2010.08.13 [ 6日目 マルセイユ~食~]
午後3時頃かな、最後の街、そしてフライトのある街、マルセイユに到着。ルールマランから一般道を70km、1時間のドライブ。港町で有名なマルセイユ。今回訪れた町の中でも大きな町。ぐるりと港に向かって車を走らせるがいったいどこを走っているのかわからない。アフリカンムードがたっぷり漂う裏通りのようなエスニック街を走る。ここも面白そう。(でも女性だけでは怖いかも・・・)
感を使ってドライブすると、テキユに載っている港町付近に到着。ヨットや小型船がぎっしり海岸沿いに停泊しています。う~ん、これぞ夢に描いていたフランスの港町。トリコロール柄の水兵さんが出てきそうな雰囲気 ❤
大きなショッピングセンターのパーキングに車を止めて、ナッツのベビーカーを押して最後の町マルセイユを散策。それにしても暑くて喉がからからだよぉ~。
マルセイユの町は布地を売るお店が多い。しかも€3/mっていうのもあって質はどうあれ、非常に安い。ゆっくりとあちらこちらの布地屋さんを探せば掘り出し物が見つかりそうだけど、そこまで時間も体力もないなぁ~・・・なにしろ喉がカラカラ・・・
周りの人も暑いんだろうなぁ、イタリアで言うグラニータを多くの人が食べ歩きしている。みーこ達も食べよう!!ヨーロッパ版かき氷。日本のかき氷の方がふんわりしているかな。たまたま食べたお店の氷が粗いだけかな。シロップはそれほど変わらない感じだけど、たっぷり ❀ ひんやりして、美味しい ❀
小腹が空いたついでに、歩きながら見つけたチーズケーキを買ってこれも食べ歩き ❀ タルト系ケーキはショーケースから出されると、紙袋に入れて「はい」って渡される。だから時間が経つと、紙袋はチーズの油分でべとべとになってくる・・・ヨーロッパでタルト系ケーキを買うといつも紙袋・・・美味しいけど、その場で食べきれずに残して袋に入れておくと、紙袋の外までソースや油分でべとついている・・・日本なら絶対箱に入れるはず!日本のたい焼きや今川焼が、くるくるってわら半紙に包まれて渡される感じ。そうか、私たち日本人のたい焼きとヨーロッパ人のタルトケーキは同じおやつなんだね。それにしても濃厚な味。
何か面白い雑貨土産が見つかればと思っていたけれど、お店を探すのにも一苦労・・・午前中にルールマランでエネルギーを使い果たしてしまったようだ・・・この際このマルセイユでは食い倒れに走ろう。最後の晩餐と言うわけではないが、南仏・港町の名物ブイヤーベースとニースサラダとカラマリ(イカフライ)、そしていつものパスタを頂いて行こう。もちろん、軽くワイン付きで ❀
にんにくがたっぷり効いたマヨネーズを添えて頂くブイヤーベース。港が目の前に広がるレストランのテラスで食べると一層美味しく贅沢な時間。ナッツもパンとサラダに入っている茹で卵とツナを食べている。こちらはパンがお通しですぐにやってくるから、パン大好きナッツには本当に有難いサービス ❀ ただ時々、パンだけでは寂しいらしく、バタージャムを欲しがるから、朝食のジャムやコーヒーのスティックシュガーを拝借してバックに潜めておいて、ナッツが騒いだらそっと差し出します。
それにしてもこのにんにくマヨネーズがよく冷えた辛口のロゼワインとよく合うこと ❤ 暑いだけに冷えたワインがきっリと美味しい ❤ ニースサラダもいろいろ具だくさんで食べ応えがあります。パンに挟んで食べたらとっておきのサンドウィッチ。
ワインが入ったので駐車してあるショッピングセンターをぶらぶらしてから空港に行こう。空港までは、今いるマルセイユの中心から車で20分~30分。それまで最後の時間を堪能します。
【 vol.20 帰国 につづく 】