雪の年末 山中温泉・金沢・富山温泉ドライブ旅行 vol.05
2013.12.30
年末で賑わう金沢を後に、高速に乗って、向かうは今夜のお宿の富山県魚津市。天気は曇りで、時々見える海も湿気っている。
しかし、金沢でやり残してしまった、《金沢スイーツ》と《金沢雑貨》を手に入れる為に、県境のPAにお立寄り。
みーこが目指す、このお店でしか買えないような商品は手に入れる事は出来ないけど、ガイドブックで見かけるお土産になりそうな品は揃っている。石川県スイーツで有名な「」をゲットして妊娠中で味覚が傾いているみーこは、小売りの和菓子をチョイス。
残念ながら、好みの雑貨までを期待する事はできないので、こちらはいつか次回のお楽しみに残しておこう。
魚津ICを降りてからは、田舎道。日も落ちて、冬の静かな田舎道を走る。あっ、ガソリンがない!どこかで給油したい!でもこの年の暮れの田舎道。開店しているGSってあるかなぁ~?と、思っていたところに幸運にも開店中のGS発見!迷わず飛び込んで給油。これで安心してお宿に迎える。
それにしても、コンビニってものが見つからない。走れば走るほど、山道を登り、お宿があるのかなっていうような、昭和の民家を抜ける。そしてナビで辿り着いた所は、数件の民家の中。目の前にある建物がどうやら今夜のお宿の様だ。もう少し賑やかな場所にあると思っていただけに、びっくり。でもお料理が美味しいっていう評判だけに期待も膨らむ。このような空気のいい山の中にあるからきっと期待に応えてくれるはず!
中に入るとすぐに、店主のおもてなし。台帳に記入している間におやきを出してくれた。
部屋に案内されると、嬉しいことにこたつ!寒い雪国だけに嬉しい!ナッツやベリーだけでなく、ダーリンも大喜び。みーこはこたつにあたる間もなく早速お風呂の準備。
今晩のお風呂は、女湯は一階の室内風呂。男性は上階の露風呂付浴場。みーこはナッツとベリーを引き連れて、一階の室内風呂へ。
家庭経営の小さな旅館なので、お風呂も小さい。壁には銭湯の様に壁画が描かれている。なんだか、銭湯に来た感じ。洗い場のシャワーも3、4しかないコンパクトさ。もう1組お客さんがいるけれど、入って来る気配がないので、家族女3人気ままに浸かれる。それにしても湯加減が熱めなのであまり長湯が出来ない。体が温まる程度で上がろう。
部屋に戻ってもダーリンはまだいない。どうやら上階の露天風呂はいいようだ。
食事は別の個室で頂く。どんな料理が出てくるのだろう。楽しみ。
先付けは、籠に可愛い7種類の小鉢に入っていた。まるで雀のお宿を連想してしまう。富山の海と山の幸の季節の宝物。他にも刺身や豚肉鍋、里芋の甘味噌焼き、などお腹いっぱいにしてくれる料理が運ばれてきた。ナッツとベリーに一緒に食べてもらっても、それでも食べきるのに大変な程。ボリュームだけではなく、味も素材の質も文句なしのおもてなし。広い座敷の個室で家族4人ゆっくり頂けました。
部屋に戻れば、やっぱりこたつ。小さなお宿で寒い雪国の年末を満喫できました。
PS.翌朝の朝食はよくある和食メニューでしたが、卵焼きが最高に美味しかった❤しっとりとボリュームのあって、下ろし大根と一緒にさっぱり頂けました。
【 vol.06 大晦日の新潟・親不知市場 へつづく 】