フィレンチェドライブ ウィフィツィ美術館&花の聖母教会ドゥオーモ

8か月妊婦のイタリアドライブ+プラハ旅行  vol.10

2008.07.13

13:00 ボローニャの濃厚なランチを終えて、フィレンチェまでドライブ 110km(1:20)

2:30 フィレンチェまでやって来た。でも どこでハイウェイを降りたらいいのかわからない。迷っていると・・・・出口がなくなり、フィレンチェ郊外になってしまった!次の出口までは19kmもある!おまけに激しい雷雨・・・前が見えない。19km走ってインターで一度降りて、Uターンをして再びハイウェイにのる。次こそどこかで降りてやる!!

3:30 すっかり時間をロスしてしまった・・・しかしハイウェイを降りたものの、フィレンチェの中心がどの方向なのかさっぱりわからない・・・グルグル走り続けて・・・・ようやく美術館付近にやって来た。またまた問題!今度は駐車スペースが見つからない・・・道は狭いし、歩行者もいっぱい。なかなか進めず、一方通行。少し離れたすら道にようやく1台分のスペースを発見。ここに止めて美術館に行こう。車を降りて歩くとまずはサンタ・クローチェ広場に出た。ここからウィフィツィ美術館までは300m程。もう一息。

16:00 事前に予約しておいたウィフィツィ美術館の入館券。ダーリンがどうしてもボッティチェリを見たいというので事前に予約。予約時は3時だったけど、1時間も遅刻。それでもスムーズに入館できました。よかった、予約しておいて。

全部のブースは見ていられないから、1~11までの部屋を見学。13世紀の平べったい宗教画から始まり、そこからゴシック調へ移り変わる。だんだん丸みを帯びて来た絵画。そして15世紀に入るとルネッサンス画。目的のボッティチェリ『春』やダ・ヴィンチ、他にも『受胎告知』『ヴィーナスの誕生』など有名処を抑える。1時間半ほどの見学はあっという間に過ぎてしまう。天井は低く、邸宅が美術館になっているような、なんだか解放感のある印象を受けました。

そして、ここでトイレに行きたくなったので、トイレに行くと・・・並んでいた!!かなりの列・・・お腹のべべちゃんが膀胱をおしてくるよぉ~!混んでいます!ウィフィツィ美術館のトイレ!

 

フィレンチェ名物ヴェッキオ橋はウィフィツィ美術館から眺めておこう。

美術館見学の後は花の聖母教会ドゥオーモへ。ミラノのドゥオーモよりもずっと華やかで、でも温かみを感じるドゥオーモ。きっとそれは白壁にピンクや緑、水色などで絵が施されているからかな。とっても大きなドゥオーモ。それをぐるりといろいろな角度から拝見。

 

18:00 ちょうど6時の鐘が鳴って、とっても風情がある。暑い夏のフィレンチェ。

鐘楼が終わると今度はショッピング。ブランドショップや皮製品のお店。茶色いレンガの建物に気品高くお店があります。建物の影になり、ちょっと薄暗い所にキラキラ輝く街灯。こげ茶色のレンガと対象で美しい。

【 vol.11  フィレンチェ~サン・ジミニャーノドライブ へつづく 】

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妊婦のミラノ観光 ドゥオーモとコルソコモ

8か月妊婦のイタリア周遊+プラハ旅行  vol.05

2008.07.11

ガッレリアでのランチを終えて、目の前のドゥオーモへGo!

 

ドゥオーモの屋根までは階段で昇るか、リフトを利用するか、どちらか。もちろんリフト利用は割高です。いつもなら階段でGo!のみーこだけど、ちょっと思いお腹を気遣ってくれるダーリンはリフトを選択。これでラクラクドゥオーモからメルカンティ広場やガッレリアなど一望かと思いきや・・・

ここから始まりだった・・・ドゥオーモをぐるりと囲むように屋根の上の歩道を歩く。日差しはカンカン照り。背の高いドゥオーモの上だから、これ以上日を遮る屋根もない・・・ただただ暑いドゥオーモの屋根を歩く。聖堂の中から見れば、明かりが差し込むステンドガラスも 今は目の前にある。ここから中を覗きたいけど、やっぱり無理そう・・・

一周して終わりかと思ったら・・・・まだあった!極めつけの細い階段!他の観光客もお疲れモード。お年を召したおじいちゃん、おばあちゃん、大変だ。どこまで続くんだと言う気持ちで昇ると、ようやく見えたドゥオーモの屋上?らしきゴール。確かに眺めはいい。ミラノ市街を一望できる。頑張った甲斐がある。しかも、ドゥオーモの上に居られる事が嬉しい。それにしても みんな喉が渇くんだなぁ~、ミネラルウォーター持参だ。みーこ達・・・忘れた・・・

喉が渇いたけど、後は戻るだけ。細い階段を降りて、ぐるりとドゥオーモの屋根を回って、そしてリフトで降りる。あ~やっと地上(?)に戻って来れた。

17:00 まだまだ太陽が眩しい夕方5時。再びガッレリアのアーケード内を歩いて ブランドショップが立ち並ぶモンテ・ナポレオーネ通りへ。ここがファッションの中心地ミラノの一大ショッピングエリアだ!歩く人もおしゃれに見える。ダーリンが欲しがっている(みーこからプレゼントの)キャリーケースを探すけど、気に入った物はお高い・・・値段が発端で喧嘩・・・

ちょいっと険悪モードになりながらメトロに乗って 今度はPort Veneziaへ。こちらはお手軽な価格のショップが並んでいました。メトロ付近では露店もあり、庶民ムードいっぱいのエリア。でも、残念ながら気に入った物も特別見つからずに、閉店時刻の7:30も近い。「待っていました!」言うようにガラガラとシャッターは下ろされ、みーこのミラノショッピングは終わる・・・

そろそろディナータイム。でもこのブエノス・アイレス通りには、これっと言ったレストランがない。ガイドブックを開いて みつけたレストランはコルソコモにあるようだ。早速タクシーを捕まえて、コルソコモへ。

コルソコモにあるOsteria del Gambero Rosso まで。でもお店付近が工事中だったので近くで降ろしてもらう。タクシーのおじさんが言うには、まっすぐ歩いていけば右手にあるようだ。それにしても、コルソコモにはレストランが多い。わざわざお店を指定しなくても困らない。でもせっかくなので、Osteria del Gambero Rossoに行ってみよう。

 

片言日本語をしゃべる男性スタッフがお出迎えしてくれて、テーブルを案内してくれた。店内は広い。まだそれほどお客さんはいないので、本当に大丈夫かなとちょっと不安・・・それでも、グリーンサラダとカプレーゼ、トマトとモッツアレラチーズのリガトー二、特別注文でぺペロンチーノのボンゴレスパゲティ。どれもこれも美味しい。外れではなかった!調子に乗ってシーフードリゾットも注文。美味しすぎるので全完食!

店内も賑やかになって来て、隣の席は10人ほどの若者グループが騒いでいる。あ、女の子が椅子から落ちて 白い服を赤ワインでシミつけちゃった・・・

最後レモンシャーベットで口直し。これも美味しい 夏のデザート。

【 vol.06  ミラノ~ガルダ湖 シルミオーネへ 続く 】

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プラハからミラノ by アリタリア ミラノのガッレリア

妊婦のイタリア周遊+プラハ旅行 vol.04

2008.07.11

7:00 朝食を摂ったらチェックアウト。メニュは昨日と同じだけど、美味しくて朝から お腹いっぱい食べてしまう。ここのソーセージが美味!

8:30 チェックアウトを済ませると、タクシーに乗って空港へ。たった2日間と言っても、正味1日のプラハ観光。主要なスポットは押さえた。小さいながら歴史がいっぱい詰まった おもちゃ箱のようなプラハの街にサヨナラをして イタリアへ。

時間があるのでラウンジで カプチーノとフルーツヨーグルトをパクリ!さっきお腹いっぱい朝食を食べたはずだけど・・・妊婦はお腹が空くんだよぉ~

来た時はチェコ航空だったけど、今度はアリタリア航空。エコノミーでも革張りシートで座り心地はいい。ライトミールもアリタリアらしく、パニーニとピザ、プティティラミス。

ミラノに到着すると暑い!チェコは薄い長袖で ちょうどよかったけれど、ミラノは夏真っ盛り!ノースリーブのワンピース1枚がちょうどいい。

12:30 レンタカーをチェックインしていざ ドライブ開始。今回のドライブのお伴は アルファロメオのワゴン。なかなかかっこいい~。でも、空港内のレンタカーパーキングから一般道に出るのに一苦労・・・まるで迷路だ!

空港からハイウェイにのって ミラノ市街地、そしてホテル周辺までは 珍しく順調に到着。市街地は一方通行が多いのでホテルのエントランスにたどり着くのは大変。しかも予約してあったパーキングは取れていなく、1ブロック先のパーキングに止めることになった。ダーリンが車を駐車しに行っている間みーこはホテルのロビーで一休み。聞こえてくるイタリア語。念願のイタリアにやって来たよぉ~

しかし!!!部屋に入ると、予約サイトの写真とは大違いで古い・・・・

テンションが下がったのですぐにドゥオーモに行こう。ホテル近くのメトロを使う。

ドゥオーモのある駅に着いて 階段を上って見えて来たのは 大きなドゥオーモ!写真で見た あのドゥオーモ!そして左手にはヴィットリオ・エマヌエーレ2世のガッレリアのアーケード。まずは喉を潤す為に 日差しから逃げるようにして ガッレリアに入る。レストランやカフェ、高級なショップが並んでいる。

ガッレリアの中央天井には4枚のフレスコ画。アメリカ、中国、アフリカ、北欧を象徴して描いたそうだが、立派な絵画。真夏のアーケード内は熱気と人の体温で暑いけど、しっかりこの4枚のフレスコ画を収めておこう。

小腹も空いてきたので、リストランテで御到着歓迎のパスタを食べよう。まずはポモドーロ。それにグリーンサラダ。数年前にローマを旅行した際には、1人前も結構のボリュームだったけど、さすがにガッレリアの中だけあってか、ボリュームは日本のレストランと変わらない。グリーンサラダもレタスやベビーリーフにトマトが数切れと言うシンプルさ。パスタのお味と言えばさっぱりしていて、みーこにしてみたら もう一味ほしいところ。ただし、ガッレリア内だけあって雰囲気は抜群。だからコぺルト料も高かった・・・€11・・・・

vol.05 妊婦のミラノ観光 ドゥオーモとコルソコモ へつづく 】

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オルヴィエートの朝と旧市街地散策

アルプス越え イタリア・ドイツ・スイスドライブ vol.22

2012.08.24  [ 4日目 オルヴィエート旧市街地 ]

7:00 ホテル ラ バディア(Hotel La Badia Di Orvieto)の朝はとっても美しい。部屋の窓に射しこむ朝日は眩しい。そして外に出ると、朝の涼しい空気が新鮮。昨夜泊まった部屋のある建物の脇から対丘の旧市街地オルヴィエートが額の中絵のように見える。朝日に照らされて立派に立っている旧市街地。

ホテル ラ バディア(Hotel La Badia Di Orvieto)の外壁は茶色いレンガ造り。それに映えるように濃緑と紅色のベゴニア。キラキラ光る木々の葉。

朝食会場は昨夜食事したテラスではなく室内のダイニングルーム。だれもいないダイニングルームにはいっぱいの朝食メニューが並べれている。パンにヨーグルトにフルーツ、ジュース。どれも美味しそうで迷ってしまう。そのなかでもクロワッサンは格別!!お腹一杯でももう一個、カプチーノと一緒にぺロりと食べてしまった!

お部屋に戻ってゆっくりしよう。いつもなら〝即チェックアウト″と言うところだけど、こんなに広くてタイムスリップしたようなお部屋。ナッツも喜んでいるのでチェックアウトぎりぎりまでここにステイしよう。ナッツ&ベリー&ダーリン3人ベビーコットの中でお風呂ごっこして仲良く遊んでいる!

10:00 チェックアウトの時間が来たので、対丘の旧市街地に行こう。城壁の丘の下をぐるりと回って行くと、ありました、公共駐車場。スペインのトレドと似ている。オルヴィエートは階段もしくはエレベーターで丘の上まで行きます。(トレドはエスカレーターでした。)ベリーのベビーカーがあるのでエレベーターを利用します。

エレベーターのドアが開くとそこには古い佇まい。まだ開店前のリストランテの店先の掃除をするおじさん。小道は人気がなく静か。

中心と思われる方向に向かってゆっくり10分程歩くと、賑やかになって来た。市庁舎前の広場では小さなマーケットが開かれている。手作りの革製バッグや壁掛けの絵画、アクセサリーや洋服など様々な手芸品が売られています。周りのお店も開店しているので、ちょっと覗いてみる。ついついショッピング。

マーケット前のお店のテイストがすっかり気に入って買い込んでしまったけど、よくみると道の先に両脇にお店が並んでいる。あっちもこっちも気になる  、気になる。この後ローマに行くけれど、今日はここオルヴィエートを満喫して行こう。夜までにローマに到着すればOK!勝手にスケジュール調整が利くのも自由気ままな旅の醍醐味。

小さな町だけど、ワイン屋、服屋、雑貨、バール、この通りにはいろいろなお店が並んでいます。ワインショップでいろいろ試飲させてもらって、お土産用のワインを購入。さらにすぐ隣のワイン屋でもまたまたワインを購入。ベビーカーのかごが重くなった!

なんだかんだですでに正午過ぎ。周りはランチタイム突入の雰囲気。お店がどんどんCLOSEして行く。我らもランチタイムにしよう。小さな中庭で食事が取れるレストランを発見。ここにしよう。あまり広くないスペースに3テーブルだけ置かれたキッチン裏の中庭。キッチンからは調理器具がカタカタいう音と、話し声が聞こえてきて賑やか。レストラン内にはいくつもテーブル席があって、数組お客さんがいたけれど、かなり離れているのでゆったり食事ができそう ❀ しばらくして隣席に老夫婦がやって来た。

サラダとスモールサイズのピザ、パスタは各自スモールサイズで注文。ナッツはいつもの(毎回!)ポモロード、ダーリンはぺペロンチーノ、みーこはアマトリチャ‐ナ。そして白ワインをグラスで注文。すぐにパンとワインが運ばれてきたけれど、サラダもピザもやってこない。キッチンからは愉快な笑い声も聞こえてくるけど・・・お隣のピザはやって来ているのに・・・

おまけにこの中庭は蚊の住処!みーこもナッツも刺されてかゆい!かゆい!テーブルの向こうに香取線香が置かれていたので、席のそばに置くけれど、これで蚊から逃れるかなぁ~?

ナッツ&ベリーも飽きてきているので、ちょっと通りに出て散歩しよう。数十分前まで開店していたお店もシャッターを閉めている。そしてレストランやカフェのテラスはお客さんでいっぱい。これぞヨーロッパの昼食時の商店街。お店の方も昼休みはしっかり休むのがヨーロッパ流。

まだランチタイムに入っていない手芸店を発見。ナッツの幼稚園用具の手作りに使うレースを買って行こう。メートル売りなので、片言のイタリア語とジェスチャーでお買い物。するとダーリンから電話。「料理が運ばれてきているから早くぅ!」って!

レストランから離れた手芸店だったので走って戻ると、ダーリンはすでに半分近く食べていた。「出て行ってしばらくして料理が運ばれて来たんだよ!なかなか戻って来ないんだもん!冷めてるよ!」タイミングが悪かったなぁ。

それにしてもスモールサイズで注文したパスタ。日本の3倍はあるけど、これってピッコロ???ピザだって、普通のMサイズより大きいよね???とりあえず頂きますか。サラダもオリーブとチーズがたっぷり!オリーブ好きのナッツは大喜び。そして大人顔負けで通常の3倍近くあるパスタを半分以上も食べるナッツ。本当にパスタが好きなのです。

みーこも頑張って8割は食べて、そしてピザ。ピザも美味しいけど、そろそろお腹も限界ですねぇ~ ダーリンはパスタを食べきりました。サラダはオーリブが多過ぎて・・・お会計でレシートを見るとパスタは普通サイズでした。(1品約€10、ピッコロは約€5)店員さん間違えっちゃったのね・・・イタリアの中でもかなりボリュームのあるお店です。ピザはピッコロサイズで我ら日本人には普通サイズ。ということは、このお店の普通サイズのピザはどんだけ大きいのかなぁ~?それにしてもよく食べました。

お店を出て駐車場へ戻る道はさっき通った道。マーケットが開かれていた広場もすでに店じまいで静まり帰っている。それにみーこが気に入って入り浸っていたお店も昼休み中。良かった!先に買い物しておいて。ヨーロッパでは昼休みがあるのでショッピング時間は要注意!

それにしても駐車場への裏道はどこだっけ???迷子だぁ!すると「ドゥオーモに行こう!」とダーリン。再び暑い日差しの下を駐車場とは反対方向に歩いて行く。裏道で何もない。静かな住宅街。家先には赤やピンク、紫などお花がきれいに飾られています。素朴な風景を見るだけでも楽しい裏道散策。こんな素敵な中世の町に住んでいるなんて、憧れる。それにしても喉もカラカラ。少しでも日陰を求めて歩く、歩く。

そして道の先に見えてきたドゥオーモの壁画。ピンクや水色など淡い色使いのきらびやかな壁画。近づくにつれて大きくなってくる。

そして道が開けると、どーーんっとドゥオーモが立っていた!来た甲斐有、見る甲斐有のドゥオーモ。

4人の写真を撮ってもらおう。イギリスから旅行しているというお爺さんにお願いすると「私はねぇ~」と一緒に旅行に来ている家族を紹介してくれた。息子さんはみーこ達と同年代でイギリスでスタジオを経営しているという実業家。気さくなイギリス紳士でした。

ドゥオーモ前のお土産屋さんに入ると全品半額セール!!みーこのコレクションのミニチュアハウスをget!またベビーカーのかごが重くなった。

目的はだいたい済んだよね。迷子になった駐車場に戻ろう。喉はすっかりカラカラだけど、この住宅街の裏道にはカフェもバールもない。車に乗るまで我慢。

運よく駐車場へのエレベータにすんなり辿りつけたので、車まではあと少し。車に乗ったらすぐにドリンクを求めよう!(普通の人ならボトルを持ち歩くんですけどねぇ~)

《 vol.23  8月のローマ ヴェネト通り へつづく 》

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