ピサの斜塔 ドライブ

アルプス越え イタリア・ドイツ・スイスドライブ vol.19

2012.08.24  [ 4日目 カラーラ~ピサへドライブ&観光 ]

カラーラを出発して60km先(45分)のピサへ向かう。Villa Belverde B&Bからカラーラのハイウェイの入り口はすぐ。そして、ハイウェイ1本道でピサの斜塔に到着予定。

が、一歩間違えフィレンチェ行きのルートに入ってしまった!そう、ピサへのルートとフィレンチェのルートはピサの数キロ手前で枝分かれになっているのです。南に行けばピサは目前!でも東に行くとピサが少々遠のいてしまいます。

間違えた!フェレンチェ行きの東側ルートに入ってしまった。ハイウェイを降りるゲートが出てこない。5分以上走らせてようやくハイウェイを一度降りて、再びハイウェイに乗り換える。そう、イタリアは日本と同じ料金制。だからチケットを取って、ピサに向かう。戻ってルートを修正して約10分程でピサの一般道。

11:00 一般道はのどかな光景。いったいどこに有名なピサがあるのだろう?らしき塔が見えないけど、前の車の後ろをついていこう。するとなんだか城壁らしきものが見えて来た。回りは静かな田舎の町並み。どうやらこの城壁が臭う。この城壁の周りに多くの観光客。城壁近くに路駐。車から降りると強い日差しが肌を射してくる。ナッツはベビーカーに乗り、ベリーはみーこのババスリングの中に入り、さらに日陰を探して歩く。塗装がされている歩道はカンカン照りの暑い日差しの下なので、城壁で日陰になった歩きづらい、でこぼこの土の上を歩く。でもしばらくするとカンカン照りの日差しの下。それにしてもまだピサの斜塔は見えてこない・・・

カンカン照りの歩道では露店が開かれている。アフリカン系の方がお店を出していて、もちろんアフリカン系の雑貨や偽物ブランドなどが売られています。

そして城壁に沿って角を曲がると・・・・

露店がいっぱい!!!わんさか、わんさか、雑貨の山!!ピサの斜塔の陶器やマグネット、置物etc・・・日本人と分かれば、「こんにちは~」「日本人~」などと日本語が飛び交って来ます。置物も一見どこも同じように見えるけど、目を凝らしてみるとそれぞれ大きさや素材、デザインが異なっています。同じ物でも、値段が違う!時間があるのなら比べる価値あり!

お土産探しは後にして、ピサを見るぞ!!それにしてもすごい露店の数。目的の斜塔にたどり着くまでにレストランまで出てきたぞ!乾燥パスタを売るお店、フルーツを売るお店。寄り道したくなる。

ようやくポリスが立つ城壁入口に到着。ここからもよく見える。チケットを買って中に入ってみと・・・

観光客がいっぱい。しかも日本の中学生の修学旅行団がいる!ピサの斜塔よりも中学生の旅行先がイタリアと言う現状にびっくり!!!!ぎっしり露店が並んでいるけれど、どこの店を見ても日本の中学生。その脇で先生が「あと10分で集合だぞぉ!急げ~。」と叫んでいる!なんだか日本の観光地にいる気分・・・

ダーリンはナッツに「あの塔倒れるかも!そばに行って見てみよう。」と言って、ピサの斜塔のお勉強。みーこはベリーを抱っこして露店を拝見。外の露店よりも質のいい物を売る店が多いみたい。クレジットカードが使えるお店もあるけれど、やっぱり現金の方が使い勝手よさそうだ。でも外と同様に、似ている物も微妙に違ったり、値段などお店によってみんな違います。

ナッツも暑いのか日本から持って来たベビー用麦茶を飲みまくる。もうお昼の時間を過ぎている。ピサの斜塔とドォーモを眺めながら敷地内を出て、再び露店内へ。色とりどり、形がさまざまな乾燥パスタに魅かれる。お土産になると思い大量買い!(でも本当は都市部で買った方が安いです。)荷物になってしまった。

車の方へ歩いているとピザのいい匂い。お腹も空いているし、ここでランチにしようかな。雰囲気を選ばずに、客引きしているお店に決定。ピザとサラダとポモドーロの三品をオーダー。すぐにサラダはやって来て、ピザもスパゲッティもすぐにやって来た!軽くランチを済ませたい我らには嬉しい限り。アンチョビの効いたピザも薄い生地で美味しい。ポモロードも無難に美味しい。イタリア版食堂っていう味かな。ボリュームは少なからず、多過ぎず、適度に多い量。御馳走様でした。

次はフィレンチェ。ダーリンが一足先に車を取りに行ってくれている間、ナッツのエプロンを選んでおこう。日本で見かけない可愛いエプロンを安く手に入れることができました。

《 vol.20  花の都 フィレンチェ へつづく 》

アルプス越え イタリア・ドイツ・スイスドライブ 日程 へもどる