子連れロンドン バス巡り コヴェント・ガーデン

ロンドン・フランス・スペイン・バスクドライブ with 子連れ vol.6

2018.08.08

14:00 残念なウィストミンスター教会とビッグ・ベンからバスでLeicester Sq.へ

お腹はペコペコ。Leicester sq.で下車。人通りが多い地区。下車付近は中華やトルコ系の料理がちらほら。食べたいのはイタリアン。イタリアンレストランがありそうな方向へ鼻を嗅ぎたてて歩く。鼻の感があったて3,4件のイタリアン。でも満員で30分以上待ち。イタリアンは人気が高い。今すぐ席に着きたいので、他のお店を探す。別のストリートを歩くと白とブルーのちょっと品高そうなイタリアンレストラン「Carluccio’s」デリも併設している。デリでテイクアウィする手もあるけど、どこで食べるかが問題。ダイニングのあるレストランはすぐにテーブルに案内してくると言うので中で食べる事に。外観と印象と違って意外とカジュアル。子連れのグループもいる。でもテキユ(地球の歩き方)を見たら、載っていた!

ビールとパナシェで乾いた喉を潤そう。ランチのセットメニュを2つと単品のパスタ。セットメニュからは前菜にガーリックブレッドとキノコのスープ。メインはボロネーゼとトマトパスタ。なぜかセットにはサラダがないので、アラカルトでサラダとカニのパスタ。

さすがにイギリス!ボリュームも半端ない。半端なくて万歳!皿からこぼれんばかりのキノコスープはナッツとどんぐりの口に合ってあっという間に空っぽ。ガーリックブレッドはデカい!すでにお通しのフォッカチオとオリーブがテーブルに並んでいて、このお通しのフォッカチオとガーリックブレッドでおなかいっぱい。

そしてメインのパスタ。これまたボリュームあり。大飯喰らいの我が家だけど、お通しのフォッカチオっかから始まって、前菜のガーリックブレッドと大盛キノコスープの後に、日本の少なくとも1.5倍~2倍量のパスタ。3品で押さえておいて正解。それでも、ほとんど食べ尽くして、さらにアイスクリームをペロリ。味がよかったので、平げられた。

お腹もいっぱいになったところで、ショッピング。NEAL st.に靴屋さんが多そうだ。NEAL st.に交差するストリート沿いにも靴屋さんは多い。どちらかと言うと、お手頃価格の個性派と言った感じ。革靴もスニーカーも揃う。ただ高級な紳士靴を探すとなるとちょっと難しいのかな。それでもカジュアルに近いビジネスシューズをダーリンは発掘していた。そして、食事を終えた時間なので、どんぐりがトイレに行きたくて仕方がない!無理も承知で店員さんにトイレがあるか尋ねたけど、予定通り返ってきた返事は「あの角にあるバーなら昼から開いているから、トイレもあるわ」と言う返事。ヨーロッパ旅行の難点と言えば「🚻」!!覚悟はしてのヨーロッパ旅行だけど、観光1日目にして🚻問題に直撃。「どんぐり、もう少し我慢だ!」とだましながら、お店を転々とする。

そして、もう限界に来たので、カフェを探す事に。ロンドンの印象として、フランスやイタリアの街の様なカフェが少ない。ぶらりと気軽に飲めるカフェが少ない。とりあえず見つけたのはブラッスリー。しっかりしたウェーターがいるブラッスリー、今はお腹がいっぱい。ただトイレを借りたい。ダーリンのビールとみーこのレモネード、ミネラルウォーターを頼んで、地下のおトイレ貸してください!

喉も潤って、しっかりトイレも済ませて再度、周辺の散策。あの人だかりは何だろう…?そう言えば、この辺にコヴェント・ガーデン・マーケットがあるはず!と人だかりに近づいてみると、そこがコヴェント・ガーデン・マーケットだった!なんだ、さっきのブラッスリーのすぐはす向かいほどにあったんだ!外では大道芸の演技や演奏、歌などが披露されている。建物の真ん中が筒抜けになった開放的なマーケット。お店は紅茶や飲食店、雑貨やお土産など観光客向けの作り。ちょっと休憩するにいいお店が入っている。なんだ、ここでお茶すればよかった。トイレもあるし…もっと下調べをしておくべきだったと後悔…

スルーしようと入った紅茶屋さんで試飲。紅茶よりもホットチョコレートに感激‼牛乳で割っているけど、なんて濃厚なホットチョコレート。感激して紅茶でなくチョコパウダーをゲット。1缶£6。

建物の外にも露店がいっぱい。アラブ系商人が営んでいるお土産屋さんが安い。同じようなキーホルダーでも2個£5のところもあれば5個で£10と値段が違う。そして、ロンドンバスにロンドンタクシー。どんぐりが欲しがらない訳がない。嗅ぎつくようにロンドンバスとタクシーを売る店を探し出すと、早速手に取る。店員さんも近寄って来て「こっちもいいよ。」と差し出してくる。でも、このロンドンバス、すでに家にある…八ヶ岳で見つけて買っていた…ここで探し出してきたのかな~、八ヶ岳ではバス1台¥1500くらいだった。ここではバスとタクシーがセットで£10。そしてどんぐりが一生懸命日本語で「僕ね~、同じバスを持っているよ。お家にあるよ。このバス持ってる~、同じぃ~。」としつこく繰り返す。もちろん、日本語なのでお店のアラブ系の店員さんには何を言っているのか理解出来ない。でも一生懸命楽しそうに話をするどんぐりに好印象を持ってくれている。英語で説明すると、どんぐりの話を理解した店員さんはバスのキーホルダーをおまけしてくれた!どんぐりは上機嫌!「サンキュー!」ってお礼を言って、相手は「ありがと」と日本語で。

お土産探しには持って来いのコヴェント・ガーデン・マーケット。キーホルダーもかわいいし、ロンドンタクシーやロンドンバスの小物もかわいい。どんぐりが飽きたら、みーこコレクションに仲間入りだ。

このコヴェント・ガーデン・マーケット周辺は大道芸が盛ん。ナッツがまだ小さかった頃にこのような全身白銀の大道芸を見せたら「のっぽ、のっぽ」と言って怖がっていた。顔が白くて、動かなくて、そして時に目がぎょろりと動く!小さい子にしたら怖かったな~。それから悪い事をしたり、言い聞かせたいときは「のっぽが来るよ~」と脅していたけど、さすがに1年程前に「のっぽ」の正体がわかり、反撃を買った…よくもダマしたなと…そして、今日そののっぽの正体をじっくり間近で観察している。今はもう楽しんでいる。そして、全然小さい頃から怖がらなかったベリーも楽しんでいる。

そして、困ったのが、どんぐり。ドレス姿に白銀に染まって、宙に浮いているようにしている女性の大道芸人が突然「きゃー!」と言った。それもそう、目線にスカートがある事をいい事にスカートの中を覗いていたどんぐり…4歳児だからまだ許されるけど、大人なら警察行きだ…ホントに困ったどんぐり。

歩き疲れたので、ホテルに戻ろうとするも、どうもNEAL st.近くにあった靴が気になる。ダーリンにお願いして靴屋に寄ってもらった。その気になった靴を買ってから気づいた事…紙袋に大きな虫の絵が…それは「FLY」つまり蠅…デカデカと紙袋に描かれた蠅。なぜ蠅…そしてさらに靴の中にも蠅の絵が…もう買ってしまった…よく見なかった。まさか、蠅だったとは…店の名前だって気にしていなかった…靴の中の絵、までもよく見ないし、目が悪いと細かい物を見落としたり…あ~よく見ておくべきだった…にしても、なぜ蠅????結構リアルに描かれている。よく考えると、H&Mの子ども服のモチーフにちょうちょやカナブンがリアルに描かれていたり、南仏では蝉がリアルにモチーフになっている。虫のモチーフが結構当たり前だ。

でも、なぜ?蠅???私はこれから、この蠅を踏みながら歩かなければならない…

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【 vol.07へつづく 】