山中温泉 雪のゆげ街道

雪の年末 山中温泉・金沢・富山温泉ドライブ旅行 vol.03

2013.12.30

7:00 朝風呂に入ろう。ダーリンはまだ寝ているので、ナッツとベリーと3人、寒い外の露天風呂にドボーン!これが最高に気持ちいい。白い湯気が雲のように立ち上る。

8:30 ダーリンを起こして、朝食がお部屋に並ぶのを待つ。純和食の朝食。焼き魚やみそ汁を子どもたちとシェアして丁度いい量。朝食を済ませたら、チェックアウトになるまでもう一度露天風呂に入ろう。今回は温泉巡りのドライブ。1日何回でもお風呂に入っちゃおう!

10:00 チェックアウトの時間。でもなかなか準備ができないダーリン。早くしようよぉ~。赴きあるエスカレーターの踊り場でナッツとベリーの記念撮影。

旅館を出発したら、山中温泉のゆげ街道を散策してみよう。旅館の翠明からは車で数分走ったところにある。歩いて行くには距離がある。夏ならいいかもしれないが、足場が悪い冬は車に限る。

ゆげ街道には駐車場がほとんどないので、路駐するしかない。幸い年末で観光客くらいなので、車量も少ない。それにまだ早い時間帯だろうか、人通りもそれほど多くはない。気になるお店があったら、邪魔にならない所に路駐。車から降りると雪がみぞれ状態になっている。底が低い靴なので濡れてしまいそう。ましてや、水があると喜ぶ子どもたちには、その為に持って来た長靴に履き変えさせよう。

まずは酒屋さんに入ってみる。地酒や甘酒の他に、お土産用のお菓子も売っている。みーこは日本酒が苦手なので、さっぱりわからない。ここはお土産用のお菓子を探そう。地酒入りきんつばが気になったのでこれを購入。ダーリンはお年始用のお酒を吟味して購入。余り長居すると飽きてきたナッツとベリーがふざけ始めるので、そうなる前にお店を出よう。

次にみーこが目に付けていたのは、道場六三郎プロデュースのカニ汁。1杯200円で頂ける、リーズナブルなグルメ。道場さんが山中温泉の出身だった事は昨夜の旅館の仲居さんの話で初めて知った。おいしい食材の宝庫の地だからこそ、鉄人が生まれたんだなぁ~。

それにしても朝食を食べたのでそれほどお腹は空いていない。なので1杯だけ買ってみんなで、1杯のカニ汁にしよう。ゆげをムンムンと立たせながら寒い中、歩道で販売されている。その後ろには、狭いながら室内に椅子が用意されているので、寒さを避けて頂く事ができます。みんな寒いのでここに避難していた。なので中は満席状態。ナッツベリーが座れるスぺースを確保して頂く。白みそ仕立てで、大根やにんじんの野菜もたっぷり。それに立派な甘エビが2匹乗っている。ダーリンとみーこが味を見た後は、ナッツとベリーが競い合って食べつくしてしまった!

カニ汁を飲んだ後は塩分が口の中に残るので、中和させる為にダーリンが選んだのは、甘酒。カニ汁販売所からすぐそばに『甘酒』の張り紙があったので、このお店に飛び込んでみる。嬉しい事に、偶然にも山中特産の漆器が置いてある。今回の石川県巡りで、お椀を手に入れる事もみーこの目的のひとつ。バラ売りで好きなお椀を選べるので、べべっちの分も含めて5つ選ぶ。質素なデザインの漆器。色の具合と彫られている形模様でお気に入りを選ぶ。お店のおばちゃんに聞くと、どうやら、山中の漆器は普段使いように昔から作られてきたとの事。その技術が輪島に渡って、華やかな輪島漆器になったようだ。普段使いなら山中の漆器が一番らしい。確かに、素朴ながらも存在感のある山中漆器。気に入った5つのお椀が手に入りました。が・・・・ダーリンが買った甘酒。独特な香りと味で、甘酒好きのダーリンも飲む事ができませんでした・・・

【 vol.04  年末の金沢 近江町市場 へつづく 】

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石川県 山中温泉 翠明

雪の年末 山中温泉・金沢・富山温泉ドライブ旅行 vol.02

2013.12.29

雪の山中温泉。雪と言ってもみぞれ混じりの小降り。今晩の宿は大きな宿。チェックインの記帳を済ませるとお部屋の案内。でもお客さんが多くてすぐには通してもらえない。

順番がやってきて、部屋を案内してもらう。が、広さを言うか、高低差と言うかにびっくり。、まず、エレベーターに乗る前に、エスカレーターで下って、そして再びエスカレーターで上る。荷物があると大変だけど、びっくり、楽しの旅館のロビー造り。エスカレーターも2~3階分くらい乗っていたような気がする。

そしてエレベーターのあるフロアに来ると、そこから歩いてエレベーターに乗る。客室までの廊下の窓からは外の雪景色。シトシトとみぞれ交じりの雪。情緒があるなぁ~。

部屋に着いて、時はすでに5時近く。食事の前にお風呂に入ろう。食事時間をぎりぎりの7時にしてもらい、お風呂セットを用意して、大浴場にGO!!!

嬉しい事に、お風呂用のバスケットが用意されていて、このバスケットに着替えやタオルと入れて大浴場に行ける。今までいろいろな温泉を利用して来たけど、このようなサービスは初めてなので、感激!おまけに4時半~6時半の間には湯上りのソフトクリームが無料サービス。6時半までには上がろう。ナッツもベリーも喜ぶぞっ!

脱衣所のカゴにはカゴの上に覆いかぶせる布が1つ1つのカゴに付いているので、中身が丸見えになる心配はない。これまた初めてのサービスで感激!従業員さんがいて、常に使用後のカゴの布を直しています。

年末ともあって大きな温泉旅館の大浴場は大勢の人でいっぱい。親子3人、シャワーブースを確保して、まずは体をきれいにしよう。それにしても熱いお湯。源泉がシャワーになっているようで、冷たくする事ができない。一定の温度で固定されてしまっている。みーこすら熱いから、ナッツやベリーにしてみればなおさら。一度、桶に入れて冷ましてから使いたいけど、なかなか思うように冷めないし、量も足りない。ここは熱いけど我慢してもらって、さっくり流して、露天風呂に行こう。あれ、反対側にあるシャワーを良く見ると、温度調節のレバーがついている。どうやら、温度調節不可の源泉のシャワーと、温度調節可のシャワーがあるようだ。

外は寒いけど、やっぱり露天風呂は最高。寒い冬に入る露天風呂って、幸せ。日本人に生まれて本当によかったって思える瞬間。それにしても、子どもには熱いようで、「もう上がろぅ~。」の声が出て来てしまった・・・長湯させるのもかわいそうだし、私も妊婦の身。妊婦の湯は良くないと言うので、この辺りでソフトクリームにしよう。

しかし、子連れの場合、お風呂から上がってからも時間がかかる。2人となれば、さらに時間がかかる。ナッツは自分で着替えてくれるにしても、いたずら時期のべリーはあっちに行ったり、カゴを覗いてみたり。着替えが終わったら、ドライヤー。長い髪を乾かすのは大変。温泉のドライヤーって威力が弱いから、時間がかかる。完璧までにはいかないので、浴衣が濡れない程度に乾かして、ようやく脱衣所から退散できる。

お待ちかねのソフトクリーム。量も調整してくれるので嬉しい。あまり大きくないソフトクリームをお願いして、空いている場所を探して頂く。熱い湯上りのソフトクリームは冬でもおいしい。おいしいって食べている時に気付いた事!部屋の金庫の鍵がない!そういえばさっき脱衣所で落として、拾ってしまったはずなのに!ソフトクリーム食べかけのベリーとナッツ。ナッツにベリーをお願いして、1人脱衣所に向かう。さっき使っていた当たりには落ちていない。そこにいた従業員さんに尋ねたけど、見かけていないって。やっぱりバスケットの中かな?再びナッツとベリーの所に戻り、バスケットの中を探すもやっぱりない。今度は2人を連れて、脱衣所に向かう。さっき使っていたカゴの所には別の女性。すると、鍵らしきものが棚に引っ掛かっている。ただ、鍵には部屋の名前とは違う番号が書かれているので、自分のものか確かでない。失礼を承知に、底にいる女性に「すみません、この鍵はあなたの物ですか?」と尋ねると、「違いますよ。」って。ならこれだ!番号を見て、ナッツが「ママ~、さっきから25番って言っていたじゃん!この鍵だよ、ママが探している鍵。」と言う。そう、落とした時に拾ってくれたのはナッツ。そして、その時の番号をしっかり覚えていたんだ!やったぞ!ナッツ!

無事に部屋に戻ったら食事が運ばれてくる前に片付けて置かないと!着替え等を片付けて、食事を待つ。ダーリンが食べたがっている蟹はどんなかな?運ばれてきた料理はいろいろ。先付けに刺身盛り合わせ、アワビの踊り焼きや鍋、天ぷらなど1人では食べきれないほどのボリューム。それに追加の蟹一杯。この蟹はダーリンがほとんど一人で平らげていたけれど!ナッツとベリーには、先に白いごはんだけ持ってきてもらい、持参のふりかけ添えて、北陸産のお魚と、加賀野菜と一緒に頂きます。口にした事のない魚や、加賀野菜のくわいなど、見た目も良かったです。最後のデザートが来る頃にはもうお腹がいっぱい。子どもとシェアして、腹10分目。それでもデザートは別腹で全部頂きました!

vol.03 雪の山中温泉 ゆげ街道 へつづく】

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雪の北陸道 加賀・山中温泉へ

雪の年末 山中温泉・金沢・富山温泉ドライブ旅行 vol.01

2013.12.29

1週間前から気になっていた天気予報。北陸は大雪予報。心配になり、山中温泉の旅館に電話をし、雪の状況を訪ねてみる。意外にも石川県の山中温泉付近の一般道には雪がないようだ。ただ、従業員さんによれば、福井県の敦賀市付近は気をつけた方がいいとの事。幸い大雪も1日ズレテくれたので、なんとかなりそう。ただ長野経由か、滋賀経由か迷ったけど、中央道から愛知県に出て、それから滋賀に入り、福井を経由して山中温泉に行こう。

9:00 自宅を出発。雪とは無縁の晴天。中央道から岡谷JCTで愛知方面へ車を走らせる。途中駒ケ岳SAで朝食のサンドウィッチやドリンクを買って、先を急ぐ。

12:30 愛知県一宮付近まで来ると車台数も多くなり、ナビを良く見ると渋滞マーク。電光掲示板も滋賀県に入る手前の大垣、関ヶ原付近が渋滞している様子。2時間近くもかかると電光掲示板にあるので、一般道に降りて行こう。一般道はごく普通の流れ。お昼にもなったので、どこか寄ろうかとお店を探すが、全国チェーン店ばかり。高速に入ってからSAで御当地グルメでも食べよう。それにしても、これから雪地帯を走るとは思えない晴天。

米原ICから北陸自動車道に乗る。渋滞もなくスイスイ走って行くと、この先からはチェーン規制。チェーン規制のチェックの為に渋滞。数キロ先にSAがあるけど、のろのろ渋滞・・・

14:00 SAに到着すると歩道には雪が残っている。久しぶりの雪に喜ぶナッツ。そばと軽い丼をさっくり食べて、車内で食べるように、琵琶湖産のB級」グルメ?小アユのフライを買って山中温泉へ向かう。揚げたてで塩が良く効いていて、ナッツもベリーもハマってしまった!

ここから先が勝負。それにしてもSAの出口ではチェーン規制のチェックは行われていない。もちろん、SA入り口でもチェックは行われていなかった。いったいどこでチェックが行われていたんだろう??なんであんなに渋滞が起きていたのか不思議。

滋賀県から福井県に向かうに連れて雪が降り始めた。 だんだん強くなり、温泉の従業員さんが言っていたように敦賀付近になると雪が強くなって来た。周りの車もスピードを落とし50km/h程で走る。幸い雪がそれほど積もっていないので、できるだけ雪がない車線を走行。慣れない雪道は御免。

福井県から石川県に入ればすぐに、加賀IC。ICを降りて一般道に入ると、不思議なくらいに雪は少ない。ここから15分程で目的地の山中温泉だ。途中のセブンイレブンで買い物をして山道を走る。もう時刻は5時。自宅を出発してから約8時間かかって、山中温泉にやって来た。冬の北陸の蟹を食べたいと言う事で、長時間の雪の中のドライブ。今夜は部屋でゆっくりしよう。

【 雪の年末 加賀・金沢・富山温泉旅行vol.02  へつづく 】

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