南イタリアドライブ アマルフィ

子連れイタリアレンタカードライブ vol.12

2015.08.07

14:20 宝石の町ポジターノを出発してアマルフィ海岸をアマルフィに向かってドライブ。運よくバスの後ろに付けたので、怖いものなし。くねくねの海岸道路に路駐の車あると、反対車線をすれ違う車はバスとギリギリなので大変そう。われらはバスの後ろ。バスが通れれば普通車の我らは余裕!

バスの後ろ

途中、露店販売のフルーツ屋を発見!しかもなんだか活気があって、車の荷台ながらフルーツのディスプレイが素敵♥ ちょっと寄ってみよう。

かわいいフルーツ屋

なぜか、いじけているベリーは車でお留守番。素直についてきたナッツが得をした!日本人びいきの店主。どうやら日本の雑誌に取り上げられたので、日本人びいきの様。上機嫌んでナッツをフルーツの上に座らせてくれてモデル気分で記念撮影。

モデル気分

いやいや写真が目的ではなくて、フレッシュジュースが飲みたい。レモンとオレンジのミックスジュースの搾りたてを味わった。

15:10 フルーツ屋を出発してからはバスの後ろではないので、さっきよりはすれ違いに気を遣う。アマルフィに入ると建物の間を走るので、車道が狭い!その狭い車道をバスとトラックがすれ違うけど、サイドミラーを畳む有様。隙間がないほど間隔ですれ違う。もちろん、とってもゆっくりなのでここで渋滞が起こっている。

バスとすれ違い

アマルフィの町の外、海岸沿いに駐車場があるけれど、この観光シーズンではほぼ満車。少し離れないと空いていないかなと走ってみると、レストラン前で客引きするおじさん。どうやら駐車場のおじさんだ。屋根付きの駐車場で1時間€5という。屋根があって1時間€5は安い!のでここに決定!

車庫の部分は石の日陰なので車内が暑くなる心配はない。けど、車庫から一歩日差しの下に踏み出ると・・・暑い!暑いけど、ベビーカーがないので抱っこで勝負!どんぐりがくっついて暑い!幸い駐車場は観光メインから遠くなかったので、すぐにアマルフィメインのドゥオモ近くに到着。

アマルフィ入り口

アマルフィ市街に入る門をくぐれば、すぐ目の前に広場が広がり、右手にドゥオモが建っている。ポジターノのビーチで泳いでからまだ何も食べていないので、遅いランチにしよう。広場目の前にあるカフェテリアのテラスに席を確保。ダーリンはパスタが食べたいようだけど、みーこもナッツもベリーも気分はおやつタイム。ショーケースにあるティラミスのような、パンナコッタのようなデザートに魅かれた。

アマルフィドゥオモ

でもショーケースにあるスイーツはパンナコッタではない。パンナコッタは別にあるようだ。みーこはパンナコッタ、ナッツはチョコアイス、ダーリンはサラダにボンゴレスパゲティを注文。目の前のショーケースからナッツのチョコアイスがグラスに盛られている。もう一つグラスがあって、キャラメル風味のアイスが盛られている。別の注文を思っていたら、そのキャラメル風味のアイスがみーこの目の前に置かれた!

あれ、みーこはパンナコッタを注文したはず!「これ、パンナコッタではないよね?!」言うと、「それがパンナコッタだ!」と言う。どっからどう見てもアイスクリームだよ。もう一度、「これジェラートだよ。」と言うと、「これがうちのパンナコッタだ」というような返事!そうかと思って食べてみたけど、どうしてもキャラメル味のアイスクリーム…みーこが食べたいのはアイスではなくて、ツルツルのパンナコッタなのに…残念。ナッツのチョコアイスはヌーテルのチョコをそのまま瓶ごと食べている濃厚さ。アイスではない、瓶そのままを凍らせたと言ってもいいほど。そして、ダーリンのボンゴレは当たり障りのない味。(後で分かったが、この当たり障りのない味はレトルトの味。あさりもとっても小さい。これはレトルト)

カフェテリア

あまりにすべてが濃厚過ぎて、ギブアップ!さぁ、アマルフィにを散策してみよう。アマルフィ海岸の町でしたいこと、それはタイル探し。ロレンツッォ・ダマルフィ通りを上ってみる。ものすごくお店がギッシリしている雰囲気ではないので、30分もあればロレンツッォ・ダマルフィ通りのお店を外から観察しながら上って、引き返して来れるコンパクトな町。

商店街通り

しかし思っているようなタイルはない。どちらかと言うと、食器類が多い。陶器の食器や置物ばかりで、探しているタイルは思ったほどなく、あってもアマルフィやポジターノなどの町を描いたタイルが目立つ。それでもお土産の置物やミニミニカップは手に入れた。甘~いアイスしか食べていないので、小腹が空いた。ちょうどデリカのショーケースにあるライスコロッケが気になったので、1つ買って食べてみよう。

ライスコロッケ

今まで食べたライスコロッケとは違って、ミートソースもトマトソースも、それにとろりとたっぷり溶けるチーズも入っていない。お米とグリーンピースなどの豆を丸めて衣を付けて揚げただけ。本当にライスコロッケ!ちょと、期待外れになってしまった…残念…きっとこれはこのお店の味なんだろう。

みーこ達が小腹を満たすと、どんぐりが駄々をこね始めた。どうやらおっぱいが欲しいらしい…一目のつかない路地の階段の下ででちょっとだけ授乳。

路地の階段

来た通りを戻る。何か買ってぇ~と騒ぐナッツとベリー。そう、子供が欲しがるおもちゃや雑貨を売っているお店は1軒ほどしかなく、そのおもちゃ屋さんも小さく特に目立った物もなかった。騙し騙し、有名な陶器屋さんでお土産を買うけど、やっぱり何かをねだるナッツとベリー。

仕方がないので、ナッツとベリーを引き連れてお店散策。その間どんぐりをダーリンに託す。おもちゃより身に着ける物、と見つけたのはポシェット。籐網のポシェットに大きな花がついたかわいいポシェットでOKサインが出たので、これに決定!ナッツもベリーもご機嫌になって、ダーリンとどんぐりを見つけるとーーーーー2人でチョコアイスを食べていた!しかも超濃厚なチョコアイス。チョコ専門店のチョコアイス!しかも大きい!それに食いつく1歳4か月のどんぐり!ちょとまだこの濃厚な味には早いだろう!濃厚過ぎてみーこには耐えられない…それでも食いつくどんぐり…

アマルフィともそろそろさよなら。最後にダーリンがレモネードを飲みたい!と買ったお店では、レモネードが€8。どこにも値段表がない。もしやぼったくり???レモネード1杯が€8って、日本円で軽く1000円超えってとこ。ありえません!!別にテラスでイートインしているわけでもなく、そんな場所があるお店ではなく、ただテイクアウトのみ。味も特別ではない。きっとぼったくりだ!と決めつけて、アマルフィを去りました。

≪ 続く ≫

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南イタリアドライブ ソレント

子連れイタリアレンタカードライブ 2015    vol.08

2015.08.06

さわやかなフレッシュレモネードで喉を潤して、ポジターノまで通過点、いやいや通過点から少々反れて、ダーリンリクエストのソレントはもう目の前。

ソレント手前の海岸から

14:00 ソレント市街の看板を過ぎた地点では、ブーゲンビリアなどの夏の植物がきれいに咲き誇っている民家が多いなって印象で、人は見かけなかったけど…どうやら、centreの方向を間違えていたよう…これまた、時間のロス…ナポリでハイウェイに乗りそびれて、それからハイウェイで警告灯が点滅して、そしてソレントの中心部に迷って…旅はトラブルが多い。

centreに近づくと人人で賑わっている。陽気な南伊の雰囲気そのまま。レモンをモチーフにした陶器や、レモンリキュールを売るお店、唐辛子をモチーフした陶器もあるので、赤や黄色でとっても鮮やか。

タッソ広場

ソレントの中心らしいPiazza Tasso タッソ広場を過ぎたコルソ・イタリアに車を縦列駐車。1時間€2。都心から離れれば、観光地のパーキングメータは安い。それにしても日差しは強い!日向では帽子は必要。歩道には公共水道が設置されている。思わず手を洗って、涼を求める。

海側に向かって歩いてみよう。路駐した通りから路地に入ってみる。路地は日陰が多いので、さっきまでの暑い日差しから逃れることができた。

ソレント裏通り

お土産屋さんが軒を連ねている。お腹も空いているので、テラットリアを探しながら歩く。向かった方向はヴィットーリア広場。ヴィットーリア広場手前には雰囲気のいいホテル。そして、ヴィットーリア広場周辺にも4星、5星のホテルが立地。そして、崖から下をのぞくと、そこにはホテルのプライベートビーチだろうか、海水浴場。暑~い8月の南イタリア、海で泳ぎたくなっちゃう。

ヴィットーリア広場周辺のホテル

ナッツとベリーはヴィットーリア広場に集まる鳩に夢中。海より鳩らしい…

ヴィットーリア広場前の海水浴場

ヴィットーリア広場からもどる途中にあるトラットリアでランチ。客引きしている店だけど、いや、そうであるだけにか(人気の店は客引きしないはず)、客は入っていないけど、まっ、ここでいいか。

レストラン店内

地中海の幸を堪能しよう。シーフードサラダにアンチョビピザ、ペスカトーレサラダにルッコラサラダとポモロードスパゲッティ。ランチタイムもすっかり過ぎているので、お腹が空いているから、色々頼んでみた。

レモネード入りのビールで乾いた喉を潤しながら、シーフードサラダやルッコラサラダをつまむ。かなりのボリュームのシーフードサラダ。このボリュームが来ると、パスタもボリュームあり???

シーフードサラダ

案の定やはり、パスタもピザのボリュームあり!やばいみんな頑張らなければ食べきれないぞ。ペストカーラもかなりのシーフードが入っている。大き目の魚の身も入っていて食べきれないボリューム。ピザも大きい…ビールにはもってこいのアンチョビピザだけど、これもやはり食べきれなさそう…ナッツはこの窯焼きピザタイプの生地が苦手。なので、ナッツ以外で食べないと。

ペスカトーレとポモロードスパゲッティ

ルッコラサラダ

16:00 お腹もいっぱいになり、ソレントの商店街を散策。先に、パーキングメーターにコインを入れて、時間延長。コルソ・イタリアをタッソ広場に向かって歩いてみる。日差しが燦々と降り注いで、喉はカラカラ。ランチのアンチョビやシーフードの塩気が効いているせいもあって、水が欲しい。

タッソ広場の肖像

タッソ広場周辺は馬車もいて、なんだか陽気な雰囲気。コルソ・イタリアと平行に走る裏通りを歩いてみよう。こちらは細い路地にお店が密集している。レモンリキュールや乾燥パスタ、スパイス、キャンディー、レモン型ソープに雑貨、イタリア土産がいっぱい。ついつい買い込んでしまう、イタリア食材。裏通りは、建物やアーケードで日陰が多いので、散策も日差しから逃れて少しは助かる。

ソレントの裏商店街

ふと、かわいい洋服屋さんを発見!綿生地で作られたワンピース。インドで作られているようだけど、デザインはかわいいヨーロピアン。各色事に並べられている。キッズ用もあってナッツやベリーにも買ってあげよう。ついついどれにしようか迷って、時間がたってしまった…冷たいレモネードのグラニータにひかれて、レモネードを飲みながら車まで。甘酸っぱくておいしいレモネードグラニータ。

ソレントのお土産屋さん

≪ つづく ≫

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イタリア・フランス国境の町 レモンのマントン

子連れ南フランス・イタリア・スイスドライブ 2013

2013.08.11 (Sun)

イゾラボーナ(イタリア) ⇒ マントン(フランス) 25km   40min

12:45  イタリアのイゾラボーナからマントンまでは渋滞もなく一般道をスムーズに走って、レモンの町・マントンにやって来た。

が!!!予想以上に大きな町(もちろんニースよりは小さいけど)でバカンスで楽しむ人で賑わっている。簡単に路駐できるスペースが見つかると思っていたら、大間違い!海岸沿いの路駐スペースは満車でどこもギッシリ!我らと同じようにパーキングスペースを見つける車も前に後ろに。

海岸から離れて街の中心の道に入ってみるけど、やっぱりどこもかしこも縦列駐車でギッシリ!日本の縦列駐車のように車の前後に余裕のスペースなんてない!本当にギリギリに上手に縦列駐車をするヨーロッパの人々。スペースを探してグルグルしていると、メリーゴーランドが現れた!「メリーゴーランドに乗るぅ~!」ってナッツ!メリーゴーランドを見つけたからには絶対に載らせなければならない。ちょうどこのメリーゴーランドがある位置が街の中心になっている様子。できるだけこのメリーゴーランドから遠ざからない所にパーキングスペースを見つけたい。

そして、ギリギリ1台分のスペース発見!もうここに止めるしかない!でも本当に前後10cmのスペースがある程度。みーこが誘導してダーリンがハンドルを切る。共同作業で無事に縦列達成!車から降りて、ナッツも足取り軽くメリーゴーランドのあるショッピングストリートへ。

バカンスシーズンのマントンは観光客でいっぱい!メリーゴーランドを囲むように飲食店があるので、目の前のビストロカフェでランチにしよう。ナッツはメリーゴーランドに乗りたがっているので、1回だけ乗せて、ランチタイム。

南フランスに入ったからには、名物ニースサラダを注文。そして、なぜかシチリアサラダがある。シチリアサラダはモッツアレラチーズとトマトがドーンと乗ったサラダ。それからエスカルゴとスパゲッティポモロードを注文。サラダをたっぷり食べれるのが嬉しい!しかもドレッシングはオリーブオイルとバルサミコ酢をお好みでかけれるから、好きな味に調節できるのが本当に嬉しい、フランスやイタリア式サラダ。

 

ナッツもパスタに満足した所でみーこはショッピング、ダーリンはナッツとベリーを連れてメリーゴーランドへ。

許されたわずかな時間、ひとり品定めのマントンショッピング。ギッシリ並べられた石鹸屋さんが目に着く。それからカゴやロウソクなどの雑貨が並ぶお店。値段はそれほど高くなく、お手頃価格の商品を置くお店が多い。その中でもみーこを惹きつけたのは、フランス版というか、マントン版と言うか、激安雑貨店。雑貨以外にも衣類もあって、食品以外なら何でも置いてある。もしかしたら made in china があるかもって疑いながらも、お土産にもなる南仏テイストの陶器や布製品などいろいろあるので、とっても迷ってしまう。ここはダーリンに二人を任せておいて、悔いないように買わなくては!血が騒ぐ!缶もかわいい。キッチン用品も南仏テイストでかわいいので買って行こう。なんていろいろ手に取ってレジへ。

他のお店で石けんやロウソク、カゴなど買って買い物バッグを両手にダーリンとナッツ&べリーの元へ。思う存分メリーゴーランドに乗れたナッツはご機嫌。ベリーも小さなカートに乗ってご満悦の様子。

今度は4人でもう一度、ショッピングストリートをぶらぶら。喉が渇いてきたダーリンが引かれたのは、マントン名物、レモネード。たっぷりのレモンを使って作りたての冷たいレモネードを買って歩き飲み。酸味が効いている。後を引く美味しさ。買い忘れ(?)がないようにショッピングをして、そして、レモネードが気に入ったダーリンは2本目のレモネード。そろそろニースに向かおうかな。

【 vol.22  ニース郊外の町 ロクブリュヌ・カップ・マルタン&ラ・テュルビ へつづく 】

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