アルプス越え イタリア・スイス・ドイツドライブ vol.17
20:00 ようやくチンクエテッレの長く険しい、命がけの(?)ドライブを終えて、今夜の宿のあるカラーラに到着。ラ・スペツィアからあっという間だった。ハイウェイを降りてすぐの大通り沿いにあるB&Bのプチホテルが今夜のお宿。これまたGPSに頼って走行。
GPSが示す場所までやって来たがB&Bのホテルらしき看板も建物も見つからない。車を降りて住所の番地を探す。ストリート名は大通りなので、今いる通りは合っている。番地はどこだろう・・・
番地から判断すると、この大きなお邸宅が妥当かな。思い切ってインターホンを鳴らしてみよう。「ボンジョールノ~!」すると女性が英語で対応してくれた。我らが今夜のゲストとわかってくれたみたい。まぁ、発音が違えばすぐにわかって当然か!
流暢な英語を話す若い女性オーナー。車を駐車して我らの大きなスーツケースやバッグを取りだすと、さっさと運んでくれる。決して体格がいいわけではないのに力持ち!
そして、2階の部屋まであの重いスーツケースを運んでくれて、部屋の使い方を説明してくれる。これまた流暢な英語が息つく間もなく口から出てくる!こっちが口出しする間もないほどに!案内された部屋は我らの家より大きなお部屋。と言うよりもお家。
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8畳以上もあるロビー、キングサイズベッドと背高い洋服ダンスが置いてある広々としたベッドルーム、そしてダイニングキッチンはL字のキッチンと冷蔵庫、電子レンジが置かれていて、広々としたダイニングスペースにはソファと4人掛けの大きなダイニングテーブルとイス。それからバスタブはないけれど落ち着いたシャワーブースとトイレと洗面台があるバスルーム。バスルームの窓からはイタリアの町はずれの風景が広がって見える。さらにこの邸宅の広い庭が伺えるバルコニースペース。軽く6畳以上あります。天井も高いので、より一層、我らの住む家がウサギ小屋に思えて仕方ない・・・ナッツも大喜び!収納スペースも1泊ではもったいないほど。
いい部屋だなぁと感心していると、トントンと扉を叩く音が。オーナー夫人だ。扉を開けるとナッツと同じくらいの女の子と一緒だった。先ほどまでお昼寝(?)していた娘のビアンカちゃん。トイストリーのフィギアを持っている。挨拶に来てくれた。ナッツに会いたいらしいけど、恥ずかしがり屋のナッツの反応はイマイチ・・・ごめんねまた明日。
時間はすでに8時半。シャワーを簡単に浴びてディナーに行こう。
9:00 オーナー夫人がまだレセプションにいてくれたので、近くで美味しいパスタが食べられるお店を予約してもらい、タクシーも手配してもらう。タクシードライバーはイタリア語オンリーなので、最後の最後までご夫人が通訳してくれて、レストランまで。
B&Bのある大通りを下って5分ほど。庶民的なレストラン。
エントランスそばの大きな丸テーブルに案内された。奥にテーブルがあるけど、あまり他のお客さんはいなそう。イタリア語しか通じないお店。でもお手伝いでいる、中学生くらいの息子さんが片言の英語で対応してくれた。アンティパストに、タコとジャガイモのオリーブ和え、サラダ、パスタはポモロード、ジェノバソース、ぺペロンチーノ。どれもボリューム満点!そしてメインにマスのグリル・ポテトとズッキーニ添え。
アンティパストは早めに来たけれど、サラダとパスタがなかなか出てこない・・・お腹ぺこぺこのナッツと、いたずらしたいべリー。2人を落ち着かせる為に外に出てぶらぶら散歩。
しばらく外を散歩して戻るとやっとテーブルにパスタが並んでいた。かなりの量!!!まだメインの魚があるんだよねぇ~???食べきれるかな?それにしてもジェノバソースは日本のジェノバソースの方が美味しいかも・・・ジャガイモやいんげんが入ってるのは日本だけなのか、この店が違うのか・・・
サラダがなかなか出てこない。どうやら忘れられているらしい。マスのグリルはパスタの後にすぐに出てきた。思ったよりボリュームはなく、味付けもオリーブオイルと塩でさっぱりしているので食べやすい。パスタは完食できなかったけれど、こちらのグリルは完食。
タクシーを呼んでもらい今夜のお家に帰る。そして、数日たまった洗濯物を手洗いしておこう。キッチンがあるのでコーヒーを入れてちょっと一息。あ~ここが本当の家ならいいのに思っていると眠気が包み込んできた。大きなベッドでお休みなさいzzzz
《 カラーラの朝食 へ続く 》
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