我が家では好き嫌いに分かれるところ。残念、みーこだけが気に入った味。

クスクスのアンティパスト

みーこが選んだ前菜は、ほうれん草と柑橘、パルメジャーノチーズと松の実のサラダ。期待通りで、さっぱりとそれでもってコクのある一品。

ルッコラサラダ

ダーリンが選んだ前菜はパルマハム、チェリートマトとチーズ風味のスナック添え。しっかりしているハムの味に、さらに濃い味のチーズスナック。このチーズスナックはベリーとどんぐりに大好評。生ハムメインのパスタはバジルを練りこんだラビオリ、リコッタチーズ入りのトマトソース掛け。ラビオリもう一皿は、ほうれん草とトリフ、ペコリーノチーズのタルアッテレ。どちらも申し分ない味。手の込んだパスタ料理に大満足。

タリアッタレ

デザートはワイングラス入りのマスカルポーネチーズのチョコレートソース掛け。びっくりワイングラス入り。パフェのようで食べごたえあり。お腹いっぱいなのに平らげてしまった。

マスカルポーネ

ちょうど、テーブル席の目の前が隣の庁舎。まるでお城じゃなけど、ライトアップと庁舎の上に掲げられた時計がシンデレラ城のように見えて、ナッツとベリーに「ほら、シンデレラ城だよ。」と言うと、ベリーがその気になってしまう。食事を終えて、ベリーのリクエストに応えて庁舎まで。みーことベリーだけ庁舎の入り口まで行き「ここでシンデレラが踊っているよ。でもそろそろ帰らないと魔法が消えるよ。」といい、写真を撮って納得してもらった。

シンデレラ城

≪ vol.19へつづく ≫

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世界遺産の町 アルベロベッロ歩き

子連れイタリアレンタカードライブ vol.18

2015.08.09

7:15  少し早く起きて、洗濯物のお片付け。キッチンがあるので、レトルトご飯を温めておにぎりを作る。冷蔵庫の中には無料のジュース、テーブルの上にもスナックタイプのクロワッサンやデニッシュパンがあるので、これらで軽く朝食。

やっぱり人気が高いのは、日本から持ってきたレンジでチンのレトルトご飯の

入り口からは燦々と日差しが差し込んでくる。今日も暑いんだろうな。でも石造りのトゥルリの中は涼しい。石造りの家は素晴らしい!!足元もタイル張りで裸足でひんやり。

軽い食事を終えたら、トゥルリの街並みを見に行こう。部屋にあった町の地図を頼りに散策。昨夜のリストランテは静まり返っていて、シャッターが下りている。昨夜は外観をよく見ないで入ってしまったけど、よくよく見るとメニュが張ってある。本当に安くて美味しいお店だったなぁ。

リストランテ

メニュ

地図を頼って歩いて行くけど、結構入り組んでいて、地図を見ても迷ってしまう。

リストランテから離れると、トゥルリの群れが増えてきた。

民家のトゥルリ

でもなんだか、写真で見たような、観光スポットとしての光景ではない。ごくごく普通の民家として使われているようだ。ところどころに『シーズンハウス』と言うような小さなサインが掲げれている。我らが泊まったような宿泊用のトゥルリだ。そんな、宿泊トゥルリから、チェックアウトする旅行客がいるくらいで、時々見かける地元の人以外はだれもいない。とっても静か。

住宅街

どうやら、目的のトゥルリ集落とは違っているよう…どうして道を間違えたんだろう???もちろん、ダーリンとナッツからはブーイングが飛んでくる。「やっぱり、みーこってもんだよ!」そう、地図を持って指図した私が悪い…「地図も読めないんだから!」と言われる始末。

トゥルリ脇道

そろそろ部屋に帰ろう。カギを引き渡す約束の時間になってしまう。偶然帰り途中に見つけたスーパーが既に開店しているので、今日のドライブの友のサラダやスナックを買っていこう。

9:30 部屋に戻って、荷造り。約束の時間より、少し早くオーナーのおばさんと娘さんがやって来た。思っていたようなトゥルリ集落にたどり着けなかった事を話すと、娘さんが案内してくれることに。本当に助かります。

10:00 車はこのまま部屋の前に置いて歩いて行く。さっき来た道…一つ曲がる道を間違えていたらしい…すると、あっけなく、あの有名なアルベロベッロの光景が目の前に広がった。ここで娘さんとさよなら。本当にありがとう!

さぁ、アルベロベッロ散策を開始。すでに観光客で賑わっているアルベロベッロの旧市街地。ただただ真っ白な白壁と、薄い灰色のトンガリオ屋根。8月の眩しい太陽の日差しが白壁に跳ね返って、眩しいばかりのアルベロベッロ。

アルベロベッロ

通りの両脇にはお土産屋さん。トゥルリのミニチュアや、トゥルリの刺しゅう入りのリンネ、竹細工のおもちゃなどなど見ていて楽しい雑貨達がみーこを誘惑してくる。

土産屋

坂道になっている通りを上っていく。真っ白の壁に這うブーゲンビリアの花。白と緑とビビッドカラーのピンク。エノティカの前にはブドウ棚。白壁が植物の色を引き立たせている。

エノティカ

すると、同じようなお土産屋さんの中に「ようこのお店」と日本語がある。ここは昨夜リストランテで一緒だった新婚カップルが話をしていたお店だ。せっかくだからちょっと入ってみよう。

中に置いてあるお土産はどこと変わらない商品ばかり。奥まで行くと、店主のようこさんがいた。「こんにちは」と話をすると、目の前にある食品の試食をさせてくれた。トリフの瓶詰に、クッキー、トマトやオリーブなどのペースト。それにワイン。これだけ、試食を勧められると買わざる得ない。でも、パターや卵を使わないクッキーのような固いお菓子はばらまきお土産にもってこい!子どものおやつにもヘルシーだ。

すると「その階段を上って、屋根の上に行けますよ。」と案内してくれた。トゥルリの屋根を間近で見れるチャンスは今しかない!喜んで階段を上ってみる。

すると、目の前に尖がり屋根。手で感触を確かめる。景色も楽しい。通りを歩く人を上から眺められた。

屋根

階段を下りて、再び店内へ。「そちらの部屋は、ベッドルームで、あちらの部屋はキッチンよ。パンを焼くの。」といろいろ普段の生活のことも話してくれるようこさん。ベッドルームはガラス張でお店からも見れるようになっている。さすが、家を隠さない、オープンなヨーロピアンの文化。もちろん、人に見られてもいいように、きちんと整っている。見習いたい。

ようこさん自身まさか、このアルベロベッロに嫁ぐとは思ってもいなかったようで、嫁いだ頃はまだ世界遺産に認定されていなかったので静かな町だったようだ。それが世界遺産になってからは観光客で賑わうようになった。「よくぞ発掘してくれました((笑)」と言っていました。

ようこさんのお店で買い物を済ませて、もうしばらくだけ坂道を上ってみる。植物が栽培されていると、さらに絵になるアルベロベッロ。

花と白壁

とても素敵な町だけど、あまりゆっくりもしていられない。これから600kmのロングドライブが待っている。ここらで引き返そう。帰りは下り坂なので楽々。

食品も多いアルベロベッロ。もう少しワインを買い足そう。昨夜食べたショートパスタも美味しかったので、これも一緒に買っていこう。次に入った食品店は所狭しとワインやパスタ、オリーブなどの漬物、さまざまなペーストのビン詰が並んでいる。探すのは大変だけど、この陳列の術、素晴らしい♥

やばい、車までまだまだ歩いて20分はあるのに、ワインやビン類をいっぱい買ってしまった!それに、抱っこのどんぐり。重いけど、次回来れるかわからないアルベロベッロ。重い荷物を抱えて車まで歩く。

「何か買って~」と騒ぐ、ナッツとベリーに€1の竹細工の笛を買ってあげる。水鉄砲のような形をしていて、初めは何かわからなかった。しかし、笛だったとは!きれいな音色が出る竹細工の笛でした。

トゥルリについて

≪ vol.18へつづく ≫

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アルベロベッロ トゥルリに泊まる ビックリ縦型洗濯機

子連れイタリアレンタカードライブ vol.16

2015.08.08

Matera   –      alberbello  70km (1h)

マテーラからのどかな南イタリアのドライブ。車はそれほど多くない。広めの一般道を走ってアルベロベッロへ。

南イタリア

アルベロベッロに近づくと、あるある、とんがり屋根のトゥルリ。オーリブや何かの畑の陰から突然現れる、とんがり屋根。これくらいで感激していては、甘いのだけど。それでも嬉しくなる。それにしても、家も倉庫もみんなとんがり屋根、トゥルリ。

アルベロベッロ郊外

アルベロベッロの市街地に入ると、車も多くなり賑やか。それにしてもアルベロベッロの市街地はごくごく普通の建物がほとんどで、とんがり屋根のトゥルリが見当たらない。

今夜のお宿はトゥルリ。ナビに沿って向かう道は、細い路地。おまけににあちらこちらに曲がるので、道を1つ間違えると、宿から遠ざかってしまう。慎重に、慎重に。

表通りの建物はごく普通の低いビル。でも、路地に入ると・・・・ところどころにとんがり屋根のおうち、トゥルリ。期待できそう♥

18:40 目的地まで数十メートル角まで来ると、どうやらお宿のオーナーらしき女性が2人。やっぱりそうだ。車を誘導してくれて、駐車して降りる。「ボナセーラ!」とご挨拶。お母さんと高校生の娘さん、それにおばあちゃんもいる。英語が話せるのは、この娘さんだけで、根っからのイタリア語。

部屋の中を案内してくれる。入り口にはビーズののれんが掛かっていて、暖簾をくぐると、すぐにダイニング&リビング。ちょっと細長くて10畳程。ソファベッドにダイニングテーブル、キッチンに冷蔵庫が整然と配置されている。そして、ダイニング&リビングの天井を見上げると、とんがり屋根の真下。隣の部屋は7~8畳程のベッドルーム。キングサイズのベッドとワードローブがある。そして天井は、この部屋もとんがり屋根の真下。4.5畳程の狭めのバスルームもとんがり屋根。つまり、各部屋毎にとんがり屋根がついているって事だ!1軒にとんがり屋根が部屋の数だけある。まるでとんがりコーンがならんでいるみたい(笑)

トゥルリ天井

ソファベッドの作り方と洗濯機の使い方は必須。なんせ、大人だけでも洗濯は悩みの種なのに、子どもが3人ともなれば洗濯の悩みは大きな種になる。洗濯が出来る、ダーリンが許してくれそうな宿探しはなかなか苦戦。雰囲気を選ばなければ、洗濯機を備えている宿も少しはあるけれど、少しはオシャレな雰囲気を求めると、洗濯機付きの宿はかなり限られてくる。そんな中、アルベロベッロのトゥルリに泊まれるだけでも貴重な体験なのに、洗濯機まで着いているなんてこんなうれしいことはない。

見た目は縦型洗濯機。たいていドラムタイプが多い中で縦型は珍しい。そして、蓋を開けてみるーーーーーーーーーーーーーーーーー

え~~~!!!!びっくり!!中はドラムタイプのよう。言葉で表現するのは難しい。(写真を撮らなかった事に後悔…)蓋を開けると、いつもの丸いステンレスが、日本の物と逆についている。つまり、日本の縦型洗濯機は上から見るとステンレスが円になっているけど、このイタリアのアルベロベッロの縦型洗濯機は横から見たら(横からは見れないけど)ステンレスが円になっているのだ。そして、丸いステンレスの側面の一部が上部に来ると、パッカと開いて筒の中に洗濯物を入れる仕組み。この洗濯機にはびっくり。表示もイタリア語なので、ひとまず、標準タイプの洗濯方法の説明を聞く。説明を受けておいてよかったぁ。

今夜のディナーは近くにある、オーナー知り合いのリストランテを予約してくれた。おすすめらしい。そして明日のチェックアウトの時間を約束して、今日はここでさよなら。それでもかれこれ、30分も話をしていた。

早速洗濯をしよう!洗濯機に入れて、なかなか蓋が閉まらない。無理やり閉める。すると、今度は動かない!蓋を開けようとすると、開かない!無理に蓋を閉めたのがいけなかったらしい…どうしたら動くんだ!蓋が開くんだ???悩みに、洗濯機と闘って、ようやく蓋が開いてくれた。今度は慎重に蓋をして、スイッチオン。でもこの洗濯機、中はドラムタイプのようだけど、乾燥機能はついていないらしい…食事が終わって帰って来たら、洗濯物を干さなくては。

20:00 シャワーを浴びて、さっぱりしたところで、紹介してくれたリストランテへ。歩いて数分。表通りを挟んで路地に入ってすぐ。入り口に旗が並べれており、メニューの写真も飾られている。

リストランテ

中に入るとまずは厨房があり、その前を通って奥のダイニングへ。ダイニングはテラスになっている。雰囲気も抜群。案内されたテーブルに着く。あれ、隣もアジア系のカップル。ちらりとテーブルの上に置かれたガイドブックを見てみるとーーーーー「テキユの歩き方」!お~日本人ではないか!こんなイタリアの、アルベロベッロのしかも観光地から離れているリストランテで!「こんばんわ」と話しかけてみると、とても気さくな新婚カップル。新婚旅行でツアーでイタリアを周っているらしい。お決まりの「どこから来たんですか」と尋ねると我らの住んでいる県のお隣だ。しかも、話をしていると「あ、よくあのイオンモールには行くんですよ。」って!日本から離れて、イタリアの大都市ではない、南イタリアのアルベロベッロ。しかも観光スポットから離れたリストランテで!あ~世界は狭い!

前菜

話も盛り上がっている中で料理が運ばれてきた。おすすめのアンティパストの盛り合わせ。盛り合わせと言うより、アンティパスト皿大集合!ってところ。覚えているだけでも7品。しかも普通盛の量。フンギのフライ・ライスサラダ・エビのカクテル・スモークサーモン・モッツアレラチーズとハム・ムール貝のオーブン焼き・ズッキーニ&パプリカ&茄子のグリル焼きケイパー添え。とても我が家族だけでは食べきれない。新婚カップルさんとお互い注文した料理をシェアして頂く。新婚カップルさんからはムール貝のショートパスタと牛肉のステーキ。どれもこれもおいしい。

アンティパスト

パスタ

それに我らが注文したスパゲティポモロードにボンゴレスパゲティ、フンギノクリームパスタ。ナッツもベリーも久しぶりの日本人の方と会話が弾んだディナータイムなので、遅い時間でもパクパク食べてくれた。さらに、近くにいたイタリア人の小さな男の子とベリーが仲良くなってしまい、二人でハグハグ♥

トリフ

とても楽しいディナータイム。それにしても、よく食べたなぁ~。さらにデザートにチョコトリフまで平らげてしまいました。帰ったら、洗濯物干しが待っている・・・

トゥルリ

≪ vol.17 へつづく 

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サレルノから南イタリアドライブ 世界遺産洞窟の町マテーラ

子連れイタリアレンタカードライブ vol.15

2015.08.08

Salerno  –     Matera   200km (2h20m)

11:30 サレルノを出発。が、高速入り口を間違えて高速に乗り損ねる…

12:00 高速に乗って20分程走らせたところで、Autogrillで休憩。とっても観光化されていない感じのAutogrill。昔ながらの、っていう雰囲気で、イタリア庶民を感じるAutogrill。軽いお昼を買っておこう。フライドポテトとウィンナーのグリルとポテトチップス、コーラと、それにとっても気になったCremaCafe.

テイクアウトして車で食べる。ドライブしながらつまむ、ポテトにウィンナー。3匹の子ども達はお休み中zzzz 気になったクレマカフェは、カフェオレなどのドリンクと言うより常温シェイクのよう。とっても濃厚なエスプレッソ味のクリームってところ。

そしておとといから持ち歩いている、ソレント近くのフルーツ屋で買ったレモン???を食べてみよう。レモンと言うより、大きな夏みかん。手で皮を剥くのは大変なので、使い捨てナイフがあった!これを使おう。

 

中を開くと・・・・・・・・・・ええええええーーーーーという程に果実が小さい!無駄なほどの皮の厚み!味と言うと、普通に酸っぱい!普通のレモンが主流になっている訳がよくわかる。それに日本の夏みかんの勝利!それともこの皮に価値があるのかな?

レモンの中

12:30 途中道を間違えて一般道に。工事のサインもあってか、予定到着時刻より大幅に遅れてしまう。車窓の景色は乾燥気味。だんだん洞窟の都市マテーラに近づいて来た。

15:00 マテーラにやって来た。はるか遠くの傾斜に洞窟のような集まりが見える。あれかな。ナッツやベリーも起きだして、Autogrillで買ったウィンナーとポテトでおやつタイム。緩やかな坂道を上って、世界遺産まであと一歩。

マテーラ郊外

15:30 Centreのサインに従ってたどり着いた新市街地。どうやらここがマテーラらしいけど、とってもごくありがちな田舎町。商店があって、1階もしくは2階建ての建物が通りに並んだコンパクトな町。路駐も無料。ここが洞窟の町?と思って、矢印の方向に歩いていく。

ちょっと人だかりも多くなり、協会やお土産屋さんもちらほら。やっぱりここだと思って、進むとーーーーあった!!!!洞窟の町マテーラ。まるで画像を見ているかのような光景。今いる新市街地のような地点から、一度軽い谷底を超えて目の前の緩やかな丘にマテーラの洞窟住居が広がっている。崖前に柵がしてある。ここからの眺めが素晴らしい!パノラマで広がるマテーラの洞窟住居の光景!

教会

あまりに感動!話によると最近のヨーロッパ観光客にはアルベロベッロよりもこちらのマテーラが人気の観光スポットらしい。

マテーラ

しかし、以外にもお店は少なく、カフェも数件ように感じる。お土産屋さんも数件。純粋にこのマテーラの世界遺産を堪能する町のようだ。そんなマテーラの教会脇にあるピッザテリアで一休み。隣の席からは英語が聞こえてくる。彼らも観光客だ。日本ならすでにおやつの時間を過ぎているけど、お昼も軽くドライブがてらのスナックだったけど、食べ過ぎては夜に響く。5人で軽くシェアして食べよう。ナポリターナスパゲティとグリーンサラダとスイカ!このマテーラは暑くて乾燥しているので、喉が渇く。さっぱり甘いスイカを食べよう!メニューに「watermelon」の文字。これだけでメニュになってしまう、優れもの。

そして、テーブルに差し出されたスイカにビックリ!!!

スイカ

そのままじゃないか!しかも、ナイフとフォークが刺さっている!なんと手抜き料理!ナイフとフォークが刺さっている事が唯一の芸。味は至って普通…甘みも特別すごくなく、塩が欲しいかも。

ナポリタンに別添えされた粉チーズも豪快な量!さすがイタリアだけど、ここまで出てくる店も多くはないはず。

粉チーズ

数少ないマテーラのピザッテリアでびっくりさせられた後は、マテーラを軽く散策してみよう。何処をどう歩いているのかは、残念ながら覚えていないが、サッシ(洞窟住居)群の外れにいることは確か。サッシ群の中を歩く事も出来るけど、ナッツやベリー、どんぐりを連れて、細い路地や階段を昇り降りするのは、疲れそう…遠くから住居を見ているから美しいけど、近くまで行くとなんだかわからなそう。と言うことで、サッシの全貌を眺める事に。

サッシ内を散策

時間があれば、ゆっくり宿泊して、何気ない路地を歩いて、ふと見つけたレストランに入ったり、写真を撮ったり、スケッチしたり。そんな旅もいいかも。ここは未来の旅のお楽しみボックスに1票入れておこう。

マテーラサッシ群

来た道を戻る途中、ふと気持ち悪い教会発見!オブジェがすべて骸骨・・・・・・・教会の装飾至る所が骸骨で不気味。この乾燥した大地に、骸骨教会あり。

骸骨教会

暑い日差しが続くマテーラを過ぎれば、子ども達、お楽しみのとんがり屋根のアルベロベッロだ。

≪ vol.16へ続く ≫

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南イタリア・アマルフィドライブ サレルノ

子連れイタリアレンタカードライブ vol.13

2015.08.07

amalfi  –   sarleno  26km (1h)

17:30  アマルフィを出発して、アマルフィ海岸のくねくね道を走る。カーブにはしっかりミラーが立っているので、対向車を確認できるけど、道はやや狭い。飛ばし屋の車はいなくても、飛ばし屋のバイクはいる。さすが、南イタリア!

アマルフィ海岸

くねくね道が続くので、ナッツとベリーは車酔い気味。途中の小さな町で一休み。海の目の前の駐車場に車を止めて、海を覗いてみる。まだ明るい18時の南イタリア。磯で遊ぶ子供たちや釣りを楽しむ大人。近くまで飛んでくるカモメ。アマルフィ海岸の町。でもアマルフィやポジターノのような観光客で賑わっている町ではなく、落ち着いた雰囲気の町。観光化していない、のどかな海岸沿いの町に出会えた。

アマルフィのとある町

静かな町

さぁもう少しでアマルフィ海岸ドライブも終わる。が、まだ達成し切れていない事----陶器タイルを見つける事。ヴィエートリ・スル・マーレが陶器の町で有名らしい。サルレノに入る前にここに寄って行きたい。

小さな港町

ヴィエートリ・スル・マーレの手前の道沿いに陶器店を発見。雨が降ってきそうな雲行き。駐車してお店に入ってみる。卸屋さんのような、工房のようなお店。広い。ポジターノで買ったような家具や壺も置かれている。もちろん、食器も。観光地から外れているので、値段も安いと思って入ったけど、決して安くない。なんかしっくりこないので、「グラッチェ」と言って外に出る。すると大粒の雨が!さぁ早く車に乗り込もう!嵐のような雨。くねくね道はまだ続くのでベリーも酔いに酔ってしまった…

陶器店

雨も弱くなってきたところで、ヴィエートリ・スル・マーレにやって来た。道沿いには陶器屋さんがいっぱい。外壁には陶器の皿が飾られている。まさしく思っていた通りの陶器の町、ヴィエートリ・スル・マーレ。しかし、駐車場はもちろん、路駐するスペースも空いていない。Uターンする余裕もないので、仕方がない、前の車についていくしかない。おまけに一方通行を逆走してしまい、歩行者にアドバイスをもらってUターンしたけど、陶器店が並ぶ方向へは戻れそうもない…道も混雑しているのでせっかくのヴィエートリ・スル・マーレを諦める事に…

ヴィエートリ・スル・マーレの陶器の壁

ヴィエートリ・スル・マーレを過ぎるとあっという間にアマルフィ海岸とは景色を変えて、都会の景色。道も片側2車線でまっすぐな道。もうアマルフィ海岸は終了。ここはもうサレルノ。

ヴィエートリ・スル・マーレの路地

19:00 今夜の宿はバールが経営しているB&B.バールでカギを受けっ取って、部屋に行くようだ。まずはバールを見つけなければならない。KINOというバール。

思ったより簡単に見つける事が出来たけど、お店の前に駐車するスペースがない。ひとまずみーこが車から降りて、駐車場を聞きに行く。バールに入ると若いお兄さん2人とお姉さん。すぐにダーリンのいる車まで一緒に来てくれて、駐車場を教えてくれた。…が、いまいちどこなのかわからないので、一緒に車に乗って案内してくれることになった。ダーリンとナッツが駐車場に行っている間にみーことベリーとどんぐりはバールで待つ。すると、「何がいい?ドリンク?ジェラート?」ってウエルカムサービス。喉も乾いているし、ちょっと小腹も空いたのでここはレモングラニータをお願いしよう。するととってもおしゃれにカクテルグラスに入れてのサービス。さっぱりしていて、すぅ~っと喉を通り越していく。

陶器店 レモンシャーベット

15分以上待ったかな?ようやくダーリンとナッツが戻ってきた。ダーリンも1ドリンク喉干して部屋に案内してもらおう。ちいっちゃなベリーは人懐っこい性格。バールのお兄ちゃんんに懐いて、ちゃっかり抱っこしてもらって、お部屋まで。ちょっと内気のナッツはうらやむばかり…

お部屋は歩行者天国の2ブロック離れた所にあるちょっと歴史の入った建物内。重い扉を開いて、エレベーターに乗って、お部屋のある階へ。エレベーターを降りるとホールのような広い部屋があった。そして、その奥の2つの部屋が今夜のお部屋。ちょっと不思議な作り。ホテルというより、所有している部屋を宿として提供している様だ。エアコンがガンガン効いている。天井が高い。ナッツとベリーとダーリンがメインベッドルームに、サブの部屋にみーことどんぐり。今日の昼間は海水浴をしたから、体が塩まみれ。ディナーの前にシャワーを浴びて、さっぱりしよう。シャワーを浴びるとエアコンの効いた寒い部屋にブルブル。

21:00 もう9時。。食事ができる場所が見つかるか心配…と思って外に出ると、偶然にも部屋のある建物の脇がリストランテ。なんだかいい感じなのでここにしよう。植栽で囲まれたテラス。ピザやチーズの盛り合わせ、サラダに野菜のグリル、ちょっと今夜は志向を変えて、ショートパスタを食べてみよう。

ピザ

料理が運ばれるまでに時間があるから、ちょっと周辺を歩いてみる。さっきチェックインをした、バールは大勢の人で賑わっている。KINOBARがある周辺にはちょっとした広場があって、ライトアップされている。夏のひと時、きらきらしている雰囲気の中で、昨日買ったワンピースに身を包んだナッツとベリーはプリンセス気分でルンルン。

サルレノの夜

随分してようやく料理が運ばれてきた。チーズの盛り合わせは、今まで食べたことのない初めてのチーズばかり。明かりが弱いので、料理がはっきり確認できないが、ぴっりと辛い唐辛子の効いたハード系チーズ。これは子どもにはツライ…食べやすいハード系チーズもあるけれど、癖のあるチーズもおいしい。名前がわからないのが残念…

チーズの盛り合わせ

野菜のグリルは豪快で嬉しい。イタリアン野菜にオリーブオイルがたっぷりしみ込んで美味。

野菜のグリル

そして、いつもはたべないショートパスタ。トマトにズッキーニ、チーズが絡み合って味付けはコモンイタリアン。独特の味付けだけに、感激!

ショートパスタ

お口直しにジェラートが欲しいな。そうだ、お世話になるKINOのジェラートを食べよう。KINOに行くと中もテラスも人、人、人!人気のバールのようだ。ショーケースの中のジェラートを選んで、今夜のスイーツ。広場は暖かい明かりで輝いているサルレノでした。

ジェラート

≪ vol.14へつづく ≫

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南イタリアドライブ アマルフィ

子連れイタリアレンタカードライブ vol.12

2015.08.07

14:20 宝石の町ポジターノを出発してアマルフィ海岸をアマルフィに向かってドライブ。運よくバスの後ろに付けたので、怖いものなし。くねくねの海岸道路に路駐の車あると、反対車線をすれ違う車はバスとギリギリなので大変そう。われらはバスの後ろ。バスが通れれば普通車の我らは余裕!

バスの後ろ

途中、露店販売のフルーツ屋を発見!しかもなんだか活気があって、車の荷台ながらフルーツのディスプレイが素敵♥ ちょっと寄ってみよう。

かわいいフルーツ屋

なぜか、いじけているベリーは車でお留守番。素直についてきたナッツが得をした!日本人びいきの店主。どうやら日本の雑誌に取り上げられたので、日本人びいきの様。上機嫌んでナッツをフルーツの上に座らせてくれてモデル気分で記念撮影。

モデル気分

いやいや写真が目的ではなくて、フレッシュジュースが飲みたい。レモンとオレンジのミックスジュースの搾りたてを味わった。

15:10 フルーツ屋を出発してからはバスの後ろではないので、さっきよりはすれ違いに気を遣う。アマルフィに入ると建物の間を走るので、車道が狭い!その狭い車道をバスとトラックがすれ違うけど、サイドミラーを畳む有様。隙間がないほど間隔ですれ違う。もちろん、とってもゆっくりなのでここで渋滞が起こっている。

バスとすれ違い

アマルフィの町の外、海岸沿いに駐車場があるけれど、この観光シーズンではほぼ満車。少し離れないと空いていないかなと走ってみると、レストラン前で客引きするおじさん。どうやら駐車場のおじさんだ。屋根付きの駐車場で1時間€5という。屋根があって1時間€5は安い!のでここに決定!

車庫の部分は石の日陰なので車内が暑くなる心配はない。けど、車庫から一歩日差しの下に踏み出ると・・・暑い!暑いけど、ベビーカーがないので抱っこで勝負!どんぐりがくっついて暑い!幸い駐車場は観光メインから遠くなかったので、すぐにアマルフィメインのドゥオモ近くに到着。

アマルフィ入り口

アマルフィ市街に入る門をくぐれば、すぐ目の前に広場が広がり、右手にドゥオモが建っている。ポジターノのビーチで泳いでからまだ何も食べていないので、遅いランチにしよう。広場目の前にあるカフェテリアのテラスに席を確保。ダーリンはパスタが食べたいようだけど、みーこもナッツもベリーも気分はおやつタイム。ショーケースにあるティラミスのような、パンナコッタのようなデザートに魅かれた。

アマルフィドゥオモ

でもショーケースにあるスイーツはパンナコッタではない。パンナコッタは別にあるようだ。みーこはパンナコッタ、ナッツはチョコアイス、ダーリンはサラダにボンゴレスパゲティを注文。目の前のショーケースからナッツのチョコアイスがグラスに盛られている。もう一つグラスがあって、キャラメル風味のアイスが盛られている。別の注文を思っていたら、そのキャラメル風味のアイスがみーこの目の前に置かれた!

あれ、みーこはパンナコッタを注文したはず!「これ、パンナコッタではないよね?!」言うと、「それがパンナコッタだ!」と言う。どっからどう見てもアイスクリームだよ。もう一度、「これジェラートだよ。」と言うと、「これがうちのパンナコッタだ」というような返事!そうかと思って食べてみたけど、どうしてもキャラメル味のアイスクリーム…みーこが食べたいのはアイスではなくて、ツルツルのパンナコッタなのに…残念。ナッツのチョコアイスはヌーテルのチョコをそのまま瓶ごと食べている濃厚さ。アイスではない、瓶そのままを凍らせたと言ってもいいほど。そして、ダーリンのボンゴレは当たり障りのない味。(後で分かったが、この当たり障りのない味はレトルトの味。あさりもとっても小さい。これはレトルト)

カフェテリア

あまりにすべてが濃厚過ぎて、ギブアップ!さぁ、アマルフィにを散策してみよう。アマルフィ海岸の町でしたいこと、それはタイル探し。ロレンツッォ・ダマルフィ通りを上ってみる。ものすごくお店がギッシリしている雰囲気ではないので、30分もあればロレンツッォ・ダマルフィ通りのお店を外から観察しながら上って、引き返して来れるコンパクトな町。

商店街通り

しかし思っているようなタイルはない。どちらかと言うと、食器類が多い。陶器の食器や置物ばかりで、探しているタイルは思ったほどなく、あってもアマルフィやポジターノなどの町を描いたタイルが目立つ。それでもお土産の置物やミニミニカップは手に入れた。甘~いアイスしか食べていないので、小腹が空いた。ちょうどデリカのショーケースにあるライスコロッケが気になったので、1つ買って食べてみよう。

ライスコロッケ

今まで食べたライスコロッケとは違って、ミートソースもトマトソースも、それにとろりとたっぷり溶けるチーズも入っていない。お米とグリーンピースなどの豆を丸めて衣を付けて揚げただけ。本当にライスコロッケ!ちょと、期待外れになってしまった…残念…きっとこれはこのお店の味なんだろう。

みーこ達が小腹を満たすと、どんぐりが駄々をこね始めた。どうやらおっぱいが欲しいらしい…一目のつかない路地の階段の下ででちょっとだけ授乳。

路地の階段

来た通りを戻る。何か買ってぇ~と騒ぐナッツとベリー。そう、子供が欲しがるおもちゃや雑貨を売っているお店は1軒ほどしかなく、そのおもちゃ屋さんも小さく特に目立った物もなかった。騙し騙し、有名な陶器屋さんでお土産を買うけど、やっぱり何かをねだるナッツとベリー。

仕方がないので、ナッツとベリーを引き連れてお店散策。その間どんぐりをダーリンに託す。おもちゃより身に着ける物、と見つけたのはポシェット。籐網のポシェットに大きな花がついたかわいいポシェットでOKサインが出たので、これに決定!ナッツもベリーもご機嫌になって、ダーリンとどんぐりを見つけるとーーーーー2人でチョコアイスを食べていた!しかも超濃厚なチョコアイス。チョコ専門店のチョコアイス!しかも大きい!それに食いつく1歳4か月のどんぐり!ちょとまだこの濃厚な味には早いだろう!濃厚過ぎてみーこには耐えられない…それでも食いつくどんぐり…

アマルフィともそろそろさよなら。最後にダーリンがレモネードを飲みたい!と買ったお店では、レモネードが€8。どこにも値段表がない。もしやぼったくり???レモネード1杯が€8って、日本円で軽く1000円超えってとこ。ありえません!!別にテラスでイートインしているわけでもなく、そんな場所があるお店ではなく、ただテイクアウトのみ。味も特別ではない。きっとぼったくりだ!と決めつけて、アマルフィを去りました。

≪ 続く ≫

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アマルフィ海岸 ポジターノ 海水浴と陶器のテーブル

子連れイタリアレンタカードライブ 2015 vol,11

2015.08.07

B&Bの窓から

8:40 朝食はB&Bのテラスで。昨夜はとても賑わっていて、テラス席が取れなかったけど、今朝はまだ誰もいない。半分日陰、半分日向のテーブル席。マダムが朝食を運んできてくれる。ごくごくシンプルなヨーロピアンブレックファスト。クロワッサンにオレンジジュース、ホッとドリンクはカプチーノ。それにカットフルーツの赤肉メロン。

クロワッサンとオレンジジュース

クロワッサンの中にはアプリコットジャム。オレンジジュースには果実のつぶつぶが入っていないけど、喉も体も渇いているのであっという間にごくりと飲み干した。

朝食 カプチーノ

どんぐりに出してもらったヨーグルト、日本の子どもがよく食べるサイズの約2倍。それをぺろりと平らげて、おかわりも1/2をペロリ!腸内環境がとてもよくなった!

9:30 部屋に戻って、チェックアウトの準備。今日は何をするって、海水浴ってみんな騒いでいる!でも海水浴の準備してこなかったよぉ~・・・・ひとまず、何とか持ち合わせのタオルや授乳用ケープ、どんぐりのおむつなどを準備。

B&Bエントランス

9:40 B&Bをチェックアウト。記念に家族全員で写真。グラッチェ、マダム。

車で昨日タクシーを拾った場所まで移動して、そこにあるパーキングに駐車。まだ10時前だからか、並ぶことなくすんなりと駐車出来た。前金制で€15。人気の観光地で土地もなく、超観光シーズンながらもそこまで高くはない。

ポジターノの町 狭い車道

この駐車場からビーチまで歩く。そろそろお店も開店し始めている。ビーチにたどり着くまでにまずは水着をゲットしなくてはならない。駐車場から間もなくのショップはおしゃれな雑貨屋さんや洋服屋さんが多い。中間点まで来るとアートなお店があって、道端では絵画やアクセサリーが売られている。ちょっと水着を売るお店はもう少し先。

ポジターノビーチ

ビーチに近くなると、お土産屋さんが多くなる。パレオが売っているお店なら期待できるかもと、探ってみると予感的中!ありました、水着。しかもセットで€20程。と言っても、綿素材の乱雑な作り。日本ではまずあり得ない作りにデザイン。一歩間違えば、下着かな??って感じ。でも、ここはイタリア。海外!なんでもあり!€20なら、みーこも購入しよう。結局どんぐり以外の4人が購入。こんな事になるのなら、始めから持って来ればよかった…着替えもこのお土産屋さんで着替えさせてもらって、準備万端!

ビーチのパラソル

10:10 ビーチではパラソル+ビーチベッド(1セット€12.5)と浮わ(€5)をレンタル。パラソル下でシャツを脱ぐと・・・・おっと、日焼け止めがない!日焼け止めがないと危険!即、ビーチ前のショップで日焼け止めを購入。

日焼け止めを買いに

日焼け止めもしっかり塗って、まずはダーリンとナッツ&ベリーが海へGO.みーこはどんぐりにおっぱいをあげて寝かしつける。授乳用ケープ、大活躍。どんぐりが寝れば、授乳用ケープはシート代わり早変わり。とっても便利な授乳用ケープ。

今度はみーことナッツが海水浴。それにしてもビーチの小石たちが焼けて熱い…

海に入ってしまえば、足の裏の暑さも忘れられる。海水は澄んでいるのでそこまで見える。グアムやサイパンの澄んでいる海の色とはまた異なった色。グアムやサイパンの海の色がビビットカラーならば、こちらはパステルカラーって感じかな。今回はゴーグルがないので、潜れないのが残念。

ポジターノの海

12:30 2時間近く海水浴を楽しんだので、そろそろ駐車場に戻ろう。着替える時もこの授乳用ケープが大活躍!くるりと体に巻いてお着換え!こんな使い方もあったんだ!それにしても洗濯したいな。

12:40 ビーチから駐車場までは階段をテクテク上らなくてはならない。ナッツもンベリーも疲れ果てて、「おんぶ~」「抱っこ~」って!もう少し頑張ってくれ~!

と言いながらも、ふと素敵な陶器屋さん発見。何気なく入ってみると、ツボだけではなく、テーブルも売っている。テーブルにペイントされている。なんて素敵!

と、ちょっと見るだけと思っていたら、ダーリンが「このテーブル買っていこう!」と言い出した!ええええ、できるの~?って思っていると、スタッフの女性が日本にも配送できるって言うじゃない。ついでに工房が近くにあるから、そちらも案内してくれるというので、ちょっといってみよう。

一方裏の通りに工房というか、広い展示ルームがあった。広いと言っても外を利用しているので、その分だけ広い。外にはテーブルがいくつも展示してある。工房中心には素敵な絵柄が描かれたセラミック製のソファ。そこにナッツ、ベリーは横になってしばらく昼寝…

中には壁一面にテーブルの天板が飾られている。どうやら、これらはテーブルの天板に描く柄のサンプルで、この中から好きな絵柄を決めるとの事。希望の大きさ、形(丸か楕円か)、それから絵柄を選んで、その絵柄にも微妙にリクエストができる。我らの場合、フルーツの絵柄の中に好きなフルーツを追加してもらって、さらにバックの色を青から黒に、そして、蝶々を散らして、ナッツとベリーとどんぐりの名前を書いてもらう。もちろん蝶々も好きな色を選べる。ここまできめ細かにリクエストにこたえてくれる。

打ち合わせに時間がかかっていると、冷たいお水を出してくれた。こう暑いと、味のないよく冷えたミネラルウォーターが美味しい。今日注文してから、手作業で一から制作するので、本来なら半年近くかかるらしい。でも、どうしても12月には欲しいと交渉すると、クリスマスまでに間に合わせてくれるということになった。ここイタリアのポジターノから日本のブドウの盆地まで本当に届くのか心配だったけど、ちゃんと安心できる配送を世界中に行っているというので、購入決定!あとは届くのを待つばかり。

世界中に配送しています

グダグダに疲れ切ったナッツとベリー。どんぐりはみーこに抱っこされて、駐車場のある坂の上まで歩かなくてはならない。ベリーはダーリンが抱っこ。でも・・・ナッツ頑張って歩くんだ!

坂の途中で部屋に飾りたい絵を1枚ゲット。これで家に戻ってもポジターノ気分を味わえる。

我が家のテーブル

≪ つづく ≫

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