St. jean-peid de port サン・ジャン・ピエ・ド・ポール とカリフ―ル

ロンドン・フランス・スペイン・バスクドライブ with 子連れ vol.26

2018.08.16

7:00 みーこ1人が一足先に起床。ダーリンも子ども達もまだ夢の中。このロンドン・フランス・スペイン・バスクドライブも残すも今日と明日。でも明日の朝イチで空港に向かわなくてはならない。なので実施今日だけ。今日まで買い込んだショッピングのパッキングが残っている。駐車場もホテル前の広々としたスペースなので今のうちに済ませておこう。

8:30 部屋に戻るとみんな起きていた。ナッツとベリーに昨夜のおばあちゃんにプレゼントする折り鶴や花を折らせる。身支度を整えて朝食に行こう。朝食は昨夜と同じダイニング。テーブルも昨夜と同じ位置。テーブルにはすでにパンが置かれていた。ドリンク類はセルフ。チョコ入りクロワッサンとミニバゲット。たっぷりバターを塗ってのバゲットが美味しい。それにホットチョコレート。普段は飲まないホットチョコレート=ココアだけど、濃厚でおいしいので今日はホットチョコレートをチョイス。VCにはキウイフルーツ。

昨夜のおばあちゃんも降りてきてテーブルに着いた。「ボンジュー!」って挨拶してナッツとベリーが折った折り紙を手渡す。おばあちゃん嬉しくてほほにキッスをしてくれた。おばあちゃん、元気でね。

10:00 チェックアウト。貸切があったので、残念ながらプールで遊べなかったけど、その分部屋でくつろげた。でもテラスでディナーは食べたかったなぁ~

St. martin d’arrossa    St. jean peid  de port    13km (0:15)

サン・ジャン・ピエ・ド・ポールまではホント、すぐ近く。15分程で到着。村近くまで来ると車が多い。まだ10時過ぎだけど、バケーション時期の観光は早くから始まっている。

村入り口にある広い無料の公共駐車場に止めて散策開始。駐車場入り口には背高い石の壁。これも昔の名残かな

土産物屋で賑やかな通りを通りながらメインの川の方へ行く。太いストライプ柄の生地を使ったランチョウマットやテーブルクロス、ラグなどがよく目立つ。ビビットカラーが多い。それと唐辛子をモチーフにした雑貨も多い。近くにエスペレットと言う唐辛子で有名な村がある。エスペレットにも行ってみたかったけど、時間の都合で今回の旅行のプランから削除された村。次回行ってみたい。

それにしても賑わっている。喉が渇いた~と言う子ども達。お土産屋さんは多いけどカフェはほとんどない。お店を覗きながら橋の方へ。

ここがメインのフォトスポットだ。アルザス地方のコルマールのような雰囲気。木組みの家に運河って感じ。花もきれいに咲き誇っている。それに橋の先にある塔のようなアーチで景色が引き締まる。

この橋のアーチをくぐるとひと際目立つスパイス屋さん。店の前までスパイスの香りが漂っている。種類もいっぱいあり過ぎて使いこなせない。塩の種類も多い。ひとまず、このメイン通りの先まで坂道を登ってみよう。

両脇にあるのは同じようなストライプ柄を暑かったリネンのお店や雑貨屋さんが多い。坂の中盤からはお店が減ってレストランた宿もちらほら。でもレストランは開店前。

坂を上り終える事に見えるのがシタデルの城壁。さらに急な坂。暑いし、足も疲れてきたのでみーことベリーは途中で辞退。ダーリンとナッツとドングリがひょこひょこと上まで登って行った。そう距離はないけど、坂の斜面とつるつるの石畳に躊躇う。

ダーリンと子ども達が頂上を制覇したところで、来た道を戻る。坂を下り終わってスパイス屋さんまで来た。スパイス屋さん脇の小さな広場でシャボン玉芸をしている。こども達がシャボンに惹きつけられている間にスパイス屋さんを覗いてみる。これだけのスパイスを使う料理はしないけど、スパイス入りの岩塩は使える!ヒマラヤの塩などあるけど、チョイスしたのはシーフード料理に向いているハーブ入りの岩塩と数種類の胡椒入りの岩塩。それぞれ1カップ購入。レジの前はドライフルーツがいろいろある。小腹がすいたので、パイナップルを買って行こう。

外に出るとまだシャボン玉に夢中。お金を払うと大きなシャボン玉に入れる。それを楽しんでいた子ども達。喉が渇いているので、通りにあったBarで一休み。Barと言ってもビルとビルの間の空き地にある青空席。勝手に休んでいてもわからなそうな雰囲気。隣の席で食べているホワイトアスパラが気になる。このホワイトアスパラとビール、水を注文。料理名がわからないので、店員さんに指さしてホワイトアスパラとビール、水を注文。作り置きなのですぐに出てきた。なんの飾り気もないシンプルな1品。一口食べてみるとやみつきになる酸味と塩気の味。以外にも子ども達にも好評!10本くらいは乗っていたかな。1本1本が大きく食べ答えあるホワイトアスパラを豪快に食べれるなんて幸せ。ホワイトアスパラだけではなんだか物足りないのではす向かいの商店でポテトチップスを買ってくる。正午を過ぎている。アスパラとポテトチップスが今日のランチ???

ここサン・ジャン・ピエ・ド・ポールからトゥールーズまでは約3時間。そろそろ出発しないと。そしてドライブの伴とお土産を買いにカリフ―ルへ。

13:00 以外と大きいカリフ―ル。ドライブの伴のサラダと再びポテトチップス、お土産用のクッキーやビール、チョコは溶けてしまいそうなので、自分用の板チョコだけ。他にも日用品が揃っているのでついつい見入ってしまった。ようようレジを終えて車に乗ろうとした時、水を買い忘れていることに気付く。再度店内へ。が…冷えた水がどこにあるのか…広いカリフ―ル内を歩き回る。パック入りのダース売りは見つかる物の冷たい冷蔵庫にある水が見つからない。入り口から一番遠い酒売り場まで足を運ぶも見つからない。冷蔵庫があるエリアはーーーーーと辿り着いたのは入り口近くにあったヨーグルトやミルクがある冷蔵庫エリアだった…随分探し回ったのに…2本買って€1ほど。この為に予想以上に時間を費やしてしまった…

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【 vol.27へつづく 】

イタリアドライブ アルベロベッロからサンマリノへ ホテルティターノ

子連れイタリアレンタカードライブ vol.18

2015.08.09

alberobello   —–    san marino  630km (6h)

12:30 旅も大詰めにやって来た。これからアルベロベッロを出て、アドリア海沿いをサンマリノまで一気にドライブ!どこにも立ち寄らず、順調に行けば6時間だけど、8時間は見たほうがいい。

アルベロベッロの旧市街地からしばらくはのどかなトゥルリが点在するオリーブ畑の農村地帯を走る。倉庫らしき建物までトゥルリ!作りかけのようなトゥルリ。アルベロベッロは本当にトゥルリだらけ。Highway

高速道路が出てくると、ここから本腰ドライブ。ダーリンに長距離運転を頑張ってもらいましょう。すぐにアドリア海が見えてくる。アドリア海を車窓の風景にドライブ。

アドリア海

途中、ランチ休憩。みーこの大好きなドーナツと大きなピザを買って頬張る。

Sarni

Pizza

トイレ休憩を取りながらひたすら走ること6時間半。サンマリノに通じるインターが見えて来た。ここで一般道に入ってサンマリノまで坂道を上る。城壁に囲まれた、丘に立つ小さなサンマリノ共和国。世界で5番目に小さくて、世界最古の共和国。5本の指に入る小さな国まであともう一息。

サンマリノまであと一息

高速を降りて、少々渋滞気味のまっすぐな道。比較的平坦な道が終わると坂道。それにしてもカーブが多い。子ども達は寝ているからいいけど、酔っちゃうよぉ。

古い建物と並木道になって来た。シタデルももう少し。観光客も多くなり、車で来ない場合はロープウェイを使って下の町からサンマリノ手前まで来れるようだ。サンマリノ共和国

20:00 賑やかになると石畳の道に出て来た。ホテルまではすぐそこ。ホテル手前までは広めの石畳だけど、ホテルまで来るとなかなかの狭い道。なので、みーこだけ車から降りていつものようにフロントへ。どうやら車はシタデルの門入り口にあたる広場に駐車。荷物だけ降ろさせてもらって、一度広場まで。ホテル手前の広場から

車から降りて、シタデルの壁から周辺を見渡す。さすがに丘の上に立っているだけあって眺めは抜群!

サンマリノからの展望

ホテルでチェックインを済ませて、部屋に入る。小さめの部屋だけど、中世を思わせる木枠と木製の雨戸があって、そこから下を覗く風景は裏道。なんだか、中世にタイムスリップした気分。

ホテルティターノ

今夜のディナーはこのホテルの上階にあるリストランテに決定。21:30と遅めの予約をして、少々町を歩いてみよう。日が落ち始めてだんだん夜になっていく。それでもホテル向かいのお店はまだ開いていたりして、賑わっている。フェラーリが壁一面に飾ってあるお店や、カバン専門店、巨大ヌーテラがディスプレイされているお店などなど。気になったお店にちょっと足を踏み入れてみる。サンマリノは消費税0だから買い物天国。ともなれば、買い物せずにはいられない。イタリアで買うなら、ここで買おう。

ホテルのリストランテ

明日ベネチアに行くにもかかわらず、気になってしまったものは、ベネチアガラス。ベネチアガラスの置物。€7~と、とってもお得。(同じ物をベネチアで買うよりもはるかに安かった!)手作りなので、同じ花でも一つ一つの色合いや大きさ、風合いが違うので、よーく比べてお気に入りを探す。グラスも素敵なので、一緒に買ってしまおう。サンマリノでベネチアガラスの買い物をするとは思っていなかったけど、ベネチアの方が広くいっぱい歩かなければならないので、このコンパクトに収まっているサンマリノで買うのは得策かも。そこらのお土産と同じレベルなら、安く手に入ります。

夜の町だんだん周りも暗くなり、すっかり夜。シタデルの中心までやって来たと思ったら、「虫がいるぅ~。この虫なぁに??」とベリー。この暗い中、ジィーっと石畳の上を見ている。「どれ~???いいよ、虫なんてぇ~」と返事を返すも気になって見てみると・・・・・・・オレンジ色の薄暗い光の中、ベリーが見つけた虫とはーーーーーーーーーーーーーーーサソリだぁーーーーーーーーーーーーー

初めて見るサソリ!日本ではお目にかからないだけに、みーこもダーリンもびっくり!後ろから来た観光客も「Oh———-scorpion!!!!!!」

みんなびっくりだ。刺されたら大変!ベリーが手を出さなくてよかった。どうやらこの辺では当たり前のようで、『靴を履く前にサソリがいないか確かめなさい。』と言う言い伝えがあるくらいのようだが、まそれにしもびっくりだ。

夜の風景

すっかり暗くなってしまったサンマリノ。ディナーの時間も近づいて来たのでホテルへ戻る。街頭で灯されたサンマリノの町は静まり返って幻想的。ショップや飲食店が集まる通りはまだまだ賑わっているけど、路地は人気がなく静か。

サンマリノ街並み

今夜のディナーは昨夜に続いて期待ができる。いやいや、昨夜は庶民的だったけど、今夜はちょっと気取った気分。料理もコース。キッズコースもある。ミートスパゲティにミラノ風かつ。これなら子供たちも喜んで食べれるぞ。

ミラノ風かつレツ

まず初めにアンティパスト。クスクスとなす、オリーブのミックス。これは我が家では好き嫌いに分かれるところ。残念、みーこだけが気に入った味。

クスクスのアンティパスト

みーこが選んだ前菜は、ほうれん草と柑橘、パルメジャーノチーズと松の実のサラダ。期待通りで、さっぱりとそれでもってコクのある一品。

ルッコラサラダ

ダーリンが選んだ前菜はパルマハム、チェリートマトとチーズ風味のスナック添え。しっかりしているハムの味に、さらに濃い味のチーズスナック。このチーズスナックはベリーとどんぐりに大好評。生ハムメインのパスタはバジルを練りこんだラビオリ、リコッタチーズ入りのトマトソース掛け。ラビオリもう一皿は、ほうれん草とトリフ、ペコリーノチーズのタルアッテレ。どちらも申し分ない味。手の込んだパスタ料理に大満足。

タリアッタレ

デザートはワイングラス入りのマスカルポーネチーズのチョコレートソース掛け。びっくりワイングラス入り。パフェのようで食べごたえあり。お腹いっぱいなのに平らげてしまった。

マスカルポーネ

ちょうど、テーブル席の目の前が隣の庁舎。まるでお城じゃなけど、ライトアップと庁舎の上に掲げられた時計がシンデレラ城のように見えて、ナッツとベリーに「ほら、シンデレラ城だよ。」と言うと、ベリーがその気になってしまう。食事を終えて、ベリーのリクエストに応えて庁舎まで。みーことベリーだけ庁舎の入り口まで行き「ここでシンデレラが踊っているよ。でもそろそろ帰らないと魔法が消えるよ。」といい、写真を撮って納得してもらった。

シンデレラ城

≪ vol.19へつづく ≫

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城塞シタデル ナミュールの古城ホテル

子連れドイツ・フランス・ベルギー・オランダドライブ vol.17

2010.05.03

17:45 界一小さな町と呼ばれている、デュルビュイ去って、今夜のナミュールへ。

18:45 3年ほど前にもやって来た城塞(シタデル)に立つナミュールの古城ホテル。

まさか城塞の上にあるとは思わず、前回はたどり着くのに苦労した。しかも雨の夜とあって、本当に幸運にもたどり着いた、ナミュールの古城ホテル。今回は難なく前回通った坂道をグイグイ登って行く。麓から5分程で到着。

ナミュールの古城ホテル

古城ホテルと言っても、こじんまりとした古城ホテル。それでもまたここに泊まりたかったのは、ホテルのディナーを食べたかったから。前回は到着が遅れて、コース料理を注文できなく、アラカルトだった。もちろん美味しかった。メインもさることながら、デザートに感動したここの料理。今回はコースで食べてみたい。1歳のナッツがいる事も事前に伝えて、承諾を得ての宿泊。

ナミュールの古城ホテル その2

19:00 部屋に着くと軽く休んでダイニングルームへ。窓の外はまだ日が差していて明るい。数組の客さんがいる。コース料理でフォアグラのテリーヌ、ブイヤーベースとクリームブリュレ。フォアグラは重いと思ったけど、パンと重口のワインと一緒ならワインも進む。言うまでもなく、ブイヤーベースは日本人好みの味で、これまたぺロリ。ナッツにはパンや軽くフォアグラを付けたりして、お利口さんに座って食べていてくれた。ちょっと飽きてきたら、最近ハマりだしたシールブックを広げてお遊びさせる。これで周りの迷惑にならずに、食事ができる。デザートのクリームブリュレは仲良くナッツと頂きました。

フォアグラのテリーヌ

05.04

8:30 翌日は早めにチェックアウト。外の風は冷たく、5月とは到底思えないほどの寒さ。前に来た時は3月だったけど、日の出ていた3月の方が暖かった。シタデルの上からゆっくりナミュールの市街地を見たかったけど、なにしろ風が寒過ぎて・・・写真を撮ったら、車に乗り込んでリェージェ風ワッフルを求めに行こう。

シタデルから見たナミュール

シタデルを降りて橋を渡ればそこは市街地。が。。。駐車場もなければ、工事中にぶつかりグルグル回って時間が過ぎるばかり。なら、ワッフル屋さんを見つけたら、みーこだけが車から降りて買いに行こう。

シタデルから見たナミュール旧市街

車から降りると、外は寒い!ワッフル屋さんを見つけたら、リェージェ風ワッフルに生クリームたっぷりトッピングして€2払い、車に駆け込む。生クリームを見たナッツはクリームばかりをねだってくる。これ~!クリームばかり食べるんじゃないっって言いながら、ブリュッセルに向けて出発!

【 vol.18 へつづく 】

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