再びエスカルゴ!&フランスの美しい村アンスイ

子連れ南フランス・イタリア・スイスドライブ 2013 vol.31

2013.08.13 (tue)

12:30  Barben の動物園を出発して、本日の向かう先はリュべロンの小さな村。小さな村はたくさんあるけれど、その中でもフランスの美しい村に選ばれているアンスイにいってみよう。

Barben  ⇒ アンスイ 35km  45min

ドライブの途中にはぶどう畑がいっぱいある。車通りも少ない。と言う事は、お決まりのぶどうのおつまみ体験!勝手に頂いてしまうので良くないです!ちょっと味見と言う事で、路肩に車を止めて、右左良く見て車道を渡る。ナッツとダーリンが畑に突き進む。そんな姿をみーこは写真に納める。

あと1,2ヶ月もすればぶどうの収穫のシーズン。まだ若い黄緑色のブドウもあるけれど、色づいているブドウもある。その横に白い花をつけた野花が広く咲いている。かわいいなぁ、きれいだなぁとよ―――――――くみてみると・・・・エスカルゴだぁ~!!!出たぁ~!!またもやかたつむりの大群!かわいい白い花に交じっているエスカルゴ達!フランスって・・・・本当にカタツムリが多い・・・・

 

アンスイに近くなると、フランスで美しい村に認定されているサインがあった。お花に囲まれて教会などが描かれているサイン。もうすぐだ!

13:30 ナッツがトイレ~と騒ぎだした。みーこもトイレに行きたい気分。アンスイに入ると、すぐに1,2軒のカフェ兼ビストロがあり人がテーブルについている。でも特別賑わっている雰囲気はなく、どちらかと言えば静かな様子。このカフェ近くに公共駐車場があるようだ。路地を曲がると、運く公共トイレまである!先にみーことナッツが降りて、トイレを済ませよう。

と、ドアを開けると・・・・まぁ~懐かしき、ボットントイレ。水洗に花っているけれど、ただ床に四角い穴が開いている。水洗と言っても小さな排水溝で吸い込まれてしまいそうな、感じ・・・「ママ~、これってどうするの~?」とナッツ。子どもがまたぐにはちょっと幅が広いかも・・・落ちないように、スカートが濡れないように、用を済ませて。みーこはレストランのトイレを借りるまで我慢することにしよう。

トイレを出ると、すぐにベリーを連れてダーリンがやって来た。ダーリンもトイレって言うけれど、こういう時は男性っていいよね。

アンスイの村は静かな村。美しい村に認定されているだけあって、観光地化されていない町並み。静かな住宅が続いている。細い路地を歩いたり、階段を上ったり。

ベージュ色のレンガ造りの建物に植物が自然に溶け合っている。人は住んでいるようだけど、静かなアンスイ。この夏のバカンスシーズン、リュべロンには多くの観光客が訪れているけれど(ホテルだって予約しにくかった・・・)、このアンスイにはあまり観光客は来ていない。

10分程ゆっくりぶらぶらしていると、教会に辿り着いた。風が強くなって来た。教会はこの村の一番高い所に位置しているようで、ここからはリュべロンの静かな田園風景が臨める。

教会にも入ってみよう。閑静な村とは対称的に力強い宗教画が飾られている。

風もなんだか強いのでここで引き返そう。風よりもおなかがペコペコ。そうだ!ルールマランに行こう!あそこには雰囲気のいいレストランが揃っている。3年ぶりのルールマラン。

vol.32  ルールマランでランチ&ショッピング へつづく】

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プロヴァンス・リュべロン Barben の動物園

子連れ南フランス・イタリア・スイスドライブ 2013 vol.30

2013.08.13 (tue)

10:30 古城を出発して、敷地内の林を抜けて一般道に出たらすぐ目の前にある動物園にいってみよう。お城のおじいさんにも勧められた動物園。フランスまで来て動物園?って思うかもしれないけど、日程にゆとりがあるので出来る事。ナッツも大喜び。

10:45 午前のこの時間なのか、駐車場はかなり混んでいる。お客さんも結構多い。リュべロンの小さな動物園って思っていたけど、案外そうでもなさそう。夏休みの家族連れが多く遊びに来ています。

駐車場横の受け付けで入園料を払う。大人€15 子ども€9.5。2歳未満のベリーは無料だった。もちろんクレジットカードで支払いOK!ただし、ここもVISA か Mastercard。

 

一般道を渡って動物園の敷地内に入ると、すぐ目の前にトレインバスが止まっている。ナッツが乗りたいトレインバス。ベリーのベビーカーも折り畳んでトレインバスに乗り込む。

ゴトゴトと坂道を上って行く。片道1人€1のトレインバス。乗ってよかった。トレインから山羊が見えた。

5分程で坂の上に到着。バス到着の目の前は公園。ナッツは動物より公園で遊びたくて仕方がない。でも、目的は動物。まずは動物を見に行こう。パンフレットを見るとどうやら公園から右に向かって動物がいるようだ。

まずはライオンから見よう。となりにはカバがいるようだ。、マップ上ではとても近くに隣のゲージがあるように見えるけど、実際歩いてみるとかなり広い。それもそのはず、33ヘクタールもある動物園。リュべロンの日本人にはなじみのないBarbenにある動物園と言う事で侮っていたけれど、実は東京ドームの7倍の広さ。

ひとつひとつの動物のいる敷地は広い。みーこ達が済む街の市立動物園のライオンもここに連れて来てあげたい。(歩くだけの狭いゲージにいて痛々しい・・・)広々としたゲージの中で生活している。隣のカバの池も十分に広く、今はその池の中にいるからなかなかお目にかかれない・・・みんなカバが呼吸する為に水面に上がってくるのを待っている。

その後は南アメリカ大陸に生活する、ラマやアルパカなど、中型動物が連なって待っている。鳥類もいろいろと待っている。派手じゃないけど、珍しい動物達。そして、シマウマや狼などの動物を過ぎると、見た事のない動物達がいた!

ちょうど動物園の端までやって来た。ここまで来るのにも結構歩いた。各動物と動物の間の遊歩道にはオリーブなど乾燥に強い木が植えられている。見た事のない花を付けている木を見ていると、みーこは動物より植物観察の方が楽しく思える。

その後、ダーリンが好きな猛獣、トラやチーターなどを観察。ダーリンは動物好き。ここまで来るのに結構疲れた・・・朝いっぱいご飯を食べたけど、小腹が空いて来た。ナッツも疲れたぁ~と駄々をこね始める・・・頑張って歩けば公園だよぉ~!

ようやく公園が遠くに見えてくるとナッツもみーこもテンションが上がってくる。公園前にはお決まりの猿や象やキリンが待ちかまえている。やっぱりみーこはキリンが一番大好き。とても大きな体なのに、ゆったりして攻撃的でなく、つぶらなお目目。色も黄色と茶色の模様が絵になって好き。でもナッツは公園に行きたくてうずうずしている。と言う事で、公園へ。

さっきまで疲れたぁ~って駄々こねていたのにすっかり元気に遊び始めた。

帰りもトレインバスで帰ろう。が!!!ベビーカーが壊れた!折り畳みができなくなってしまっている。バスはどうにかなっても、車に乗せる事が難しいかも・・・この動物園でおさらばかなぁ・・・

12:30  動物園はこの辺で次のリュべロンの小さな村に行こう。そして、折り畳めなくなったベビーカー・・・幸い車のトランクが大きかったので、そのまま積むことができました。よかったぁ~、これがないと明日までの旅が大変になってしまうところだった。

【 vol.31  再びエスカルゴ!&美しい村アンスイ へ続く 】

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リュべロンの古城ホテル 朝の探検

子連れ南フランス・イタリア・スイスドライブ 2013  vol.29

2013.08.13 (tue)

7:20 起床。外はキラキラと太陽が輝いている。外は暖かいけど、石造りの城内はひんやりと涼しい。ナッツもベリーもまだ寝ているけど、そろそろ起きそう。ちょっと部屋の様子をムービーに納めておこう。と、ムービーを回しているとナッツもベリーも起き出した。

 

昨夜はシャワーを浴びずに寝てしまったので、お風呂に入ろう。が、このだっだ広いバスルーム。バスタブの中でシャワーを浴びる。写真のようにシャワーカーテンもない。シャワーの水が飛べば、床は水浸しになってしまう。十分配慮してシャワーを浴びなければならないなぁ~。確かに広くて優雅な気分になるけれど、床を気にしながらの入浴って・・・日本のお風呂って合理的だなぁ~。でもバスタブに入れて、ベリーはとっても嬉しそう。

シャワーが終わって身支度を済ませたら、このお部屋のあるこの階を探検してみよう。ムービーを持って探検。まずは不気味な等身大の赤ちゃん人形を覗いてみる。朝見てもやっぱり不気味・・・

続いて、みーこ達が宿泊した部屋とは反対方向の通路を探検してみる。廊下を抜けるとまた、広いロビーというのか、広間がある。壁に数個の家具が置かれていて、絵画が飾られている。そしてその奥の通路には窓があり、朝日が差し込んで明るい。その明るい通路には両端に椅子がいくつも並んでいる。

8:45 そろそろ朝食に行こう。ダーリンを呼びに戻って、ダイニングルームへ。ダイニングルームには還暦を迎えたくらいのご夫婦がすでに朝食を摂っていた。昨夜はいなかったけど、話によると昨夜は観光をしていてディナータイムに間に合わなかったらしい。しかも、こちらのご夫婦、3週間のバカンスでカナダからドイツとフランスを旅行しているらしい。羨ましい。

朝食メニューは至ってごくシンプル。クロワッサンとバゲットにコーヒーとオレンジジュース。それとヨーグルト。卵などはつかない。フレンチスタイルの王道だ。その王道が美味しい。オレンジジュースは搾りたてで、1杯では物足りなくなるくらいに美味しい。そして、オレンジジュースに増して美味しいのがクロワッサン。やっぱりこれにカプチーノが最高。ナッツはヨーグルトに手を出した。食べてみると、無糖のプレーン。甘くしたいので、目の前にあったグラニュー糖を振ってみたけど、なんだか甘しょっぱい。グラニュー糖だけなめてみると、なんだか塩が混ざっているようだ。これってなんでだろう???バゲットにバターを塗った上にこのグラニュー糖を掛けたらきっと合うんだろうな。でも、ヨーグルトやコーヒーには不向きに思える。それしても、わざとなのか、間違って塩がまざってしまったのか謎が残る・・・

9:30 朝食を終えて、4人でお城を探検。城内には教会まであった。

全部で40部屋もあるこのお城。全ては見切れないけど、その2つの部屋は鎖で進入禁止状態で解放されているので写真だけでも撮っておこう。家具や調度品は重厚感があり、映像でしか目にできない品だけに、貴重な経験。そんなお部屋を従業員さんがお掃除をしている。もちろん、掃除機で。それでも大変だなぁ~、こんな広いお城を奇麗に保つって。

ナッツとベリーはテラスに置いてある、幼児用の車で遊んでご機嫌。(日程的に)1泊しか泊まれないのが残念の古城ホテル。でも何日もいても飽きちゃうか!

9:45 部屋に戻って、お部屋の暮らしももう少し満喫しながら、チェックアウトの準備をしよう。

10:30 鍵はダイニングルーム横のボックスに返してチェックアウトは終わり。報告も、お見送りもなく、長い階段を降りて、オートロックの頑丈な扉を開けたら、中世から現実に戻った。車に荷物を詰めたら出発だ。

 

【 vol.30  Barben の動物園 へつづく 】

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プロヴァンス・リュべロンの古城ホテル

子連れ南フランス・イタリア・スイスドライブ 2013 vol.28

2013.08.12 (mon)

19:20  渋滞と寄り道が響いて予定より1時間遅れで、プロヴァンスはリュべロン地域にあるBarben の古城ホテルに到着。林を抜けて、門をくぐると、売店前にたどり着いた。おそらくのこの辺りがレセプションになるんだろう。

売店のおじいさんがショップの閉店準備をしてる。「ボン・ソワール!」と声を掛けるとフランス語と英語で返事が返ってきた。どうやら英語が通じるようだ。予約をしているので、レセプションはどこなのか、車はどこに止めればいいのか尋ねてみると、車はこの売店前でOK、そしておじいさんが案内してくれる事に。付いているぅ~!ついでにこの小さな売店が気になるので、閉店間際と言うより、もう電気も消えていて閉店だけど、覗かせてもらおう。それほど多くの商品が並んでいるわけではないけど、可愛い物で詰まっている。中には古城ホテルにちなんで、子ども用のお姫様や騎士の衣装が置いてある。ワインは3種類。赤・白・ロゼ。ディナータイムで出しているワインらしい。1本頂いておこう。ナッツが気に入ったシールブックとこの古城ホテルのネーミングの入った、でもとってもおしゃれな缶バッジをGET!

お買い物も終わって、荷物を持ってお城の中へ。おじいさんがドアを開けると・・・

目の前には、テレビの画面で見ていたお城の階段が続いている。少なくとも400年以上も前から立っているお城。特別明るい電気はなく、薄暗い。それに等身大の鎧が飾ってあるのでとっても不気味・・・目の前の20段以上もあるような階段を上る。ベリーのベビーカーは扉の所に置いて、ダーリンはスーツケースとキャリーケースを頑張って運ぶ。そして踊り場にたどり着くと・・・・また階段が続いている。結局、20段程ある階段を合計4回程上って、ようやく、日差しの下に出て来た。そこはお城のテラスと言うべきか、お庭と言うべきか。かなり階段を上って来たけど、ここが地上一階と思わされる程の感覚。でも下を覗いて見れば、ここはお城のテラス。リュべロンののどかな風景を一望できます。

19:45おじいさんが8時になったらここに戻って来て、ウェルカムドリンクを飲もうと誘ってくれた。時間まで15分。このテラスからさらにもう一度階段を上って、お部屋に進む。外の明るさから一転、再び薄暗い室内に入る。扉を開けると、ホールと言うべき広間。何十畳あるんだろう???とにかく広い。壁に調度品や絵画が飾らている。そして、調度品の中に紛れて、等身大のリアルな赤ちゃんの人形がベビーベッドや歩行器の中に飾られている。白い衣装を着て。まだ外の光が差し込んでいる時間帯だからいいけれど、真っ暗な夜に初めてお目にかかれば、超不気味!あまりじっくり見たくないので、部屋に入ろう。

渡された部屋の鍵は年期の入った重い鍵。ハリーポッターで出てきそうな鍵。ベッドルームまでの部屋の通路を抜けてあるベッドルームは、夢のベッドルーム。ベッドの周りに置かれている家具も歴史を感じさせてくれる高貴な家具。机に椅子、チェストに1人掛けのソファー。そして、冬ならホッとする暖炉。

ベッドルームの奥にはバスルーム。このバスルームだけでも20畳は軽々ある!バスタブがあるけれど、部屋が広すぎて、入浴していても落ち着かない感じがする。そして、さらに奥にトイレがある。

ただただ広い本日のゲストルーム。掃除が大変だなぁ~と主婦ながらの感想を持ってしまう。部屋に感動しているとあっという間に約束の8時になってしまった。

20:00 重い鍵で部屋の扉を閉めて、階段を降りて約束のテラスに戻る。テラスに置かれた、ローテーブルの上にはウエルカムドリンクの準備と、スナックが用意されている。ウエルカムドリンクの種類も、赤・白・ロゼ・スパークリングなど5種類程用意されいて、子ども用にオレンジジュースも準備されている。どれがいい?と聞かれたので、まずはスパークリングを頂こう。薄い薄くトーストされたブリオッシュの上にオリーブペーストとダチョウのパテが塗られているカナッペをつまみに頂く。美味しい!自家製のガスパッチョも勧められた。でも、これ、苦手なんです・・・ごめんなさい。ナッツとベリーもこのカナッペが気に入ったらしく、口にしていた。

英語が堪能なおじいさん。どうやらおじいさんの家族がこのお城を所有していて、1日数組の宿泊客を泊めているとの事。4歳のお孫さんもいるから、テラスには三輪車や幼児用の車がある。もちろん、ナッツとベリーはお借りして遊んでいた。ナッツとベリーが喜んで遊んでいる間、みーことダーリンはワインを飲みながら、おじいさんとおしゃべり。

夕日もだいぶ傾いて来て、リュべロンの山に日が入ろうとしている。これはシャッターチャンスだ!こんなに美しい夕日はなかなかお目にかかれない。周りより高い城内のテラスから眺める夕日は、リュべロンの夕日をひとり占めしている気分になった。

20:30 そろそろディナータイム。このままテラスからダイニングルームに案内される。ダイニングルームに入ると、これまたびっくり!本当に中世の貴族のダイニングテーブルに招待されたかのよう!ダイニングルーム中に金色の鍋が飾られている。部屋には明るい蛍光灯などはない。ろうそくの光がゆらゆら揺れているけれど、ろうそくの光がこれらの金色の鍋に反射して部屋中がキラキラしている。

大きなダイニングテーブルに着いてお料理が運ばれてくるのを待とう。ロゼワインを注いでもらい、パンを食べながら、1つ目のお料理、前菜が来るのを待とう。ナッツやベリーにしてみればこのパンで十分かな?前菜はフォアグラのテリーヌ。これでもと言うほどのボリュームがある。全部食べたら、こっちがフォアグラになってしまいそう。こってりしているのでワインによく合う。

適度に頂いたら、メインのお魚が運ばれて来た。スズキか何かの魚(地中海風魚のソテー)のソテーにライスと野菜が添えられていて、バターソースのようで甘酸っぱいソースがかかっている。野菜はカレー風味。魚好きには嬉しい料理。辛口の白ワインでもいいかなってところだけど、ロゼでもOK.大きなダイニングテーブルにはみーこ達だけ。もう2人分のテーブルセッティングがされているけど、どうやら来ないらしい。家族団欒のディナー。隣のキッチンではこのお城に住む一家が夕食中。ドアからは普通の電気の明かりがこぼれてくる。みーこ達のダイニングは中世にタイムスリップだけど、ドアの向こうは現代。ドラえもんのどこでもドアのよう。時々、ナッツと同じくらいの男の子とペットの犬が見える。

メインの後はチーズの盛り合わせとデザート。チーズは青カビ、白カビ、独特な臭みのあるチーズ。日本人にしてみれば半端ない量。一皿分が3~4人前。さすがフランス。たっぷりのボリュームでもてなしてくれる。子どもにはキリリのクリームチーズ。

デザートはフォンダンショコラとキャラメルアイスとマカロン。それとコーヒー。こちらは手頃なボリュームだけど、ショコラはとっても濃厚。マカロンも甘すぎないまでの甘さでお料理を締めくくる事ができました。

21:45 ダイニングルームから部屋に戻る頃には外はすっかり真っ暗になっていました。

部屋に戻って、机の上で日記を付けたり、片付けたりしているとすっかり眠くなって来た。今夜はこのフカフカのベッドでおやすみだ。

23:30 おやすみなさい~

 vol.29  リュべロンのBarben古城の探検 へつづく】

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コート・ダジュールからプロバンス・リュべロンへドライブ 衝撃エスカルゴ!

子連れ南フランス・イタリア・スイスドライブ 2013 vol.27

2013.08.12 (mon)

16:30 散策がとてもたのしいサン・ポール・ド・ヴァンスを離れて、今回の旅行で最後の長距離ドライブ

サン・ポール・ド・ヴァンス ⇒ Barben (リュべロン) 197km    2H5M

カーニュ・シュル・メールを過ぎるとすぐにハイウェイに乗りここからエクス・アン・プロヴァンスまで一直線。3年前の苦い思い出の詰まったハイウェイA8.アルルからニースに向かう途中ではガソリンをレギュラーとディーゼルを間違えて

何もなさそうなので、みーこも眠くなり、しばらくお休み。運転はダーリンに任せてナッツやベリーと一緒にお昼寝。

15:45頃 エクス・アン・プロヴァンス付近になり、みーこも目を覚ます。エクス・アン・プロヴァンスを過ぎるとハイウェイから一般道を走行。夕方(こっちで夕方になるのかな~?日本では夕方になるけど)のせいか、それともバカンスシーズンのせいか、またはエクス・アン・プロヴァンスの付近だからか、渋滞であまり進まない。予定では18:30には到着予定だけど、遅れそう。まっ、ゆっくり行こう。

20分から30分して、渋滞を抜けてようやく、エクス・アン・プロヴァンス郊外の田園地帯を走る。特別何ってないけれど、気持ちのいいドライブ。

すると、なんだか気になるお店がある。お店と言うより、現地直売所。素焼きの現地直売所。その横にアンティーク商品を売っている家がある。ちょっと興味があるので寄ってみよう。ナッツとベリーはまだまだお昼寝中。ちょっとだけ覗いてみよう。

中には煤を被った商品もあれば、プロヴァンス特産の石けん、手作りの革製品、家具など雑貨であれば何でも売っている。どうやらどれも一点物を扱っているようだ。だからお値段もいいです。リュべロンに入ってすぐのお店。ドライブルートでスピードを出していれば、そのまま通り過ぎてしまいそう。

と、言って買いたい物があるわけでもなさそうなので、ナッツとベリーの様子をみると~・・・・やばい泣いていた!2人を抱っこして、隣の敷地にある現地直売の素焼き売場へ。青空市の直売所。アンティークショップの駐車場の真隣にあるのに、青空市の入口へは100mまではなくとも、長いあぜ道を通っていかなけばならない。南プロバンスの夏は乾燥しているから草も乾燥気味。

他にはお客さんのいない、陶器の青空市。大小さまざまな鉢から噴水まで、そして、食器やオリーブ入れ、壁飾りなど様々な陶器が売られている。全て50%OFF!確かに、お店で買うよりは安い。とっても気になるのは、大きな鉢。これ、持って帰りたいけど・・・ちょっと無理だなぁ~。なんて思っていると、ダーリンが目を付けたのは噴水!これいいじゃん!っていうけれど、とても、とても無理でございます!それに安いとおもっても軽々10万は越える品。安いのか?高いのか?う~ん?わからなくなって来た。

お持ち帰りお手頃な壁飾りをお土産として頂いて行こう。しっかり新聞紙にくるんでもらって、これなら場所も取らずに持ち帰りできるぞ。

そして、再びあぜ道を歩いていると・・・ナッツが「カタツムリ~!」って言う。ダーリンも「カタツムリだぁ~!」って言う。でもみーこにはわからない。どこどこって言うけど、2人は「ほらものすごくいっぱいいるじゃん!目の前に!草や木ににいっぱい付いているよ!」って言うけれど。みーこには単なる草と、それと違うと言えば、雑草の綿毛しか目に入らない。

が!!!!衝撃!雑草の綿毛と思っていた物体はカタツムリだった!まさしくエスカルゴ!すごい数のカタツムリ!「顔出せ、つの出せ・・・」をしていないからまだ見ていられるけど・・・それでも鳥肌の立つ光景!これならフレンチでエスカルゴがお手軽に出てくる理由がよくわかった。こんな数のカタツムリ・・・日本ではお目にかかる事はないんだろうな。

50%off の陶器というより、カタツムリの衝撃事実を知って今夜の宿のあるBarbenへ向かう。大きな町ではない所にお城があるようだ。宿のお城がある通りの名前も、そのまま「シャトー通り」。ナビ通りに近くまで来るが、なんだか行き過ぎた様子。西日が眩しい。何もない道をUターンしてお城を探すと・・・あったぁ~!あれだ!どうやら曲がり角が林だらけで、お城が見えなかったようだ。あとはあのお城を目指して進もう!今夜の宿もすぐそこだ。

【 vol.28 Barben の古城ホテルに宿泊 へつづく 】

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美しい中世の村 サン・ポール・ド・ヴァンス

子連れ南フランス・イタリア・スイスドライブ 2013 vol.26

2013.08.12 (mon)

14:30  ヴァンスを南に下ると、すぐそこはサン・ポール・ド・ヴァンス。駐車場付近はすでに車と人で賑わっている。先ほどのヴァンスとは大違い!団体の中国人観光客が目立つ。立体駐車場に車を止めて、エレベーターで地上に出る。目の前には嬉しくなってしまうほどの雑貨屋さん。布製品や陶器、アクセサリーなど可愛いもの達がいっぱい。村の散策前に寄り道したくなるけど、またあとで。

 

ダーリンが途中の有料トイレに寄る。確か一回25セントから50セントほど。

 

駐車場から100m程の坂道を登って行くと、カフェ・ド・ラ・プラスという大きなカフェがある。みんなここでランチ&お茶タイム。このカフェが中世の村の入り口前。中国人が多くてアジア?と思える。門をくぐると、これまでの景色とは一転して、中世の町並みが並んでいる。

ヴァンスとは異なった町並みで、古い建物を利用したいろいろなお店が並んでいます。

門をくぐって、すぐ右側にジェラ―ト屋さん。この暑い真夏では、1日に何度もジェラ―トが恋しくなる。でもジェラ―トよりさっぱりとしたグラニータ(かき氷)をチョイス。ここでもやっぱりレモンテイスト。ナッツもベリーも魚のように食いついてきた。歩き飲みをしようとしても動こうとしないので、まずは飲み干してから散策しよう。

緩やかな坂を登りながら歩く。観光客が多い。お土産屋さんより、ファッションのお店やセレクトショップが目立つ。ウィンドーショッピングを楽しみながら坂を上る。噴水があったり、雰囲気のいい小さなカフェがあったりととっても散策が楽しい、サン・ポール・ド・ヴァンス。

村の中心なのか、頂上か、なにしろ眺めのいい場所にやって来たようだ。教会がある。

下よりもお店は少なくなったように思えけど、その分、ちょっと静かで、路地の光景が美しい。誰もがカメラを傾けたくなる。もちろんみーこも一枚。

再び来た道を戻りながら、サン・ポール・ド・ヴァンスを堪能する。ヴァンスより観光地化されているけど、楽しい風景が詰まっている。ここでも絵を描きたくなる、そんな気分になってしまう。

門をくぐってカフェ・ド・ラ・プラスに戻ってくると、現実に戻ったって思える。坂道を下って駐車場に戻る途中でお土産巡り。独特な粘土で造られたコート・ダジュールの中世の建物や動物、人の焼き物や、布製品が目立つ。みーこは既成品ではなく、手芸の材料として使えそうな布を選んで帰ろう。

 

駐車場の精算はパーキングエレベーター入口にある精算機で事前精算。最近は日本でも事前精算が大抵だけど、それでも出口で精算もできるので、たまに事前精算を忘れてしまう・・・忘れずに精算。みんな列ををなしている。こんな時は現金が便利だけど、現金が不足している時はカード支払い。カードはVISAが便利。アメリカンエクスプレスやダイナースは使えない事がたびたび。やっぱり海外ではVISAがいい。

【 コート・ダジュールからプロバンスのリュべロンへドライブ vol.27へつづく 】

子連れ南フランス・イタリア・スイスドライブ vol.00 へつづく

コート・ダジュール 中世の村 ヴァンス

子連れ南フランス・イタリア・スイスドライブ 2013

2013.08.12 (mon)

10:30 ニースのアパートホテルをチェックアウトし、もう少しニースの街をぶらぶらしようかと路駐スペースを探すも、ぶらぶら散策したい場所にスペースが見つからないので、ヴァンスへ向かおう。ニースのビーチを眺めながら、プロムナードを走る。

ニース ⇒ ヴァンス  22km   35min

12:00一度ハイウェイに入りすぐに一般道に降りる。そこはカーニュ・シュル・メール。3年前に訪れた丘の上の中世の村。丘の上にはグリマルディ城があり、城の周りに中世の町がまとまっている。3年前はナッツの足の指が腫れあがってしまった思い出がある町カーニュ・シュル・メール。

横目で丘を眺めながら、緩やかな坂道を走って行く。道は広くて走りやすい。上ってくると、左に曲がればサン・ポール・ド・ヴァンス、まっすぐ進めばヴァンス。まずはヴァンスに行ってみよう。

城壁内に入ってみるけれど、駐車スペースが見つからないので、一度城壁の外へ出る。Pのマークの案内に沿って行くと、立体駐車場があった。それほど混んではいない駐車場。2階に止めて、降りようとしたら、エレベーターがなさそうなので、階段でベビーカーを降ろす。

テクテク城壁の方へ歩いて行く。道端にアンティークな家具を扱うお店。気になるような椅子があるんだろうな、と思いながら横目で通り過ぎる。

12:30 ヴァンスの中心にらしき方向に向かって歩いて行く。地図がないので感が頼り。でも小さな町なのでなんとかなりそう。昨日のラ・テュルビのように観光客が少ない静かな町。お店もこれと言って見当たらなく、民家の石の家が並んでいる。

しかし、広場に近くになると、少し賑やかになって来た。ちょうどランチタイム。みんなこの広場にあるレストランに集まっていたんだ!3,4軒ほどのレストランが並んでいて、どこも人で埋まっている。きっと美味しい料理が食べれるのかな?

南仏料理が食べたいけど、ナッツがピザ!と言うので、イタリアンに決定。子連れの家族も多い。みんな夏休みのバカンス中。大きな日よけのあるテラス席に決めて、ピザとニースサラダとグリーンサラダ。ここのピザが今まで食べた中で一番おいしいように思えた。

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14:00 この広場のレストランの裏通りにはショップも数軒あり、この辺りに人が集まるよう。

みーこたちは再びひと気が少なくなる路地を歩いて行く。でも静かだから落ち着いた町並みを楽しめます。茶色やベージュ色のレンガ壁の家と植物たち。絵を書きたくなる気分がこみ上げてくるヴァンスの町並みです。

 

【 vol.26  美しき中世の村 サン・ポール・ドヴァンス へつづく 】

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ニース 月曜日の午前の市街地散策

子連れ南フランス・イタリア・スイスドライブ Vol.24

 2013.08.12  (mon)

7:30 ダーリンも昨夜はカジノに行かずに朝まで熟睡。外はいい天気。キラキラとコート・ダジュールの太陽が輝いている。バルコニーの横のアパートのテラスでも朝食の準備の光景が垣間見れる。おじさんがテラスの椅子で奥さんの朝食の準備を待っている。外でご飯を食べるのって憧れる。今日はみーこも朝食の準備をして広いバルコニーで食べよう。

今朝はパンと、フルーツと昨夜買った卵でスクランブルエッグ。少し小さめだけどコンパクトにまとまっているキッチンで卵を焼いて、パンはフライパンで軽く温めて、外のテーブルに運ぶ。太陽がまぶしいけど、日よけのあるテーブルとソファで頂こう。しかし…せっかく作ったスクランブルエッグ…昨夜のチーズを入れてしまったせいか、ナッツに不評…ショック…果物だけはよく売れる。

9:45 チェックアウトまで1時間半ほどあるので、ニースの朝を散歩しよう。真夏の月曜のニースの朝はそれほど忙しくなさそう。お店もまだ開店前が目立つ。開店しているお店があったら即チェック!ニースにはラファイエットの老舗デパートや高級ブランド店もあるけど、庶民派ショップも数多くある。そこでファッションチェック!みーことナッツがショッピングしている間は、ダーリンがベリーのお世話役。時間も十分にはないので、気になったら即購入。

3年前は足を延ばしていなかったラファイエットまで行ってみよう。ラファイエット前にはトラムが走り、海岸線側にはマセナ広場が覗ける。ここより東側がニースの旧市街地だ。ラファイエットの中に入って見るけど、まっいいか、ってところで、再び日差しが刺す外へ。

ぶらぶらしていると、みーこのお気に入りの靴屋さん発見!車道反対側のショップに駆け寄るけど・・・なんだか静かだぞ。まだ開店前らしい。何時からかな?営業案内の張り紙を読むと・・・月曜日はマルディだから・・・えっ?2時から???って午後ですかぁ~????午後にはすっかりニースを離れているから・・・諦めるしかない・・・残念・・・だけど、なんだかいいなぁ~月曜日が午後から出勤だと、日曜日の夜もゆっくりできるよねぇ~。ヨーロッパってこういうスタイルがまだ残っているんだよねぇ~。

時計を見るとそろそろチェックアウトの時間だ。早く部屋に戻らないと!戻って、荷物を片付けてギリギリだぁ~!

vol.25  コート・ダジュールの中世街・ヴァンス へつづく

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ニースのアパート暮らし リベンジ!ニースの海水浴!

子連れ南フランス・イタリア・スイスドライブ 2013 vol.23

2013.08.11 (sun)

ラ・テュルビ La turbie ⇒ ニース Nice   16km  25min

16:30 ラ・テュルビから紺碧のコート・ダジュールの海岸線はちょっと狭いカーブもありながら、眺めのいいドライブルート。強い夏の日差しがキラキラと、ブーゲンビリアの濃いピンクが紺碧の海と、とってもお似合い。

ナビに誘導されてホテルまで。エスプラネードから徒歩でも5分程の場所にあるホテルだけど、市内の道を誘導されてホテルまで。3年前に来た時は、エスプラネードが渋滞でエスプラネードを抜けるのに時間がかかった思い出があるので、今回もニースに入ってから時間がかかると予想していたけれど、あっけなくホテルの前に到着してしまった!市街の道は日曜なのか、車の数は少なく、スイスイと走って、ご到着。

ラッキーな事にホテルの目の前が大きな立体駐車場。ここでも並ぶことなく難なく駐車。マントンを思えばなんてスムーズに駐車できるんだろう!(感激!)スーツケースや手荷物を持ち出してアパートメントホテルにチェックイン。

アパートタイプとホテルタイプの部屋があるホテル。カジノがあるホテルに泊まる予定だったけど、長期旅行で洗濯ものが溜まるので、ランドリーがある宿をさがしていたら、運良くみつけたアパートメントホテル。カジノホテルに泊まる予算の5,6割の価格で泊まれて、洗濯もできるし、キッチンも付いているし、1泊だけだけどニースっ子になれる気分でワクワクの滞在。

レセプション横の小さなエレベータで3階の部屋まで。セキュリティの為にカードキーをエレベータに読み込ませてから動くシステム。小さいながらもしっかりしている。そして、3階の扉が開くと・・・

目の前がキッチンだ!あれ、3階は我らのアパートだけで占められている。だって、バルコニーだって30畳以上もある広さ。キッチンにリビングルーム、キングサイズのベッドが余裕に置かれているベットルームに、リビング横には細長いテラススペース。1泊だけでは物足りなくなってくる。いつもなら、大きな都市の滞在をあまり好まないダーリンですら、「ニースに1泊ってすくないなぁ。」って。でもこれは、カジノに行く時間がなさそうだから???

ナッツも、大喜びで、部屋中グルグルかくれんぼをしたり、広いバルコニーを冒険したり。とっても気に入ってくれた。早速洗濯をしよう。スイスのローザンヌからの洗濯物が溜まっている。キッチンに備えられたランドリーに衣類を入れると・・・入り切らない・・・ランドリーはやや小さめなのに対して、洗濯物が多過ぎる!2回に分けないとならない。が、さらに問題!表記がフランス語で説明書きがないから????のみーこ。適当なみーこは勝手に判断して操作開始。とりあえず動いたので、洗濯が終わるのを待とう。

17:00 まだまだ暑いニースの8月。夕方の5時でも日本の2時のような明るさ。3年前は車のガソリントラブルでニース到着が遅れてしまい、予定していたニースの海水浴ができなくなってしまったけど、今日は出来るぞ!リベンジ、ニースの海水浴!みんな水着に着替えて、浮輪を持って準備OK!

エレベータで下に降りて、ホテルの前の道1本をエスプラネードに向かって歩けば、そこは紺碧の海水浴場。ここの海水浴場はゴツゴツと大き目の角の取れた石のビーチ。だから裸足になったり、座ったりすると、痛い。まっぁ、指圧と思えばそれはそれでいいのですが。

ナッツとダーリン、ベリーとみーこに分かれて海の中へ。ここのビーチはだんだん深くなっていくのではなく、急に深くなる。しかも、海の中もあの大きな石がゴロゴロしているので、波であおられて立ったままバランスを保とうとすると足の裏が痛い!波もザブーンと来る。泳いでしまえばいいのだけど・・・波にびっくりしたベリー。どんな事をしても嫌がって海から出たがる・・・泳ぎたいけど、ここはママとしてベリーに譲らなければならない・・・

しかたがないのでゴツゴツとしたビーチでナッツとダーリンを観察。今日は(?)仲良く海水浴を楽しんでいる2人。アヒルの浮輪でご機嫌なナッツ。あ~楽しそう・・・

随分と海水浴を楽しんだ2人が戻ってきた。「あれ、みーこ泳がないの?」とダーリン。「ベリーが怖がっちゃったからダメ・・・・」濡れていた体もすっかり乾いて来たので、なんだか2度目に入る気も失せてしまったので、ここでニースのビーチを観察しよう。意外と泳いでいる人より、ビーチの上で水着のまま思い思いの時間を過ごしている人の方が多い。寝たり、読書をしたり。ナッツ達も石を積んで遊び始めた。

18:30 すっかり時間も経ったので、シャワーを浴びに部屋に戻ろう。歩いて5分度の距離なので助かる。飲食店が立ち並ぶ賑やかな通りを歩いて部屋へ。ディナー時も近くなって来たからか一層人通りが多い。そんなことより、早く砂だらけの体を流そう。

19:00 小さなシャワールームでみーことナッツとベリーがまずは砂と汗を流す。そしてダーリン。ダーリンがシャワーを浴びている間に洗濯物を干してしまおう。と、ランドリーの扉を開けると・・・・!!!!突然水が溢れて来た~!!!慌てて扉を閉めるも床はあっという間に水浸し・・・ドラム缶タイプの洗濯機だから、真横に扉があるので、水が入っている状態で扉を開けると飛んでもない事になってしまう・・・脱水がされていなかったんだ・・・・再度脱水を掛けている間に(よく脱水に設定できたなぁ~)床掃除。さっきのバスタオルを何枚も使って床磨き。ここまで来て床磨きをするとは予定に入っていなかった・・・

19:15 脱水と床掃除が終わったら、バルコニーに洗濯物を干す。ナッツも喜んで洗濯物干しを手伝ってくれる。時間短縮にもなり、食材を求めに街に出よう。

19:30 さっきのショッピングエリアはさらに込んでいる。ビストロのテラスも人でいっぱい。今夜は部屋で食事と分かっていてもついつい覗きこんでしまう。3年前に食べたイタリアンレストランのテラス席も満席状態。隣程にあるシーフードレストランではこれでもか!って言うほどのムール貝を食べる人、ついつい魅かれてしまうオイスターを食べる人。ムール貝・・・なぜここまでヨーロッパ人は好きなんだろう?

 

レストランがいっぱいでこっちもお腹が空いてくるけど、ここはちょっとお買い物。お目当ての激安アクセサリーショップへ駈け込む。このお店はレジでとっても時間がかかる。番号札を取って、順番を待たないとならないので、目星がついたところで番号札を取っておく。そして順番になるまで、しっかり品定めをして、順番が来たら店員さんにショーウィンド前で欲しい商品を伝えて奥から持って来てくれて、無事にお会計。ダーリンも「まだぁ~?」と少々待ちくたびれた様子。

そして、来た道を戻ってスーパーに向かう途中・・・いたぁ~!ナッツの大の苦手なのっぽ(大道芸師)!他の女の子やベリーは平気なのにナッツだけが大泣きで、のっぽの前を通り過ぎて行った・・・

20:30 周りもだいぶ暗くなって来て、夜も本番。我らもスーパーに行って食材を求めて部屋に戻ろう。簡単にサラダだけ作ろう。と、野菜を見ていると端から野菜が片付けられていく。もしや閉店間近???ここは急いで買い物をしないと!サラダに入れる野菜を決めて、明日の朝の卵も買って、そしてチーズやスナック菓子のおつまみに、ワイン。レジも閉店間際で並んでいる。あ、フルーツを買い忘れた!でも会計も始まって TOO LATE!

幸い向かい側にも小さな商店があってフルーツが並んでいる。こちらは小さいな食品店なのでお客さんもいない。ぶどうとチェリーを少々買ってお部屋に戻ろう。

21:00 部屋に入るとすぐにサラダを作ってディナーにしよう。調理時間は15分程。バルコニーのテーブルセッティングを整えながら、2度目の洗濯物の扉を開けると・・・あれ、乾いている!今度は乾燥機能まで使えていた!ラッキー!適当にスイッチを押したけど、なんだか成功だ!この子達はディナーの後に片付けよう。

ショッピング前にルームサービスで注文しておいたステーキとパスタとスープも運ばれて来てディナー開始。冷蔵庫から冷やしておいたワインを取りだした瞬間!やってしまった!床に落として割れてしまった!ランドリーの水に続いて、今度はワインで水浸し!おまけにワイン瓶の破片までもが散らかってしまい・・・またもや床掃除となってしまった・・・バスタオルはびしょびしょ・・・幸いワインは2本買ってあったので、今夜の分は確保できた。

やっと掃除も終わりディナーに着けた。心地よいニースの夜風に当たりながら広いテラスでディナーなんてなんて贅沢な時間。手間は少々かかったけど、アパートでなければ味わえない食事タイム。たっぷりサラダを食べて、ホテルのステーキやスープもワインのお伴。スーパーで買ったチーズはちょっと癖が強かった・・・時間も人目を気にせずにゆっくり夕飯。

そして、デザートに頼んでおいたクリームブリュレを食べようとキッチンに取りに行くと・・・2度ある事は3度あるっていうように、またもやクリームブリュレを床に落としてしまった・・・今回は幸い入れ物の陶器は2つに割れたけど、中身は床にに落ちずに済んだので、なんとか口にすることができました。それにしても、なんで同じ場所で3回もアクシデントがあるんだろう???

25:00 ワインを飲んですっかり寝てしまったダーリン。今夜はカジノへは行けないな。みーこは洗濯物を畳んで就寝。

【 vol.24   ニースの朝 月曜日のショッピング へつづく 】

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ニース郊外 ロクブリュヌ・カップ・マルタンとラ・テュルビ

子連れ南フランス・イタリア・スイスドライブ vol.22

2013.08.11 (sun)

マントン ⇒ ロクブリュヌ・カップ・マルタン    5km   10min

14:30  マントンからロクブリュヌ・カップ・マルタンまでは本当にわずかな距離。中世の村があると言う事でニースに向かう途中の寄り道地点。

しかし、ナビを合わせて走るも中世の村らしき光景は見えてこなく、ただただマントン郊外の住宅地が広がっている。同じような住宅市街を回ったあげく・・・・諦める・・・一体どこに中世の村があったのだろう???みーこの印象は単なるマントン郊外の住宅街ロクブリュヌ・カップ・マルタンとして終わった。

ロクブリュヌ・カップ・マルタン ⇒ ラ・テュルビ  10km 15min

今度こそと期待をして中世の街ラ・テュルビに向かう。15分程度のドライブだから、有難い。急な坂道のピンカーブをグルグル走って、丘の上までドライブ。マントンのビールが効いているダーリンはお休み中。崖から見える地中海の青い海がキラキラと眩しい!

14:45 到着だよ~ダーリン!今度こそ当たりだ!ここが中世の町、ラ・テュルビだ!マントンからはもちろん、ニースからも近いけど、この町は観光客が少ないらしく、駐車台数の少ない無料の公共駐車場にも車がほとんど止まっていない。駐車場脇の細い道を歩いてけば、もうそこは中世の面影を残すラ・テュルビの住宅街。

見たところお店はなく、ただ民家が並んでいる。観光客もわずかにすれ違うほどなので、とっても静か。石畳の緩やかな坂道を上って行くとそこはすぐにアウグストゥスのトロフィーに到着。ローマ遺跡の背高い塔は柵で囲まれていて、柵の内側には高く葉を茂らせた枝が広がっている木々が植えられている為に、残念ながらアウグストゥスのトロフィーはよく見えない。見学料を徴収する門からトロフィーの一部が伺えた。でも、それと言って魅力を感じないので、アウグストゥスのトロフィーまでやって来たと言う事で引き返そう。

坂道を下っていると、「トイレ~!」とナッツ。でもここには公共トイレもないし・・・そうだ!駐車」場前に並んでいたカフェが開いていれば貸してもらえるかも!カフェでは地元住民と思われる1グループのみが外のテーブルでドリンクタイム中。カフェの店員さんもランチタイムを終えてフロアーの掃除中。快くトイレを貸してくれました。ドリンクタイム中のお客さんも気さくに手を振ってくれて、メルシー!ラ・テュルビ!

【 vol.23   ニースのアパート暮らし&リベンジ!ニース海水浴 へ続く 】

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